今回は、前回の記事で触れた書籍、G.ガルシア=マルケス『ぼくはスピーチをするために来たのではありません』(木村榮一訳、新潮社2014)についての紹介です。 ぼくはスピーチをするために来たのではありません 作者: ガブリエルガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arquez,木村榮一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/04/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る この書籍はガルシア=マルケスが1944年~2007年までおこなった22回の講演をまとめたものです。ただし、最初の1944年のものは17歳の時のもので、作家として本格的に講演したのは1970年から。 ガルシア=マルケスは大の「講演恐怖症」だったらしく、生涯でおこなった講演はこれだけなんだそう。この本に収められているもののうち2本はノーベル賞関係(授賞式と晩餐会におけるスピーチ)
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