【5月30日 Xinhua News】中国雲南省楚雄イ族自治州禄豊市自然資源局は27日、同市恐竜山鎮梨園村村民委員会が管理する滑石板村の裏山で、今から約1億2千万年前の前期白亜紀の恐竜の足跡化石群が見つかったことを明らかにした。同市恐竜化石保護研究センターの専門家によると、今回の発見は数が多く、種類も豊富で、同市で一度に見つかった恐竜の足跡化石数記録を塗り替えたという。 今回の化石は現地住民2人が山に入った際に発見した。5月に入って研究者が実地調査を実施し、26日までに恐竜の足跡化石400点余りを確認。現場の層序学的比較の結果、化石があった岩石地層は今からおよそ1億2千万年前のものであることが明らかになった。 同センターの王濤(おう・とう)主任は「これまでに見つかった足跡化石は三つのタイプに分かれる。一つ目はディプロドクスのような大型竜脚類の恐竜が踏みつけて残したもの、二つ目はティラノサウ