瞑想は脳の切り替え能力を上げる効果があるようです。 ニューヨーク州立大学の研究者たちにより『Scientific Reports』に掲載された論文によれば、1日10~15分の瞑想トレーニングを8週間行ったところ、脳が通常モードから注意モードに切り替わる速さが増したとのこと。 またいったん注意状態になった場合も、より長く注意を維持できるようになったそうです。 瞑想の効果を科学的に調べようとする試みには様々なものがありますが、今回の研究のように明確な結果が出るのは珍しいと言えるでしょう。 瞑想トレーニングは、脳をどのように配線しなおしたのでしょうか? 記事の最後には、研究で実際に行われた瞑想法を簡単に紹介しますので、参考にしてみてください。