(2011年8月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) そのテレビは鮮やかで、デザインは洗練されており、生産するのが非常に難しかった。だが、ソニーの技術者たちが新しいトリニトロン管を所定の位置に置く方法を習得した時、彼らは世界的なヒットを生み出した。 トリニトロンがソニーをトップクラスの家電メーカーへと飛躍させてから40年以上の歳月が経った今、業界ウォッチャーが知っているように、状況はあまり芳しくない。 ソニーのテレビ事業は8年連続の赤字 韓国のサムスンとLGは、ブラウン管を使わない薄型テレビの販売でトップを走っており、ソニーのテレビ事業は8年連続の赤字に陥っている。 薄型テレビの時代に苦戦している日本メーカーはソニーだけではない。日立製作所、東芝、シャープも市場でシェアを失っている。 証券会社CLSAの調査によると、日本の電機メーカーは過去10年間で、全体の市場シェアのほぼ3分の1を台
ソニーが、独自のVODサービス「Video On Demand powered by Qriocity (“キュリオシティ” ビデオオンデマンド)」を1月26日から国内でも開始する(関連ニュース)。 VOD Qriocity(Qriocityには音楽配信サービスも存在するので、本稿ではこの略称を使用する)は昨年4月に米国で開始していたが、いよいよ同サービスが日本に上陸することになる。アップルもiTunes Storeでの映画配信を国内で開始しており、この分野での争いが激化することは間違いない。 iTunes Storeの映画配信はPC/Mac、iOS端末のほか、Apple TVを使えばテレビでも楽しめる。対するVOD Qriocityは、国内でのサービス開始時点ではBRAVIAでしか使用できない。 このようにターゲットデバイスが異なるので単純に比較するのは無理があるが、価格体系など似ている
ソニーが、シャープの持つ世界最大級の液晶テレビ用パネル合弁生産会社(大阪府堺市)への運営参加を見送る方針を固めたことが27日、明らかになった。 合弁会社への追加出資をとりやめ、より低価格の台湾製品の調達比率を現在の約3割から5割程度に高める。円高が続くうえ、世界のテレビの売れ行きが減速しているためだ。かつて日本企業の独壇場だったパネル生産の海外への流出が加速することになり、シャープの経営戦略にも影響が出そうだ。 ソニーとシャープは2009年7月に、両社にパネルを供給する合弁会社を設立することで合意し、同年10月から生産開始した。株式の約7%を持つソニーは、さらに11年4月末までに持ち株比率を最大34%まで高め、経営に本格関与する計画だった。 しかし、ソニーの今年度のテレビ事業が赤字の見通しとなったことなどから、パネル調達計画も見直さざるを得なくなった。 国内の薄型パネル生産は、製造業の数少
世界初のGoogle TV採用HDTV「Sony Internet TV」に触ってみた!2010.10.14 11:30 satomi いよいよソニー製Google TV「Sony Internet TV」が今週末アメリカで発売ですね! 発表記者会見で「世界初のGoogle TV採用HDTV」( 素晴らしいリモコン)見たとこですけど、全然悪くないです。値段もいいし。下のは先月androidandmeが撮った初映像ですけど、薄...! 壁に1枚掛けても邪魔にならないですねー。 ハードウェア ・Sony Internet TVは4サイズ。24V型600ドル(5万円弱)、32V型800ドル(6.5万円強)、40V型1000ドル(8万円強)、46V型1400ドル(11.5万円弱) ・全機種ともフルHD(1920x1080p)で、CCFLバックライトの24V型以外はエッジライト式のLEDバックライト
Cellとは 今回のCESで発表された東芝の次世代液晶テレビ(次世代REGZA)、いわゆる「Cell TV」は、高速プロセッサ「Cell」を搭載したことが最大の目玉。Cellは本製品における中央演算装置であり、パソコンにおけるCPUと同等の役割を果たす。単純にいえば、Cellという強力なCPUを搭載することにより演算能力が改善され、画像処理などのパフォーマンスが飛躍的に向上するということだ。 Cellは、東芝とソニー(SCE)、およびIBMが共同で開発したプロセッサ。1基に9つもの中核回路(コア)を搭載したマルチコアCPUで、複数のプログラムを高速に並列処理することを得意とする。9つのコアのうち中心的な役割を担う「PowerPC Processor Element」(PPE)は、かつてAppleのMacintoshシリーズにも搭載されていたPowerPCをベースに設計されている。PLAYS
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