兵庫県尼崎市にある「長尾クリニック」。長尾和宏院長(63歳)は、“ワクチン後遺症”に苦しむ患者を、いままで80人以上診てきたといいます。 (長尾医師)「(去年の)11月はじめぐらいから、“ワクチン後遺症”の相談がちらほら舞い込み始めた」 「(ワクチン後遺症は)だいたい10個ぐらいの症状があると思うんですよ。頭痛、めまい。ちょっとグルグル回るみたいな感じかな。そして吐き気」 現われる症状はほかにも、動悸やしびれなどがあり重篤なものだと、歩行障害や記憶障害にも及ぶと言います。 「いずれにしても、副反応とは全く区別していて。長期間、1ヶ月2ヶ月続くということなんです。免疫の異常な反応が起きているとしか考えられないです」 症状が1ヵ月以上続き、日常生活に大きな支障をきたすという“ワクチン後遺症”。一方で、国は“ワクチン後遺症”について、正式には存在を認めていません。 (長尾医師)「どこ行っても『ワ