タグ

ヴォネガットに関するsakstyleのブックマーク (5)

  • 「スローターハウス5」の映画を見ました。 - ひとやすみ読書日記(第二版)

    まさかのDVD化。 スローターハウス5 [DVD] 出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2009/05/13メディア: DVD購入: 5人 クリック: 54回この商品を含むブログ (32件) を見る ちなみに原作はこっち スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302) 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/12/31メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 894回この商品を含むブログ (236件) を見る 非常によく出来ていて、実際面白かったんだけど、何も知らない人が見たら訳がわからんだろうなーと。当時の宣伝チラシが縮小版で入ってて(同時上映が「アメリカン・グラフィティ」だった。なんて時代だ…)ストーリーの粗筋が最初から最後まで全部説明されててそれはちょっと驚いた。「2001

    「スローターハウス5」の映画を見ました。 - ひとやすみ読書日記(第二版)
  • カート・ヴォネガット・ジュニア「母なる夜」 - ひとやすみ読書日記(第二版)

    母なる夜 (ハヤカワ文庫SF) 作者: カート,Jr.ヴォネガット,飛田茂雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 21回この商品を含むブログ (31件) を見る 白水社Uブックス版asin:4560070563は所蔵していたけれど、ハヤカワSF文庫版は20年ぶり…ぐらいに再読。この作品がSFかどうかと問われれば否だが、いや「人類の創造物はすべてSFです」とも言うしな。 「母なる夜」について何か書こうと思うとやたらに長くて陶しく、無闇に自傷的な文章になりそうなのでそれは避けるが、これまで生きていてこれほど胸を打った小説は無いよ。この一冊があれば他になにもいらないような気がする。 たぶん気のせいです。 わたしはちょっとひるんで、目を閉じた。「シカゴの肉加工場で、みんなが豚の処理に関してなんと言ってるかご存知ですか」 「知らんな」とワタ

    カート・ヴォネガット・ジュニア「母なる夜」 - ひとやすみ読書日記(第二版)
  • 『母なる夜』/カート・ヴォネガット・ジュニア - Show Your Hand!!

    第二次大戦中、ドイツでプロパガンダ放送に従事していたアメリカ人の男の物語。彼はナチであると同時にアメリカのスパイでもあって、放送によって国に情報を送り出してもいた。戦後、男はドイツにもアメリカにも居場所を失い、ニューヨークのグレニッチヴィレッジにて暗い逃亡生活を送っているのだが…!というのがまあ大筋のところで、男が過去を回想するかたちで小説は展開していく。 ヴォネガットにしてはずいぶんストレートな語り口の小説だとおもった。つまり、煙に巻くようなところや、皮肉っぽくわらって放り投げてしまうようなところがあんまりない。主人公は自らの行動を弁護することもなければ、その境遇、不運をことさらに嘆いたりすることもない。ただ淡々と自分のいままでを語っていくだけだ。 しかしわたしはいつでも自分のしていることを知っていた。わたしには自分のしたことを背負って生きてゆくことがいつでも可能だった。どうやってか?

    『母なる夜』/カート・ヴォネガット・ジュニア - Show Your Hand!!
  • 『タイタンの妖女』/カート・ヴォネガット・ジュニア - Show Your Hand!!

    これはすばらしい小説だった!!物語はかなりスラップスティックな感じで、むちゃくちゃな状況にひたすら翻弄されつづける人間の姿が皮肉っぽく描かれている。ただ、ヴォネガットはそれをくだらない、って言うんじゃなく、愛情を込めた視線で見つめているから、シニカルさと表裏一体になったウェットな部分、感傷的なところがこころに響く。 ストーリーはちょっと簡単には書きづらい。時間等曲率漏斗なるものに飛び込んだことで、あらゆる時空間に存在する、神のような存在となった男と、彼に操られるようにして火星、水星、タイタンへと放浪することになる男とを中心にして物語は展開していくのだけど、なにしろそのスケールは宇宙規模だし、全人類を巻き込む宗教の話でもあれば、人間というものの存在意義(のなさ)についての話でもある。 なにか運命のような大きなちからに動かされること、システムのなかに組み込まれること。個人の自由を根源的なものと

    『タイタンの妖女』/カート・ヴォネガット・ジュニア - Show Your Hand!!
    sakstyle
    sakstyle 2008/04/08
    ヴォネガットの小説はいままで数冊しか読んだことがなかったので、これからちょっと集中して読んでいってみたい。/自分も一冊しか読んでいないので、読みたいなあ
  • カート・ヴォネガット・ジュニア「チャンピオンたちの朝食」 - ひとやすみ読書日記(第二版)

    チャンピオンたちの朝 (ハヤカワ文庫SF) 作者: カート,Jr.ヴォネガット,カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1989/12メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 48回この商品を含むブログ (45件) を見るチャンピオンたちの朝 (1984年) (海外SFノヴェルズ) 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/05メディア: ?購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る 文庫版では書影がないのでハードカバーも挙げておく(イラストは共通)。カート・ヴォネガット・ジュニアの最高傑作、待望の復刊である。紀伊國屋書店の復刻フェアだとかで並んでいたので他の書店では見つからないかも知れない*1。ちなみに作品自体はSFでもなんでもない。 とはいえ、ヴォネガットをSF作家

    カート・ヴォネガット・ジュニア「チャンピオンたちの朝食」 - ひとやすみ読書日記(第二版)
    sakstyle
    sakstyle 2007/12/12
    全編ヘタクソな挿絵だらけで/さっぱり取り返しが付かないのである。残念でした!また来週!!「チャンピオンたちの朝食」ってだいたいそんな話です。おもしろいよ。
  • 1