セッション、みてまいりました! この映画、かなり人によって解釈/感想が分かれるだろう映画であるように思います。 しかし全く異なる解釈が成り立つことは映画の器の大きさであり面白さである、とぼく自身は思っていますので、その意味で、非常に面白い映画でした。 あらすじ以降に、ネタバレありで、感想・批評をまとめてみたいと思います ディミアン・チャゼル監督のラ・ラ・ランドも面白かったですね!ラ・ラ・ランド評はこちら 【映画評】ラ・ラ・ランド 必ずもう一度観たくなる物語構造批評の決定版 目次 あらすじ セッション総論 生殺与奪を握られた部下~ブラック企業の上司としてのフレッチャー~ 天才は椅子を投げられなければならない 間違った場所で、間違った方向で、十分になされる努力~努力論としてのセッション~ あらすじ 名門音楽大学で、日々ジャズドラムの修練に励む、ニーマン。 ある日、ニーマンは同大学の教師であるフ