ゴールドラッシュ、錬金術、徳川の埋蔵金、古くから人々は金に魅了され一攫千金をめざし様々な試みを行っているわけだが、そんな中、米ミシガン州立大学の微生物学研究科のカゼム・カシフィ教授と電子工学科のアダム・ブラウン助教授が、「Cupriavidus metallidurans」というバクテリアが、自然界に存在する塩化金を消化し、純金(24金)の砂金の排泄物を生み出すことを発見したそうだ。
完全自動運転の車が切り開く未来...いよいよカリフォルニアでも路上走行テストを開始2012.09.27 12:00 湯木進悟 いつか日本へもやって来るのかな? 人間のドライバーがハンドルを握って運転していなくても、もう完全自動操縦システムによるロボットカーが目的地へと安全に連れて行ってくれる...だなんて、まさに夢のような話にしか聞こえないかもしれませんけど、すでに米国ではグーグルが以前から本格的なテストを開始していますよ。そしてこのほど、比較的車の少ないエリアのみならず、とうとう新たに大渋滞が日常茶飯事の都市部にまで進出してきちゃうそうです! サイエンス・フィクション(SF)の世界が明日は現実になるということを、いままさに我々は目の当たりにしているところだ。 そんなふうに喜びのコメントを発表しながら、米国カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事が、完全自動運転式の車の公道走行を許可するS
前立腺がんの新薬「Zytiga」、臨床試験が中断されるほどの効果2012.06.06 20:00 福田ミホ こんなに効く薬、早く全員使えるように! というくらいすごいみたいです。 Johnson & Johnsonの前立腺がん向け新薬、「Zytiga(ザイティガ)」が臨床試験でてきめんの効果を見せました。 前立腺がんを発病する人はアメリカでは毎年20万人もいて、毎年3万人が死亡しているのですが、転移する前に発見されれば治療も可能です。ただし骨に転移することが多く、そうなるとホルモン療法への耐性ができてしまい、前立腺がんの生存を助けるテストステロンをブロックできなくなります。 Zytigaには、がん細胞の中に入り込んでテストステロンの生産をストップさせる効果があります。また、がんが転移して他の薬が効かない場合でも、その効果は持続します。すでにZytigaは昨年FDA(アメリカ食品医薬品局)か
人の探究心、そしてそれによる科学はとどまるところを知らない。 DNAは私たちを作る根本的なもの。持って生まれた決められた情報。これは、言ってしまえば書き換えできない読み取り専用ファイルのようなものです。しかし、この読み取り専用ファイルに書き込みができるようになるかもしれないというから、人間の在り方が根本的に変わりそうです。 スタンフォード大学の研究チームが、DNAの書き込みに成功。と言っても今回が初ではありません。以前にもタンパク質を使用してDNAに似た様な実験を行ったことがありました。が、今回はDNAに直接働きかけ、融合可能なデジタル細胞を作ることができるという、実に画期的で効率的な方法での初の成功例です。 研究では、細菌感染したウイルスから複合した遺伝子成分を大腸菌のDNAに注入。注入されたもの中にあるのは、DNAを切り貼りするための酵素を作り出すシステム。これは、まるでパソコンで「カ
水滴のついた植物の葉にとまる虫。ドイツ・ヘルデッケ(Herdecke)にて(2011年6月20日撮影)。(c)AFP/BERND THISSEN 【10月1日 AFP】太陽光で水を分解して水素を取り出す「人工の葉」を開発したという米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)のダニエル・ノセラ(Daniel Nocera)氏らによる論文が30日、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 この「人工の葉」は両面に触媒をつけたシリコン製の太陽電池で、水の入った容器に入れておくと、一方の面に酸素の泡がつき、もう一方には水素の泡がつく。この水素をエネルギー源として利用する。こうして得られた酸素と水素を燃料電池で化合させれば、再び水になる際に電流を取り出すこともできる。 ノセラ氏によると、この「人工の葉」は豊富に存在する安価
★「科学面にようこそ」の全バックナンバーへ ★アスパラクラブ内のブログ一覧へ 朝日新聞科学面のトップ記事と取材後記をご紹介しています。原則、月曜朝刊記事→水曜、木曜朝刊記事→土曜に掲載します。 素粒子ニュートリノは光より速い――世界を駆け巡ったニュースは「現代物理学の枠組みを覆す」「タイムマシンが存在できる」と驚かれた一方、懐疑論も噴出した。疑ったのは発表した国際研究グループOPERAのメンバー自身でもあった。 研究グループが26日、名古屋大で開いたセミナーで、名大教養教育院の小松雅宏准教授は「あらゆる否定を試みたが、否定できなかった」と説明した。 本来は「ニュートリノ振動」と呼ばれる現象を調べるのが目的。今回、ニュートリノの速度を精密に測定したのはおまけの実験だ。光速より遅いか誤差の範囲内で光速と同じという当然の結果が予想されていた。 今回の実験結果に関してCERNで開かれたセ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く