脳は宇宙に適応して変化するようです。 欧州宇宙機関(ESA)とロシア国営宇宙開発会社(ロスコスモス)およびベルギーのアントワープ大学(UA)らによる国際研究により、宇宙での生活を経験した人間は脳領域同士の接続性が変化して「新しい型」に切り替わっていることを発見した、とのこと。 また接続性の変化は地球に帰還した後も保たれており、宇宙環境への適応が長期的な影響を与える可能性が示されました。 研究者たちは、これらの広範囲かつ長期の変化は、運動機能・感覚機能・言語機能など、さまざまな認知機能に影響を与える可能性があると述べています。 どうやら人類は宇宙という過酷な環境対して、自らの脳を再配線して適合を果たしていたようです。 人類が大規模な宇宙進出をするようになれば、これら脳の変化は多くの人々の認知に影響を与え「宇宙脳」を持つ人々が増えるかもしれません。 研究内容の詳細は2月18日に『Frontie