長引く「新型コロナウイルス」感染拡大で化粧品業界が苦境にあえいでいる。外出自粛、インバウンド需要の消失で化粧品ニーズが変わったためだ。 (株)コーセー(TSR企業コード:290050723、東証1部)と(株)ノエビアホールディングス(TSR企業コード:662279069、東証1部)が発表した直近の四半期決算では、いずれも前年同期比10%以上の減収だった。外出自粛やテレワークの浸透の余波はアパレル業界だけでなく化粧品業界にも広がっている。 1月29日にコーセーが発表した2021年3月期第3四半期決算は、売上高が2041億3500万円(前年同期比18.0%減)、営業利益が111億4100万円(同70.6%減)だった。インバウンド需要の消失と外出自粛が化粧品販売を直撃した。コーセーの担当者は東京商工リサーチの取材に対して「外出自粛が落ち着いた中国市場の需要は復調している」と話す。だが、国内は長引
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3月のフィギュアスケートの世界選手権(モントリオール)は中止となり、思わぬ形でシーズンは幕を閉じた。選手は練習の成果を発揮する場を失ったが、来季へ向けた挑戦はまたここから始まっていく。「氷上の華」とも呼ばれるフィギュアスケートにおいて、女子選手を支える重要なルーティンの1つがお化粧だ。アイスショーなどでメークブースを設置し選手を支える化粧品大手コーセーで、選手のメークを手がける石井勲氏に話を聞いた。 【写真】“ハの字眉”時代の真凜…確かに変わった! フィギュアスケートにおいてメークが担う役割を石井氏は「演じる女性の世界観を高めるもの」と語る。表現力も競技の一部分。選手にとってメークは、大切な準備の1つだ。 コーセーが日本スケート連盟とオフィシャルスポンサー契約を締結した2006年から選手と接してきた石井氏は、色味はもちろん、その選手に似合うメークを伝えて
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