日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2012年3月7日、クラウド/仮想化環境における障害発生を事前に予測する分析ツール「HP Service Intelligence」を発売した。システムの挙動の周期性やトポロジーを分析して、サービスダウンなどのインシデント発生を平均30分前に検知する。 HP Service Intelligenceは、同社のリアルタイム運用データベース「Run-Time Service Model」に蓄積された分析データを、独自の解析エンジン「Real-time Anomaly Detection Engine」を用いて分析して、システム障害の発生を事前に予測するツールだ。Run-Time Service Modelでは、機器/サービスの稼働状況やパフォーマンスなどのシステム構成要素を分単位で収集している。このデータを基に、HP Service Intellige