政府は、2月最初の平日を「サイバーセキュリティの日」と定め、インターネットやスマートフォンなど情報通信ネットワークに潜む危険の啓発に取り組むことを決めた。 初回となる今年は2月3日が該当し、専門家を招いたシンポジウムを開くほか、ウェブサイトなどで広く注意を呼びかける。 政府は、2006年2月に情報技術(IT)活用の安全対策「第1次情報セキュリティ基本計画」を定めたことから、2月を「情報セキュリティ月間」と位置付けて様々な取り組みを行ってきた。一方で、最近は、動画再生ソフトの更新を装ってウイルスに感染させたり、スマートフォンのアプリで個人情報を抜き取ったりするなど、一般ユーザーを狙ったトラブルが相次いでいる。政府はこうした状況を踏まえ、セキュリティ月間の冒頭に注意を呼びかける日を設けた。