昨年3月下旬から実施されている高速道路の「休日上限1千円」の料金制度によって高速道路利用が増え、二酸化炭素(CO2)の排出量が年間約287万トン増えるとの試算を、環境省がまとめた。朝日新聞の情報公開請求でわかった。 環境省の試算によると、料金が安くなって行楽に鉄道を使わずに高速道路を使うようになったことなどで休日の高速の交通量は1.32倍に増え、自動車の旅行距離も平均で1.15倍に増えた。このため、車の平均速度が速くなって燃費が向上する分を打ち消し、CO2排出量が約287万トン増えると計算された。 この量は、国内の運輸部門の温室効果ガス排出量の約1.1%にあたり、一般家庭の排出量では約60万世帯分になる。 環境省は、さらにガソリンの販売量からも検証した。景気や気温もふまえて「休日上限1千円」制度がない場合のガソリンの販売量を推計、昨年4月からの実際の販売量と比べた。この結果、行楽シー
電気事業連合会は2010年4月15日、「図表で語るエネルギーの基礎2009-2010」を公開した。今回は【各国のエネルギー政策が見えてくる・世界主要国のエネルギー源をグラフ化してみる】や【石油中心から多様化へ…日本の一次エネルギー消費推移をグラフ化してみる】などに続き、主要国の電力消費量を二つの観点からグラフ化してみることにする。具体的には「国単位」と「一人頭」それぞれについてだ。電力は近代社会の維持発展に欠かせない主要エネルギーなだけに、各国の電力事情がよくわかる結果となっている(【該当ページ】)。 まずは各国一人あたりの電力消費量をグラフ化する。「日本の8475kWh/人ってどれくらい?」と思う人も多いかもしれないが、通常の世帯が一年間で消費する電力を世帯人数分で割った電力量と思えば大体間違いがない。【50年前の電気代を今の料金と比較してみる】と見比べてみると、より楽しめるはず。 カナ
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