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Spaceに関するsakstyleのブックマーク (1,540)

  • 翼幅世界最大の航空機「ロック」と搭載される超音速航空機「タロンA」

    こちらはアメリカの民間企業Stratolaunch(ストラトローンチ)が開発した空中発射母機「Roc(ロック)」です。翼幅は世界最大の約117mで、ジャンボジェットの愛称で知られる「Boeing 747」のエンジンを6機搭載しています。 【▲ 翼幅約117mの空中発射母機「ロック」。中央翼の下部には超音速航空機「タロンA」の試験機が搭載されている(Credit:Stratolaunch )】 ロケットや航空機などの空中発射を目的に開発されたロックは約250tのペイロードを中央翼の下部に搭載することが可能です。初飛行は2019年4月13日で、2024年5月の時点で合計14回の飛行を実施しています。直近の飛行は2024年3月9日で、ストラトローンチが開発中の再利用可能な超音速航空機「Talon-A(タロンA)」最初の機体「TA-1」による動力飛行試験が行われました。 【▲ 超音速航空機「タロン

    翼幅世界最大の航空機「ロック」と搭載される超音速航空機「タロンA」
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/18
    ストラトローンチ社。https://spacenews.com/stratolaunch-performs-first-powered-talon-flight/ に動画あり。3月9日にタロンAに最初に飛行試験を実施した。今年後半に2度目の飛行試験を予定。
  • インド、3Dプリントエンジン「PS4」燃焼に成功–部品数が14個→1個に

    #ISRO#インド インド宇宙研究機関(ISRO)は現地時間5月10日、3Dプリンティング技術を採用した液体燃料ロケットエンジン「PS4」の高温燃焼試験に成功したと発表した。 PS4は四酸化二窒素とヒドラジンを燃料とするエンジンだ。インド企業のM/s WIPRO 3Dが製造し、インドの極軌道衛星打ち上げロケット「Polar Satellite Launch Vehicle」(PSLV)に採用される計画だ。 ISROの施設で実施された今回の燃焼試験では、約665秒間の燃焼に成功した。ISROによれば、PS4では3Dプリンティング技術により、部品数が14個から1個になった。さらに、19個の溶接継手が不要となり、原材料を大幅に削減できた。また、エンジンの製造時間も60%短縮した。 同エンジンがPSVLに採用されれば、ロケットの打ち上げ頻度の向上につながる。 関連:ISRO

    インド、3Dプリントエンジン「PS4」燃焼に成功–部品数が14個→1個に
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/18
    3Dプリントでつくられたロケットエンジン。PSLVに採用予定
  • パキスタンの超小型衛星が月を撮影 中国月探査機「嫦娥6号」から分離に成功

    中国国家航天局(CNSA)とパキスタン宇宙技術研究所(IST)は2024年5月10日付で、CNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」に搭載されて月周回軌道まで運ばれたパキスタンの超小型衛星「ICUBE-Q」が撮影した画像を公開しました。【最終更新:2024年5月13日15時台】 【▲ パキスタンの超小型衛星「ICUBE-Q」のカメラで日時間2024年5月8日20時56分に撮影された画像。中央左側に月が写っている(Credit: CNSA, IST)】 こちらが公開された画像の1つです。CNSAによると、嫦娥6号から分離したICUBE-Qのカメラを使って日時間2024年5月8日20時56分に撮影されました。中央左側に月が写っています。 嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機で、地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸し、約2kgのサンプルを採取して地球へ持ち

    パキスタンの超小型衛星が月を撮影 中国月探査機「嫦娥6号」から分離に成功
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/17
    パキスタンも衛星作ってるのか。まあ、隣が宇宙大国だしな。中国の探査機にパキスタンの衛星が相乗りしてるのはよく分かるが、ヨーロッパ各国の衛星も結構相乗りしてんだな
  • NASA、「月面列車」研究を進める–磁石の力で浮遊しながら移動、その速さは?

    #NASA#JPL#NIAC 米航空宇宙局(NASA)は米国時間5月1日、月面で浮上しながら移動する列車「Flexible Levitation On A Track(FLOAT)」への、さらなる資金提供を発表した FLOATは、将来の宇宙探査に向けた「SFのような」プロジェクトの開発を目的とした「革新的先進概念」(NASA Innovative Advanced Concepts:NIAC)プログラムの第2フェーズに移行した。FLOATは早ければ2030年代にも実現する可能性があるという。 FLOATは、3層のフィルムトラック上を磁石の力で浮上して移動する。可動部がなく、浮遊することから、車輪や脚などがあるロボットと異なり、摩耗を最小限に抑えられると説明。移動速度は秒速0.5m(時速1.8km)で1日あたり100tの物資を輸送できるという。月面のレゴリスの上に直接敷設するため、地球上での

    NASA、「月面列車」研究を進める–磁石の力で浮遊しながら移動、その速さは?
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/17
    「米航空宇宙局(NASA)は米国時間5月1日、月面で浮上しながら移動する列車「Flexible Levitation On A Track(FLOAT)」への、さらなる資金提供を発表」「「SFのような」プロジェクトの開発」「時速1.8km」
  • 日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」探査機の推進システムで問題発生

    欧州宇宙機関(ESA)は2024年5月15日付で、ESAと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星探査ミッション「BepiColombo」(ベピ・コロンボ、ベピコロンボ)の探査機で推進システムに問題が発生していることを明らかにしました。【最終更新:2024年5月16日12時台】 【▲ 水星に接近する日欧の水星探査ミッション「BepiColombo(ベピ・コロンボ)」探査機の想像図(Credit: spacecraft: ESA/ATG medialab; Mercury: NASA/JPL)】 BepiColomboは日の水星磁気圏探査機「Mercury Magnetospheric Orbiter(MMO、みお)」と欧州の水星表面探査機「Mercury Planetary Orbiter(MPO)」の2機による水星探査ミッションです。ここに両探査機の水星周回軌道投入前までの飛行を担当する

    日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」探査機の推進システムで問題発生
  • 月面基地で宇宙飛行士が健康を保つ方法は「サーカス」が教えてくれる?

    重力が地球の約6分の1であるため、地球と同じようには運動できない「月環境」。米国や中国が独自に月面基地の建設および宇宙飛行士の滞在を計画するなか、月面基地での生活で宇宙飛行士が健康を保つ方法は、思わぬ分野から示唆を与えられるかもしれません。 イタリア・ミラノ大学のAlberto E. Minetti教授が率いる研究グループは、月の低重力環境で健康を維持するために、「ウォール・オブ・デス(死の壁)」と呼ばれるサーカスの曲芸を模した方法を提案しました。地上のようにオートバイの動力を借りなくても、月環境であれば円筒の側面を自力で水平移動できるのだといいます。 【▲ アルテミス計画の一環として建設されるベースキャンプ(拠点)の想像図(Credit: NASA)】 ■低重力環境が人体に及ぼす影響 アメリカ航空宇宙局(NASA)が主導する有人月探査計画「アルテミス」では、月の南極にベースキャンプ(拠点

    月面基地で宇宙飛行士が健康を保つ方法は「サーカス」が教えてくれる?
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/16
    高負荷な運動のために遠心機を利用する提案。しかし、巨大遠心機は現実的ではない。代替策が「曲芸師がオートバイにまたがって円筒の側壁を走行する「ウォール・オブ・デス」というサーカスの曲芸を応用した方法」
  • 小惑星の衛星「セラム」の年齢は200~300万歳 従来と異なる方法での年齢推定

    太陽系に無数に存在する「小惑星」の年齢を知ることは一般的に困難です。表面のクレーターの密度は年齢推定の大きな手がかりとなりますが、この手法が適用できるのは、探査機による接近観測が行われたほんの一握りの小惑星に限られます。 コーネル大学のColby Merrill氏などの研究チームは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機「ルーシー」が接近観測を行った152830番小惑星「ディンキネシュ」の衛星「セラム」について、力学的なシミュレーションを通じて年齢推定を行いました。その結果、セラムの年齢はわずか200~300万歳であり、相当に若いことが示されました。また、この年齢はクレーターの密度をもとに推定された年齢と一致します。 力学的な年齢推定の手法は望遠鏡などの遠隔的な観測方法に適用できるため、他の小惑星への幅広い適用が期待されます。 【▲ 図1: 主星である小惑星ディンキネシュと、その衛星

    小惑星の衛星「セラム」の年齢は200~300万歳 従来と異なる方法での年齢推定
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/14
    小惑星の年齢推定には探査機の接近加速が必要だった。力学的シミュレーションによる推定に成功/ルーシーの探査対象。名前の由来はアウストラロピテクス・アファレンシスの化石の愛称で、この化石と同じくらいの年齢
  • 月の裏側の資源開発に不可欠な電力をわずか3機の人工衛星がワイヤレスで供給するアイディア

    月の裏側での宇宙開発がまた一歩進展する契機になるかもしれません。 モントリオール理工科大学の研究グループは、月の裏側で活動するのに必要な電力を確保する方法として、地球と月とのラグランジュ点(※)のひとつ「L2」に3機の太陽発電衛星(Solar Powered Satellite: SPS)を配備し、月面に設置した受信設備へワイヤレス給電する方法が最適解だとする論文を発表しました。 【▲ 月と地球とのラグランジュ点「L2」に配備した3機の太陽発電衛星(SPS)から月の裏側にワイヤレス給電する仕組みを示した模式図(Credit: Donmez & Kurt(2024))】※…ある天体が別の2つの天体から受ける重力や遠心力と釣り合って、安定できる点のこと。この場合、別の2つの天体は月および地球となり、人工衛星はラグランジュ点近傍の閉じた軌道(ハロー軌道)を周回する。 関連記事 ・まもなく画像公開

    月の裏側の資源開発に不可欠な電力をわずか3機の人工衛星がワイヤレスで供給するアイディア
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/12
    ラグランジュ点に太陽光発電衛星を置き、レーザー光で送電。NASAは月面に送電網を設置する研究をしていたが維持コスト面で難しい。
  • “冥王星のハート” は低速の巨大衝突が起源? 地下に海はないかもしれない

    「冥王星」の表面には、目を引くハート型の地形「トンボー地域」があります。トンボー地域は東西で地形が大きく異なっており、特に西側は「スプートニク平原」と呼ばれる非常に平らな低地となっています。 ベルン大学のHarry A. Ballantyne氏などの研究チームは、スプートニク平原の起源は衝突クレーターではないかと考察し、シミュレーションを実行しました。その結果、直径約730kmの天体が低速で斜めに衝突すると、スプートニク平原に一致する涙形の低地が形成されることが判明しました。一方、このシミュレーションが正しい場合、冥王星の地下には液体の水でできた海がないという、これまでの推定とは異なる内部構造が予想されます。 【▲ 図1: 冥王星に大きな天体が衝突する様子の想像図。今回の研究で、冥王星のハート型の地形の成因として示されました。(Credit: Universität Bern / Illu

    “冥王星のハート” は低速の巨大衝突が起源? 地下に海はないかもしれない
  • 惑星科学:岩石質の系外惑星「かに座55番星e」の大気の特徴を解明する | Nature | Nature Portfolio

    地球から約41光年離れた位置にある岩石質の系外惑星「かに座55番星e」には、厚い大気が存在している可能性があることを報告する論文が、Natureに掲載される。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測結果から、この系外惑星を取り囲む複数種のガスからなる大気層の存在が示された。これまでに実施された複数の岩石質の惑星の観測では、大気が存在すること、あるいはわずかな大気が存在することを示す証拠は見つかっていなかった。 太陽系外惑星であるかに座55番星eは、いわゆるスーパーアース(巨大地球型惑星)であり、半径は地球の約2倍、質量は地球の8.8倍で、太陽よりも質量の小さい恒星の周りを公転している。これまでの観測で、この岩石質の惑星には大気が存在する可能性が高いことが示唆されていたが、この大気の範囲や組成を決定することは困難だった。 今回、Renyu Huらは、かに座55番星eの性質を調べるため

    惑星科学:岩石質の系外惑星「かに座55番星e」の大気の特徴を解明する | Nature | Nature Portfolio
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    sakstyle 2024/05/09
    「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測結果から」これまで岩石惑星で大気の存在を示す証拠は見つかっていない。かに座55番星eの二次食を分析し、一酸化炭素・二酸化炭素に富んだ大気が示唆された
  • SpaceX「スターシップ」が月に降りるまでに必要なこと

    SpaceX「スターシップ」が月に降りるまでに必要なこと
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    sakstyle 2024/05/09
    スターシップ開発のこれまでとこれから/タイトルにある必要なこととしては「スターシップ・デポを使った推進剤補給システムの完成」「極低温環境でのエンジン再着火を確実に」/オライオンから乗換あるのマジ謎い
  • 月裏のサンプルリターン狙う中国「嫦娥6号」、小型探査車を搭載–これまで非公表

    #サンプルリターン#中国#CAST#嫦娥6号#月の裏側 中国が5月3日に打ち上げた月探査機「嫦娥6号」(Chang’e-6)で探査車(ローバー)の存在が確認された。これまで公表されていなかった。 嫦娥6号は史上初となる、月の裏側にあるエイトケン盆地からのサンプルリターンを予定している。ミッション期間は53日を予定しており、各国の科学観測機器も搭載されている。 中国空間技術研究院(CAST)が公開した画像からは、着陸機(ランダー)の右側面に小型ローバーが取り付けられていることがわかる。このローバーに関しては、赤外線画像分光器の搭載も指摘されている。 Yeah, okay. That looks like a previously undisclosed mini rover on the side of the Chang'e-6 lander lol. Via CAST: https://

    月裏のサンプルリターン狙う中国「嫦娥6号」、小型探査車を搭載–これまで非公表
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/09
    嫦娥6号ランダーの画像に、ローバーが写っていた、と。詳細は不明
  • 地球上で鉱物資源が供給不足、小惑星採掘の実現目指す 米新興企業

    マット・ガーリッチ氏(38)が以前勤めていた電動スクーター会社では、制御装置が下した命令をモーターに伝達するマイクロプロセッサーの主要部品であるプラチナ不足により、一時生産が停止に追い込まれた。これを受け、ガーリッチ氏は金属の探求に没頭するようになったという。 幼少期から宇宙が好きでエンジニアの道に進んだガーリッチ氏は、小惑星から金属を採掘する方法ついて思いを巡らせるようになった。科学者たちは、45億年前に太陽系が誕生した時の副産物であるこれら天体の破片には、地球上で不足している金属が豊富に含まれていると考えている。 ガーリッチ氏は2022年、米宇宙企業スペースXと米航空宇宙局(NASA)で約10年の経験を持つホセ・アケイン氏と共同で「アストロフォージ(AstroForge)」を設立した。カリフォルニア州に拠を置くこのスタートアップ企業は今、小惑星の採掘を現実のものにしようとしている。

    地球上で鉱物資源が供給不足、小惑星採掘の実現目指す 米新興企業
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/07
    2022年に設立された「アストロフォージ」社。23年4月に最初の衛星打ち上げ。今年24年、IM社の月探査ミッションに相乗りして、小惑星のフライバイ探査を行う予定(成功すれば深宇宙に進出した初の民間企業となる)
  • 史上初、月の裏側サンプル採取に挑む中国探査機「嫦娥6号」–実は日本のSLIMと共通点も(秋山文野)

    #SLIM#中国#嫦娥6号#月の裏側 2024年5月3日18時27分(日時間)、中国南部の南シナ海に面した海南島の文昌航天発射場から、月探査機「嫦娥6号(Chang’e-6)」を搭載した長征5号が打上げられた。 嫦娥6号は史上初となる月の裏側からのサンプルリターンを予定したミッションであり、月南極のエイトケン盆地で採取する目標には、月のマントル由来の物質が含まれていると期待されている。これは、1月にJAXAの月小型着陸実証機「SLIM」搭載のマルチバンド分光カメラが観測した科学ターゲットと同じだ。嫦娥6号が目指す月のサイエンスとはなんだろうか。 長征5号で打ち上げられる「嫦娥6号」(YouTube配信より) フェアリング開放後の「嫦娥6号」の様子(YouTube配信より) 嫦娥6号とは 嫦娥6号は、中国が2013年から続けてきた4回目の月着陸探査ミッションだ。2020年の嫦娥5号に続き、

    史上初、月の裏側サンプル採取に挑む中国探査機「嫦娥6号」–実は日本のSLIMと共通点も(秋山文野)
  • 準衛星「カモオアレワ」を生み出したクレーターを特定? 月起源説を後押し

    469219番小惑星「Kamoʻoalewa」(※1)は、見た目上は地球の周囲を公転しているように見える「準衛星(Quasi-satellite)」の1つです。その公転軌道や表面の物質の観測結果は、Kamoʻoalewaが普通の小惑星よりも月に類似していることを示しているため、月の破片である証拠探しが行われています。 清華大学のYifei Jiao氏などの研究チームは、Kamoʻoalewaのような破片が月の表面から飛び出すにはどのような条件が必要かを数値シミュレーションで解析しました。その結果、数百万年前に直径10~20kmのクレーターを作るような天体衝突が、Kamoʻoalewaのような準衛星軌道を持つ小惑星を飛び出させるという解析結果を得ました。この条件に一致するのは「ジョルダーノ・ブルーノ」クレーターだけであるため、このクレーターがKamoʻoalewaの起源である可能性があります

    準衛星「カモオアレワ」を生み出したクレーターを特定? 月起源説を後押し
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/07
    「Kamoʻoalewaを生み出した天体衝突が起こったのは数百万年前という、天文学的に見てかなり最近の出来事だったと予想されます」そんな最近
  • 欧州の小惑星探査機「ヘラ」、サイドクエストで火星の衛星「ダイモス」を調査

    #ESA#火星#ISAS#ダイモス#DART#Hera#AIDA#ディディモス#ディモルフォス 欧州宇宙機関(ESA)が主導する二重小惑星探査機「Hera」は、小惑星軌道変更の影響を観測する前に、サイドクエストとして火星の衛星「ダイモス」に立ち寄る。 2024年10月に打ち上げられるHeraは、米航空宇宙局(NASA)の衛星を意図的に衝突させて小惑星の軌道を変更させるミッション「Double Asteroid Redirection Test」(DART)の影響の観測を予定している。DART2022年9月に、小惑星「ディディモス」の衛星である小惑星「ディモルフォス」に衝突して、軌道の変更に成功した。 Heraは、ディディモスとディモルフォスに向かう2年の間に科学機器をテストする予定だ。2025年3月に同探査機はDeimosの約1000km以内に接近する。Heraはメインカメラや「Hype

    欧州の小惑星探査機「ヘラ」、サイドクエストで火星の衛星「ダイモス」を調査
  • 中国、月面基地計画のコンセプト動画を公開–スペースシャトルらしき宇宙船も

    #中国#CNSA#ILRS#月面基地 中国の宇宙機関、中国国家航天局(CNSA)は現地時間4月24日、将来の月面基地計画に関するコンセプト動画を公開した。 中国は2030年代に月面基地計画「国際月面研究ステーション(International Lunar Research Station:ILRS)」の建設を予定している。同計画にはロシアやベラルーシなど、10カ国が参加を表明している。 (出典:CGTN / YouTube) 今回の動画に登場する地表サンプルの回収ミッションに着陸船や探査機、支援軌道衛星は、現在進められている「嫦娥6号」「嫦娥7号」に対応するものだろう。月面における通信や発電インフラなども紹介されている。 動画の途中では、米航空宇宙局(NASA)の「スペースシャトル」らしき宇宙船も登場する。これが米中の宇宙開発における将来的な協力を示唆しているかどうかは、現時点では不明だ。

    中国、月面基地計画のコンセプト動画を公開–スペースシャトルらしき宇宙船も
  • 月着陸機SLIMが「裏コマンド」発動、スタートラッカーで「SORA-Q」撮影に挑戦–得られた写真は?

    UchuBiz > 宇宙開発を支える・挑む > 月着陸機SLIMが「裏コマンド」発動、スタートラッカーで「SORA-Q」撮影に挑戦–得られた写真は? #JAXA#SLIM 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機(SLIM)は4月29日未明、再びの日没を迎え、休眠に入った。「3度目の越夜成功」からの復帰運用となった今回は、スタートラッカーによる北側斜面の撮影に挑んだ。 スタートラッカーで撮影した月面(出典:SLIM公式Xアカウント) スタートラッカーとは、宇宙を航行中の探査機の向きを、星の並び具合から精密に計測する装置だ。原理的にはカメラと同様の撮影が可能なことから、SLIMの公式Xアカウントいわく「裏コマンド」として運用に挑んだ。 「逆立ちSLIM」を激写した「SORA-Q」の撮影に挑む SLIMの月面着陸では「逆立ちしたSLIM」の実写が話題となった。同画像は、SLIMが着陸

    月着陸機SLIMが「裏コマンド」発動、スタートラッカーで「SORA-Q」撮影に挑戦–得られた写真は?
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/02
    “スタートラッカーとは、宇宙を航行中の探査機の向きを、星の並び具合から精密に計測する装置”
  • 史上初–月の裏側からのサンプルリターン、5月3日に打ち上げと報道

    #サンプルリターン#中国#嫦娥6号 中国の月裏からのサンプルリターンミッション「嫦娥6号」(Chang’e 6)が現地時間5月3日に打ち上げられると、海外メディアのSpace.comが報じている。月の裏側からのサンプルリターンは史上初。 嫦娥6号は月の裏側から試料(サンプル)を採取し、地球へと回収するミッションだ。地上との通信を中継する衛星「鵲橋(じゃっきょう)2号」(Queqiao-2)は3月に打ち上げられている。 嫦娥6号は中国の海南島にある、文昌衛星発射場から打ち上げられる。重量8.2tの探査機は「長征5号」ロケットに搭載され、月の南極の「エイトケン」盆地への着陸を目指す。 嫦娥6号のミッションは、着陸機(ランダー)、上昇機(アセンダー)、周回機(オービター)、再突入モジュールの4つのコンポーネントで構成される。月の裏側からサンプルを持ち帰ることで、太陽系の歴史と月の地質学的進化を解

    史上初–月の裏側からのサンプルリターン、5月3日に打ち上げと報道
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    sakstyle 2024/05/02
    嫦娥6号
  • 宇宙太陽光発電、スターシップで打ち上げれば費用は低減可能–地上の原発より安価に

    #宇宙太陽光発電#SBSP#Virtus Solis 米国を拠点とする宇宙スタートアップ企業のVirtus Solis Technologiesは、Space Exploration Technologies Corporation(SpaceX)の次世代ロケット「Starship」を活用した宇宙太陽光発電(Space-Based Solar Power:SBSP)システムのメリットを解説した。英ロンドンで開催された国際会議に4月17日に登壇した。海外メディアのSpace.comが報じた。 Virtus Solisの計画は、宇宙に最大直径1kmの巨大な太陽光発電パネルを設置するというものだ。パネルは楕円形の「モルニヤ軌道」(地球から最も近い地点が約800km、最も遠い地点が3万5000km)に設置され、地上の巨大な受信アンテナに発電した電力をビーム送信する。 (出典:Virtus Soli

    宇宙太陽光発電、スターシップで打ち上げれば費用は低減可能–地上の原発より安価に