本気で言っているのに冗談としか受け取ってもらえないとき、われわれは究極の歯がゆさを味わう。たとえば、あなたが満を持して「君のことをずっと好きだったんだ」と告ったのに「あはは冗談でしょ?」と返され、「僕の目を見てくれ、本気なんだ」と食い下がっても「顔に冗談って書いてあるわ」といなされた場合などがそうである。 米国ウェストバージニア州マーティンズバーグで、5月9日午前4時ごろのこと、コンビニ店に男が押し入り、店員に金を出せと迫った。だが、店員には男が自分を笑わせようとしているとしか思えなかった。 男は、青色の女性用パンティを顔に被っていた。手には、ピストル型のライターを持っていた。店員が男の要求に応じなかったことは言うまでもない(というか、店員は、男が本気で金を要求しているとさえ思わなかったわけだが)。 すると、男はすぐにあきらめて、外に停まっていたジープ・チェロキーに飛び乗って逃走した。店員