Access Accepted第754回:油田からゲームへ。次世代ゲームハブへと転身を図るサウジアラビア ライター:奥谷海人 任天堂の最大の外部株主に浮上したSavvy Games Groupは,サウジアラビアの石油に依存した経済から脱却し,産業の育成を図る“サウジ・ビジョン 2030”の一翼を担う企業だ。この4月にもモバイル分野で急成長したScopelyの巨額買収を発表し,話題を振りまいているが,今回はそうしたサウジアラビアの国家プロジェクトに焦点を当ててみよう。 オイルマネーによるゲーム産業の投資や買収が活発化 サウジアラビアの公共投資基金(PIF)によって支援されるSavvy Games Groupは,ビデオゲーム産業への投資を行う企業だ。近年はムハンマド・ビン・サルマン皇太子の肝いりで,PIFの議長を務めるヤセル・ルマイヤン氏がさかんにビデオゲーム産業の買収や投資を進めており,Sa
![Access Accepted第754回:油田からゲームへ。次世代ゲームハブへと転身を図るサウジアラビア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/57c44f2697371dc82445e2c96e233db089d000ce/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.4gamer.net%2Fgames%2F036%2FG003691%2F20230414075%2FSS%2F004.jpg)