日本人や中国人、韓国人を含むアジア人は肌の色が黄色い「黄色人種」と呼ばれる。だが、歴史をひもといてみると、アジア人の肌が「黄色」だという認識が広がったのは19世紀になってからだった。 【写真ギャラリー】パリ、ケルン、東京…全世界に広がるBLM(Black Lives Matter)運動 国立台湾大学外国語学部のマイケル・キーバック教授が解説する。 16世紀にはアジア人は「白人」だった東アジア人は、いかにして「黄色人種」と呼ばれるようになったのか──。実は「黄色人種」という分類は、世界の人種をマッピングした結果にすぎず、実際の肌色とは何の関係もない。 16世紀に東洋人と西洋人が交流し始めたころ、西洋からの旅行者や宣教師、大使らは、東洋人に言及する際、たいてい「白人」と言っている。19世紀まで肌色は人種の特徴としてそれほど認知されていなかったので言及自体がめったになかったが、東洋人については幾
ニューヨーク州が新型コロナ感染で死亡した人たちの人種別の比率を公表した/BRYAN R. SMITH/AFP/Getty Images (CNN) 新型コロナウイルスが猛威を振るう米ニューヨーク州の保健衛生当局は8日、新型肺炎の関連情報を提供するウェブサイトを更新し、犠牲者に関するデータなどを新たに盛り込んだ。 ニューヨーク市を除き州内で報告された死者の人種別の比率では、ヒスパニック系(総人口の中での割合は11%)が14%、アフリカ系(黒人、9%)が18%、白人(75%)が62%、アジア系(4%)が4%となっている。 予備段階のデータとしながらも、州内で発生した新型コロナに関する情報の90%にもとづくとしている。 ニューヨーク市での人種別の死者の比率は、ヒスパニック系(市民総数の中の比率は29%)が34%、黒人(22%)が28%、白人(32%)が27%、アジア系(14%)が7%となった。こ
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