女子テニスでダブルス元世界ランク1位の彭帥さん(写真)の処遇を巡り、WTAが中国でのトーナメント開催中止を決めたことでスポーツ界に衝撃が走ったが、スポーツ経済学の専門家は、このほかのメジャー競技が同様の措置を取る可能性は低いとの見解を示している。メルボルンで2020年1月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji) [ロサンゼルス 3日 ロイター] - 女子テニスでダブルス元世界ランク1位の彭帥さん(中国)の処遇を巡り、WTA(女子テニス協会)が中国でのトーナメント開催中止を決めたことでスポーツ界に衝撃が走ったが、スポーツ経済学の専門家は、このほかのメジャー競技が同様の措置を取る可能性は低いとの見解を示している。 WTAは1日、彭さんの扱いや他の選手の安全性に対する懸念から、中国で開催されるトーナメントを直ちに中止すると発表。スティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は声明で、「