元日本代表監督で、現在モロッコ代表監督を務めるバヒド・ハリルホジッチ氏(70)が、同国代表監督を退任するすることが濃厚となったと11日、仏紙「レキップ」(電子版)が報じた。 2019年8月にモロッコ代表監督に就任。今年3月にW杯カタール大会出場に導いたが、主力選手をピッチ外の問題で排除。メンバー選考に関して疑問視する声があがっていた。今年5月には解任論が高まったが、モロッコ協会は解任を否定。事態は収束しかけたが、ここにきて問題が再燃したという。 同紙は「W杯のベンチに立つべきではない。(モロッコ協会会長と)ハリルホジッチ監督は契約解除に向けた話し合いを行っている」と報道。「一種の呪い」と記し、日本代表監督在任中だった18年4月にもW杯ロシア大会直前に解任されていることを伝えた。