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厳密に言いますと、そもそも日本語には人称という概念はなかったようです。 このことが、「あなた」と呼ばれること自体に無意識裡で不快を感じさせる根本原因だと思われます。 たとえば、「われ」、「手前」、「おのれ」とかはいずれも一人称として使われますが、不思議なことに、同じ語を「わりゃー」、「てめー」、「おのれー」と使うと二人称になってしまいます。 しかも、これはケンカ相手を罵って呼ぶときに用いる二人称ですよね。 要するに、ケンカ相手や気軽な友達、目下を呼ぶ場合はともかく、相手に尊敬の気持ちがある場合、日本人は、古来相手を二人称で呼ぶなどということなどとてもできないと感じてきたということです。 そもそも、日本人が人称とか時制とかという概念を持つようになったのは、英語などのラテン文法を学ぶようになったからであって、日本語にそういう概念を当てはめること自体にそもそも無理があるのではないでしょうか。 た
こんにちは。 この質疑も大分落ち着いて、私が今更、回答しようかどうしようかと考えたのですが・・・私の個人的意見を書かせていただきますね。 私は個人的に「あなた」と呼ばれるのは好きなほうではありません。 ですので、ハンドルネームで呼んで頂けたほうが嬉しく思うほうです。 以前は「あなた」と呼ばれ、高圧的な印象を受けたこともありました。 何で、そんなことを思うようになってしまったかというと、Yoshi-Pさんの仰るように「心の中では不愉快に思いながらも冷静に冷静にと感情を抑えつつ回答するときに「あなた」という言葉を使っている人」に会ったからです。 その時は、恥ずかしながら、このサイト上で喧嘩(?)のようになりましてね。(^^;) 「あなた」という言葉にかなり過敏に反応するときもありました。 でも、先日、質問をしたときに、回答文中に「あなた」「貴女」を連呼されたのですが、そのときはまったく不愉快に
目上の人に「あなた」はNG!?ビジネスシーンで使える相手の呼び方 2017年4月3日 2017年11月24日 言葉の使い方 敬称 マナラボ編集部 「あなた」という呼びかけは敬語として正しいのでしょうか?「あなた」はなぜ適切でないのか、目上の方に呼びかける時、「あなた」に代わる表現についてもご紹介します。 ビジネスシーンで目上の人に「あなた」は適切ではない 「あなた」という呼び方は、これは目上の方に使う言葉ではありません。自分とは対等、もしくは下のものに対して使う呼び方です。対等であっても、上から目線に感じる方もいます。自分では敬語として用いたと思っていても、相手を不快にさせる恐れもあります。少なくとも、上司や取引相手に対して「あなた」と呼びかけるのは失礼にあたるため、使用をさけましょう。 目上の人の正しい呼び方は? 目上の方に「あなた」が使用できないときは、どのように呼びかければいいのでし
TEL: 0198-23-6807 FAX: 0198-23-6807 uccjhanamakichurch@gmail.com 当ホームページで引用している聖書はすべて『聖書 新共同訳』に拠っています。その著作権は以下に帰属します。 (c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of TheCommon Bible Translation, (c)財団法人 日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988 Copyright(C) 2024 The United Church of Christ in Japan Hanamaki Church All Rights Reserved. 2017年3月26日 主日礼拝 聖書箇所:詩編7編 「主よ、あなたを避けどころとします」 「敵への報復」を願う詩 花巻教会では昨年から月に一度、
日本語で性格がまるく! 日本語ができて変わったことは、とたずねると、「性格がまるくなった」とボビンさんは答える。 「日本語って基本的にすごくやわらかい。たとえば、日本人でもアメリカに行くと性格が変わってくるじゃない。もっとフランクになったり。年上とか年下とか関係なくyouって呼ぶから。日本語だと、年上に『あなた』とか、『おまえ』とか絶対言わない」 日本でも伝統的な価値観が崩れはじめ、厳しい上下関係を疑問視する声もある。そんななか、ボビンさんは日本式の上下関係の大切さを実感したのだという。 「色々大変な面もあるけど、やっぱり長く生きている人はそれだけいろいろ経験している。尊敬とまではいかないとしても、たとえば『おまえ』とは言わない。『◯◯さん』で、ひとつの区切りを持って接する。そういう風に言葉を通して勉強になった部分はあるね」 日本に来たら、日本語をしゃべらないと! 世界共通語としての地位を
本書は、装丁や書きだしを見る限り、いかにも軽い読みものという印象を受けるため、重要な研究とはとても思えませんでした。ところが、読み進んでみると、幸いというべきなのでしょうが、その予測は完全に外れました。わが国の専門家によるものには珍しく、世界に先駆けた、きわめて斬新かつ重要な研究であることが、疑問の余地なくわかったのです。 身近に観察される末端の現象を糸口にして、従来の学説を参照しながらもそれにとらわれることなく、確実に足固めをしながら、ことの本質に一歩ずつ迫ろうとするのが科学の本来のありかたですが、本書の研究は、そうした科学の作法にきちんと則って行なわれています。そして、驚くべきことに、自閉症のことばという狭い領域にとどまらず、自閉症の本態そのものへ、さらには、ことばというものの本質へ肉薄しようとすらしているのです。 今まで、アカデミックな機関のなかで行なわれる研究には瞠目すべきものはほ
『自分に「あなた」や「お前」と呼びかけたほうが、「私」や「自分」を使って言い聞かせるよりもパフォーマンスが向上することが、最新の研究から明らかになった』という記事に、言語によって実験結果に差が出るだろうかという疑問から、日本語の二人称と敬語の特異性の話題に発展。興味深いです。
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