既報の通り、来年5月に東京・歌舞伎座で行われる「五月大歌舞伎」で、菊之助が八代目菊五郎、丑之助が六代目菊之助を襲名。襲名披露公演は、5・6月と続けて歌舞伎座で行われたあと、7月に大阪・大阪松竹座、10月に愛知・御園座、12月に京都・南座、2026年6月に福岡・博多座でも実施される。会見には、尾上菊五郎、菊之助、丑之助、そして松竹の迫本淳一取締役会長、山根成之取締役副社長が登場した。迫本は、菊之助が八代目菊五郎を襲名したあとも、当代の菊五郎は七代目菊五郎を名乗り続けることを説明。菊五郎は「七代目、菊五郎でございます(笑)」と、七代目を強調して自己紹介し、そのおちゃめさで会場の笑いを誘う。襲名後に同時に2人の菊五郎が存在することについて、「紛らわしいかもしれないのですが、52年間名乗らせていただいたお名前を今さら変える気はなく、七代目菊五郎のまま、歌舞伎人生の幕を閉じたいと思っております。これ