医療計画の6事業目に「新興感染症対策」を盛り込み、「平時の取り組み」(例えば感染症拡大時に対応するための準備など)と「感染拡大時の取り組み」とを分けて整理しておく―。 また地域医療構想の考え方は維持したうえで、感染症対応については「医療計画」に沿って行うこととする―。 さらに約440の公立病院・公的病院等に求められている「機能の再検証」については、今冬の新型コロナウイルス感染症の状況を見てスケジュール等を検討していく―。 12月14日に開催された「医療計画の見直し等に関する検討会」(以下、検討会)でこうした方針が了承されました。近く社会保障審議会・医療部会の了承を経て、医療法改正等の準備が進められます。 医療計画の6事業目に「新興感染症対策」を盛り込む 新型コロナウイルス感染症が依然として猛威を振るっており、医療関係者による懸命の努力が続けられています。そうした中で、現下の医療提供体制には