寓話『土神ときつね』に登場する土神とはどんな神なのか 目次 第1稿-記紀神話,神道,アイヌの神との関係- はじめに 1.物語の舞台と時代および〈土神〉の性格 2.〈土神〉は土地を守護する地主神である 1)記紀神話や神道に登場する土の神 2)アイヌの土の神 3)東北の先住民にとっての土の神 第2稿-〈土神〉の棲む祠近くの植物- 1)苔 2)からくさ 3)短い蘆 4)あざみとかもがや 5)背の低いねぢれた楊 第3稿-鬼神との関係- 3.〈土神〉はタチの悪い神で,北上平野の沼や北上山地の森に出没する「鬼神」で ある 4.「鬼神」はアイヌの神と関係する。 5.〈土神〉は「薬叉」や「樹神」とも関係がある 第4稿-蝦夷との関係- 6.東北の「アイヌ」は「蝦夷」のこと 7.「蝦夷」と赤い鉄の渋との関係 第5稿-東北の祭りとの関係- 8.〈土神〉は東北の祭りと関係する 1)昆沙門まつり 2)谷権現まつり
1 「日本の子どもの文学ー国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」 天沢退二郎さんに聞く ―21 世紀の宮沢賢治― 可能性の宝庫としての「宮沢賢治」 2012 年 10 月 6 日(土) 国際子ども図書館ホール(3 階) <講演> 講師:天沢退二郎氏 三つのキーワード:21 世紀・子どもの文学・可能性の宝庫 21 世紀の宮沢賢治、21 世紀ということと、それから国際子ども図書館の日本の子どもの 文学の展示会での講演会と聞いてきましたので、子どもの文学ということでお話しします、 といっても宮沢賢治という人は、子どものための文学、童話だけを書いたのではなくて、 詩もたくさん書きましたし、また、一口に賢治童話と言われるものの中にも、子どものた めと限定するようなものではないお話もたくさんあるわけで、つまり、子どものための文 学というのは宮沢賢治にとって重要なキーワードでありますけれども、これで全部を
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銀河鉄道の夜・四次稿編 第1巻 全4巻、完結! こちらは第1巻となります。 1983年「銀河鉄道の夜」、1985年「銀河鉄道の夜【初期形】ブルカニロ博士篇」に次ぐ、三度目の漫画化。 2020年1月から「赤旗日曜版」連載開始で大きな反響を呼んでいるますむら版「銀河鉄道の夜・四次稿編」。 綿密な考察の元、新解釈を加え、猫の姿に託して描かれる宮沢賢治世界。大判の誌面に新聞連載時のカラーをより美しく再現して、話題作が早くも書籍化。 ジョバンニが走る、カンパネルラが振り向く。 不思議を乗せて銀河鉄道はケンタウロス祭の夜を走る。愛蔵版をぜひお手元に。 本作は全600ページの大作となります。今回は物語序盤を収めた第1巻の刊行となります。 作画 ますむらひろし 原作 宮沢賢治 第1巻 本体価格 1,700円+税(税込1,870円)B5サイズ上製本 本文168ページ 全4巻予定 発行所 有限会社風呂猫
この論文は1991年に書きました。若書きであり浅学非才、すべての面にわたって拙いものですが、内容についてはあえてそのまま掲載しました。文章表現については全体に句読点の打ち直しや表現の統一などを行い、若干改めました。また、文中に出てくる作品の中で現在Web上で電子テキストの形で読めるものについてはそのページへハイパーリンクすることにし、他には作品文献の出典などを附記・詩を部分引用から全編掲載に変更するなどしました。(2002.1.25) 『銀河鉄道の夜』電子テキスト(含む論考・作品研究など) 青空文庫>『銀河鉄道の夜』(いわゆる最終形) 底本:「新編 銀河鉄道の夜」新潮文庫(1989.6)、底本の親本:「新修 宮沢賢治全集」筑摩書房 森羅情報サービス>銀河鉄道の夜・原稿の変遷 「銀河鉄道の夜」原稿の変遷を色分けで表示したもの。労作。 『銀河鉄道の夜』初期形 『銀河鉄道の夜』最終形 賢治の見た
季節でいえば夏ですよ。 カラス瓜が実るのが8~9月ですし(そこから言えば7月は厳しいかも)、作中に日が沈んでそれほど経っていない感じがするのに、琴の星(ベガ)やサソリの赤い星(アンタレス)が見えたと書いてありますからね。 夏以外ではそういうことにはならないのです。 http://pliocena.com/rail/date.html 『銀河鉄道の夜』はいつか? という銀河鉄道の夜の検証サイトがあって、星座だけじゃなくて、賢治の故郷(岩手県花巻市)の祭りなどの様々な要因を総合すれば、ジョバンニが銀河鉄道に乗った時刻はおよそ8時ちょっと過ぎで、日付けは、月が見えない旧暦の七夕=つまり新暦の8月の中旬くらいが妥当なセンだろうと結論されています。 かつて自分も原作の記述を追って、星座盤を見ながら、推理をしたことがあって、一番解けなかった謎だったのが、「北のおおぐま星」という記述と、カンパネルラが「
●全3ページに分割しています。 岩手県立美術館で開催中の企画展「ますむらひろし展 ―アタゴオルと北斎と賢治と―」に行ってきた。1月13日の関連イベント「作家と巡る宮沢賢治ゆかりの地バスツアー『ますむらさんとイーハトーブ波を受信しよう!』に当選したのだ。前日に行なわれたアーティスト対談、サイン会と併せて楽しんできた。 「ますむらひろし展 ―アタゴオルと北斎と賢治と―」 (2019年1月3日~2月17日、岩手県立美術館) バスツアーは定員15名に対し101名の応募があったそうで、当選出来たのは幸運だった。参加出来なかった方のために、少しでも雰囲気を共有したい。 昨日は、作家と巡る宮沢賢治ゆかりの地バスツアー「ますむらさんとイーハトーブ波を受信しよう!」を開催いたしました。 101名の応募の中から当選された15名の方々と、牧野立雄さん、ますむらひろしさんの素敵なガイドで、濃い時間を過ごすことがで
著者 松本 隆 定価 864円(本体800円+税) 仕様 A6判/256ページ 発売日 2016.1.20 ISBN 9784845627509 賢治自体が矛盾したように書いているから 絵にしたら変なんです 前回に続いて今回は、ますむらひろしさんのライフワークとも言える宮沢賢治にまつわるお話を中心に伺っていきたいと思います。『エッセイ集 微熱少年』(立東舎文庫)で1975年にプロデビューした後、1982年の『銀河鉄道の夜』で大ブレイクしたますむらさん。今ではジョバンニやカンパネルラが人間で描写されると違和感を覚える人の方が多いと言われるほど、擬猫化された『銀河鉄道の夜』は“常識”となっています。でも、意外にも作品発表当初は批判もあったとか。いろいろ難しいですね! なおますむらさんは2016年2月6日からは八王子美術館で特別展「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL×HOKUSAI」が始まる
地球照ある七日の月が、 海峡の西にかかって、 岬の黒い山々が 雲をかぶってたゞずめば、 そのうら寒い螺鈿の雲も、 またおぞましく呼吸する そこに喜歌劇オルフィウス風の、 赤い酒精を照明し、 妖蠱奇怪な虹の汁をそゝいで、 春と夏とを交雑し 水と陸との市場をつくる ……………………きたわいな つじうらはっけがきたわいな オダルハコダテガスタルダイト、 ハコダテネムロインデコライト マオカヨコハマ船燈みどり、 フナカハロモエ汽笛は八時 うんとそんきのはやわかり、 かいりくいっしょにわかります 海ぞこのマクロフィスティス群にもまがふ、 巨桜の花の梢には、 いちいちに氷質の電燈を盛り、 朱と蒼白のうっこんかうに、 海百合の椀を示せば 釧路地引の親方連は、 まなじり遠く酒を汲み、 魚の歯したワッサーマンは、 狂ほしく灯影を過ぎる ……五がつははこだてこうえんち、 えんだんまちびとねがひごと、 うみはう
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