厚生労働省の分科会は17日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した23~93歳の男女12人について、因果関係を否定できないとして、死亡一時金などの支給を決めた。 死亡例で国の適用制度が認定されたのは計53人となった。 厚労省によると、12人中11人は高血圧や糖尿病などの基礎疾患があり、脳出血や急性心不全などが死因だった。
厚生労働省の分科会は17日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した23~93歳の男女12人について、因果関係を否定できないとして、死亡一時金などの支給を決めた。 死亡例で国の適用制度が認定されたのは計53人となった。 厚労省によると、12人中11人は高血圧や糖尿病などの基礎疾患があり、脳出血や急性心不全などが死因だった。
オミクロン株対応ワクチンの接種を受ける男性(左)=東京都港区で2022年9月20日午前9時35分、幾島健太郎撮影 政府が医療機関に対する新型コロナウイルスワクチン接種業務への特例的な支援の見直しを進めている。支援はワクチン接種を急加速させる効果があったが、支援額そのものが適正だったのかという検証はなされていない。毎日新聞が入手したある病院の経理資料からは、支援によって病院経営が劇的に改善した実態も浮かび上がる。 「こんなにもらっていいの」 ある地方都市の総合クリニック。繁忙期を除き、毎月700万~800万円の赤字を抱えていたが、新型コロナが拡大した2020年1月~22年9月末は大幅な黒字に転換した。 経営改善を支えた要因の一つが、ワクチン接種業務だ。このクリニックでは当初、接種業務を「割に合わない」と判断し、地元の開業医らに任せる考えだった。 しかし、接種回数が多い医療機関に国や自治体が補
厚生労働省は17日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した213件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、184件を認定、28件を否認、1件を保留とした。【新井哉】 今回の審議(10-40歳代)で認定された184件の年齢別では、40歳代が55件で最も多く、以下は、30歳代(50件)、20歳代(42件)、10歳代(37件)の順だった。 疾病・障害名については、痰、嘔吐、嘔気、微熱、頭痛、薬疹、腰痛、発熱、動悸、下痢、悪寒、脱水、浮腫、尿閉、腫脹、熱感、脱力、口渇、咳嗽、腹痛、胸痛、皮疹、頻脈、不眠、失神、脳出血、心筋炎、心膜炎、倦怠感、蕁麻疹、脱力感、脱水症、脊髄炎、めまい、息切れ、肝障害、しびれ、関節痛、呼吸苦、筋肉痛、中毒疹、口内炎、めまい症、痙攣発作、帯
約2千件ある新型コロナウイルスワクチン接種後の死亡報告のうち、42歳の女性について、専門家が初めて「ワクチンとの因果関係が否定できない」と認定したことが10日、厚生労働省の公表資料で分かった。 【写真】ワクチン接種後の死亡で 夫「納得できるよう説明を」 資料によると、女性は昨年11月5日午後に米ファイザーのオミクロン株対応ワクチンの接種を受け、同日中に死亡した。接種の約5分後から徐々に体調が悪化し、約15分後に呼吸が停止。接種から1時間40分後に死亡が確認された。 女性は高度肥満や高血圧、糖尿病だったが、画像検査では死亡につながる具体的な異常は見つからず「ワクチン接種と死亡との直接的因果関係は否定できない」と結論付けた。
確かに事例のすべてがワクチンが原因と言い切れないが、すべてが「ワクチンが原因ではない」と断言することもできないはずだ(C)共同通信社 【コロナワクチン「不都合な真実」】 厚生労働省に報告された新型コロナワクチン接種後の死亡事例は1963件、医療機関から報告された重篤事例は計8333件に上っている(予防接種開始の2021年2月17日から22年12月18日まで)。 【写真】新型コロナ5類移行は昨年末から結論ありき…政府「国民の命より金目」の魂胆ミエミエ しかし、現在までに接種後死亡で政府から因果関係が認められた事例は一例もない。また、政府も医学界も、ワクチンによって起こった長期的な体調不良、いわゆる「ワクチン後遺症」の健康被害があることを公式には認めていない。 そのため、接種後に死亡した人や健康を害した人がいても、ワクチン推進側から、「ワクチンを打っても打たなくても、人間は一定の割合で死亡した
新型コロナ対策としてのマスクの着用を個人の判断に委ねるとした政府の方針を受けて、デパートやスーパーなど12の小売業界の団体は来月13日以降、統一的なマスクの着用の推奨をやめ、個人や事業者の判断に委ねることを決めました。 マスクの着用に関するガイドラインを見直したのは、全国のデパートで作る「日本百貨店協会」や、主なスーパーが加盟する「日本チェーンストア協会」、それにコンビニなどが加盟する「日本フランチャイズチェーン協会」など12の業界団体です。 12の団体では現在、新型コロナの感染対策について共同でガイドラインを定め、来店客には店内でのマスクの常時着用をお願いし、従業員にもマスクの正しい着用を徹底するなどとしています。 これに対して、新たな政府の方針を受けた今後の対応を24日、連名で公表し、来月13日以降は統一的にマスクの着用を推奨することはやめ、個人の判断に委ねるとする方針を示しました。
新型コロナ対策としてのマスクの着用について、政府は、3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねる方針を決定しました。 政府は、2月10日夕方、新型コロナウイルス対策本部を持ち回りの形式で行いました。 そして、マスクの着用について、3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねるとした上で、医療機関を受診する際や通勤ラッシュ時といった混雑した電車やバスに乗る際などには、マスクの着用を推奨するなどとした方針を決定しました。 また新型コロナの流行期に、重症化リスクの高い人が混雑した場所に行く際には、感染対策としてマスクの着用が効果的であると周知するとしたほか、症状がある人や同居家族に陽性者がいる人などは、外出を控え、通院などでやむをえず外出する際には、人混みを避けマスクを着用するよう求めています。 さらに学校教育の現場では、新学期となる4月1日から着用を求めないことを基本とするほか、それ
<ワクチン接種に反対する声を「根拠なし」と切り捨ててよいのか。2つのニュースを受け、医師たちが語ったワクチンへの本当の評価とは> 新型コロナの対策として、ワクチンの有効性が議論になっている。 新型コロナが蔓延して3年が過ぎたが、やっと昨年から徐々に経済活動や社会生活が再開されるようになった。そのきっかけはワクチン接種が社会の安寧をもたらしたという側面が大きい。一方で、日本のウイルス学者や医師たちがワクチンの危険性に声を上げている。 現在繰り広げられるワクチンをめぐる議論は、推進派と否定派の間で平行線をたどり、ワクチンを打つべきかどうかの明確な答えを出せないでいる人は少なくないだろう。 日本政府では、元ワクチン大臣の河野太郎デジタル相が「(新型コロナのワクチン接種に反対する)運動を行っている方々のほとんどは科学的に根拠のない話を繰り返している。デマを通じて接種を妨げるのは慎んでいただきたい」
歌手の華原朋美(48)が1月31日夜、YouTubeチャンネルで生配信を実施。新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていないことを明かし、その理由を説明した。 【写真】金髪ウィッグを付けセーラー服にルーズソックス姿の華原朋美 華原は2020年に新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大してから現在までの生活の変化を振り返るとともに、「私はコロナの予防接種っていうのはどうしても怖くて受けられないんですよ」と告白。「インフルエンザみたいにきちんと『予防接種したらこうなりますよ』っていう先が見えているような予防接種じゃないからです」と理由を説明し、「コロナは最近始まって、(予防接種を受けた)結果、『数年後にこうなりますよ』っていうのが出ていないじゃないですか」とコロナワクチンの後遺症を不安視する思いを吐露した。 2019年に出産している華原は、「息子と私2人なので、やっぱり怖いんですよね。数年後、コ
コロナ禍で東京・歌舞伎町のホストクラブは、コロナ前の3倍の売上高だという。客のメインは、女子大学生など18歳19歳の女性。彼女たちが性売買やアダルトコンテンツで稼いだギャラが歌舞伎町に吸い取られている実態を取材しました。その背景には、貧困、福祉が届かない、学費の高騰、教育行政の問題がありました。 中学、高校時代いじめでほとんど登校できなかった美佳さん19歳は、得意分野を活かして受験できるAO入試で、都内の有名私立大学に合格。大学からは、学校に行けるかもしれないと期待しましたが、どうしても周囲に馴染めずに、再び自室にひきこもるようになりました。心配して、どうにか登校させようとする両親と対立、とうとう家を出る決心をしました。家を出る決め手になったのは、Twitterで知り合った同じような境遇の男女が暮らす歌舞伎町近くのシェアハウスに空きが出たからです。シェアハウスの暮らしは、不自由はありますが
ふと気付くと、ぬれたマスクが顔に張り付いて息苦しい。外すのを忘れたまま、シャワーを浴びていた。宿泊施設で合宿した時のこと。一緒に大浴場にいた友達も、マスク姿に違和感はないようだった。 【写真】「倒れるかうつになるかコロナにかかるか」 家での育児が切迫 困窮する家庭の保護者 「もう自分の一部になっている、って実感した。体を見られるより、顔を見られる方が恥ずかしい」 本島北部に住む中学校1年のユリさん(13)=仮名=は笑う。 新型コロナウイルスの流行が県内で始まった小学校4年から、学校生活はマスクと共にある。目元しか知らない同級生も多く、中学1年の終盤になっても、誰が誰かよく覚えられない。 3年前。突然、大人たちに「家の外ではマスクを着けて」と言われ、「変な感じ」がした。でも今、それなしの自分は考えられない。感染が怖いというより、「顔をさらすのは無理」とこぼす。気にならなかった鼻や口元にも、コ
新型コロナワクチンの接種後に亡くなった人について厚生労働省の審査会は12日、ワクチン接種との因果関係が否定できないとして、新たに5人に対し一時金を支給することを決めました。 厚労省の疾病・障害認定審査会は12日、新型コロナワクチンを接種後に急性循環不全で亡くなった36歳の男性や突然死した66歳の男性など男女あわせて5人についてワクチン接種後の死亡の救済対象に認定し、死亡一時金を支給することを決めました。 接種と死亡の因果関係が否定できないとしています。 新型コロナワクチン接種後に亡くなり、救済対象に認定された人の中で突然死は66歳の男性が初めてだということですが、この男性は以前から低酸素性脳症を患っていたということです。 新型コロナワクチン接種後の死亡一時金が認定されたのは、今回であわせて20人となりました。
2022年2月に開催された厚生科学審議会で前出の感染研の鈴木感染症疫学センター長は、「超過死亡はワクチン接種の増加に先立って発生した」と主張し、超過死亡とワクチン接種の関連を明確に否定した。だが、小島さんはこれに反論する。 「2022年2〜3月に観察された超過死亡は追加接種が増加した時期に一致しており、鈴木氏の主張はあたりません。また、感染研は2022年6月に超過死亡のデータの集計方法を突然変えました。変更前のデータと比べて、変更後は高齢者のワクチン接種が始まって以降の『1週間あたりの超過死亡』の増加が観察された週数が、大幅に伸びています」 ワクチン死とコロナ死は似ている ワクチンはコロナ対策の切り札と称賛され、莫大な費用を投じ、国を挙げての接種推進が繰り広げられた。国民の命を守るはずのワクチンを打つことがなぜ、死者の増加を招くのか。もともと、ワクチンの安全性には疑問が投げかけられていたと
実際にコロナ初期の2020年3月中旬から11月のアメリカの超過死亡は少なくとも約36万人に達し、第二次世界大戦の4年間における同国の戦闘死者数29万人をはるかに上回った。それだけコロナは未曽有の災害だったわけだ。 感染症の“実態”を示す超過死亡は、日本では厚労省がインフルエンザを対象に推定を行ってきた。コロナではそれを応用する形で、国立感染症研究所(感染研)が「日本の超過および過少死亡数ダッシュボード」を公表している。 ここでも目立つのは2022年の数字の伸びだ。2022年2月の超過死亡は最小1万3561人〜最大1万9944人、2022年8月は最小1万2232人〜最大1万7968人だった。超過死亡が示す最大の死者数は、厚労省の人口動態統計速報とほぼ一致することも読み取れる。 この人たちはなぜ亡くなったのか。感染研の鈴木基感染症疫学センター長は戦後最大とされる超過死亡の要因について、「新型コ
命を救うはずのワクチンだが、接種を繰り返すとなぜか死者が増えていた。原因はコロナか、がんや心疾患か、それとも別に要因があるのか。一体、いま日本で何が起きているのか──データとデータを重ね合わせて読み解くと、ある不都合な真実が見えてきた。 日本人が猛烈なスピードで命を落としている。厚生労働省が発表した人口動態統計速報によると、2022年は1〜8月だけで2021年の同期間よりも死者数が7万1000人ほど増加した。そもそも2021年は死者数が前年比約6万7000人増と、戦後最大にまで増加したが、2022年はわずか8か月で前年の増加分を追い越した。 増加のペースもすさまじく、2022年2月は前年より約1万9000人増、8月は約1万8000人増となった。2011年の東日本大震災による死者は約1万6000人だったことを考えると、大震災に匹敵する“災害”が2度も発生した計算になる。 原因としてまず考えら
ワクチン接種後に亡くなった遺体の「ある共通点」ワクチンと死亡との因果関係を研究する医師もいます。 広島大学医学部、長尾正崇教授。法医学者として年間100体以上の遺体の解剖を行っています。 長尾医師が注目したのは、ワクチン接種後に亡くなった遺体の「ある共通点」でした。 遺体の体温が「非常に高かった」(広島大学医学部 長尾正崇教授) 「最初の時に気になったのが、警察が検死をした時に遺体の体温が非常に高かったと。33度とか34度とか普通じゃ考えられないような温度だった」 通常、検死をする段階では体温は20度台以下ですが、長尾医師が解剖した4人の遺体はいずれもまだ30度台だったのです。 (広島大学医学部 長尾正崇教授) 「死亡時の体温が非常に高かった。平熱を超えてそれこそ40度を超えるような」 4人の死亡時の体温は42度から44度前後と推定。長尾医師の研究チームは遺伝子の状態を調べました。 この数
接種後死亡、新たに5人認定 新型コロナワクチン―厚労省分科会 2022年12月12日20時06分 厚生労働省=東京都千代田区 厚生労働省の分科会は12日、新型コロナウイルスワクチン接種後に死亡した26~95歳の男女5人について、因果関係を否定できないとして死亡一時金などの支給を決めた。死亡例で国の救済制度が認められたのは計15人となった。 どうする新ワクチン 悩めるあなたへ【解説◆新型コロナ】 厚労省によると、26歳女性は、くも膜下出血を発症して死亡。基礎疾患はなかった。他の4人は70~90代で、脳梗塞などを発症して死亡した。 同省はこれまで、接種後の健康被害に関し計5477件の請求を受理しており、1242件で医療費などの支給を決定した。国の救済制度は予防接種法に基づき、認定された場合は死亡一時金や医療費などが支払われる。 社会 コメントをする
正常細胞が攻撃ターゲットに スパイクタンパク質とはウイルスが細胞内に侵入する際の経路となる細胞表面の突起状の部分を指すが、mRNAワクチンの最大の懸念点は“異物”であるスパイクタンパク質を細胞内で生産することだという。 「mRNAワクチンの特徴は細胞内でウイルス抗原を産生することです。細胞内でウイルスのタンパク質を生産する細胞は免疫システムに“感染細胞”と見なされ、私たちの体はこの細胞を正常細胞であるにもかかわらず“感染細胞”と判断し、キラーT細胞などで攻撃してしまう。実はこのような仕組みのワクチンはこれまで採用されたことはなく、今回が初めてです。この点でmRNA型ワクチンは“ワクチン”と呼ぶより、遺伝子を細胞内に運び込むmRNA医薬品と呼ぶべきだと考えます」(村上氏) 村上氏によると、mRNAワクチンは免疫を抑制する制御性T細胞の活性化などによって、免疫全般に対する抑制作用を起こすことも
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