数岡孝幸 東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 教授。専門分野は、日本酒製造の要となる「酵母」の研究。「全国燗酒コンテスト」「ワイングラスで美味しい日本酒アワード」の審査員を務めるなど、知識を生かして日本酒の魅力を広く伝える。寒い季節にほぼ毎日燗酒を作り、好みの味わいを探しており、「お燗は無限に探求できる」と語る。
こんにちは、JUNERAYです。 皆さんは日本酒がお好きですか?私は大好きです。夏の午後、プールへ行った帰りにアイスを食べて、クーラーの効いた部屋でする昼寝くらい好きです。 長いことお酒や飲み物にまつわる仕事をしていて、ありがたいことにビギナーさんにお酒の基礎知識や美味しい飲み方などのレクチャーをさせていただく機会も増えました。 日本酒についても何度か解説記事を書いているのですが、実は毎回ぶつかる壁(でかい)(かたい)があります。 まじこれ。 馴染みのない専門用語がたくさん出てくるだけでなく、そのいちいちが「特別本醸造」とか、「山卸廃止酛」とか、墾田永年私財法か??ってくらい漢字の繋がった用語だらけ。ぷよぷよだったら連鎖して消えてます。 ビギナーさんの中には、「日本酒のことが知りたいと思って入門書を買ったけど、ちょっと読んだだけで投げ出しました」なんて方も少なくなく、レクチャーする側として
異業種の地元企業が出会った、廃業目前の酒蔵と女性杜氏長州産業が畑違いの日本酒造りに関わるきっかけになったのは、新規事業として2017年から始めたチョウザメの養殖です。チョウザメ養殖の鍵を握るのは良質で豊富な地下水。県内3カ所で養殖場所を設ける一方、さらに拠点を探して岡本晋(すすむ)社長が辿り着いたのが下関市菊川町にある児玉酒造でした。 そこで出会った蔵元の児玉剛さんから、「造りは15年前から止めているし、後継者もいないので廃業を考えている」と聞かされます。岡本社長はそれを知って「地域の文化である酒蔵が消えるのは惜しい。この地に続いてきた日本酒の文化と伝統を残すため、新規事業として取り組む価値がある」と考え、児玉酒造の事業承継を決めます。2017年夏のことでした。 その後準備を進め、2018年春に児玉酒造の事業承継手続きを完了。社名を長州酒造に変え、老朽化した酒蔵を解体して、更地にゼロから酒
Tweet 「日本酒はどれを飲んだら良いかよくわからない…」 そんな声をよく聞きます。たしかに種類がたくさんあって、最初は選ぶのが難しいですよね。 そこで今回は日本酒初心者の方におすすめしたい銘柄12本を紹介します。 年間200本以上飲む私が、日本酒初心者の友人に飲んでもらった際に特に反響が大きいと感じたもの、そして比較的入手しやすいものを厳選しました。 私の飲んだお酒の範囲なので漏れがあると思いますし、実際もっとおすすめしたい日本酒もたくさんありますが、たくさん挙げても選びにくくなるかと思い今回は厳選しました。気に入った味わいを見つけたら、ぜひどんどん広げていただければと思います。 「初心者におすすめ」とはいっても、できるだけギャップが少なくなるよう「味わい別」で分けて紹介します。味の感じ方は人によって異なるので参考程度に、気になる味わいタイプを御覧ください。温度帯などオススメの飲み方も
素晴らしい日本酒漫画「いっぽん!!〜幸せの日本酒〜」でも紹介されているこのお酒。 昨日、急に仙禽が飲んでみたくなり、わざわざ京都の市内まで出て買いに行きました。3種類ほどありましたが気になっていたかぶとむしをチョイス。 面白いラベルですね。この「かぶとむし」は夏酒として醸されていて、毎年このぐらいの時期に出ているようです。夏酒だから、かぶとむし、ということのようです。 裏には洒落たメッセージと酒質について書かれています。僕の少年時代についてはもうすっかり忘れてしまいました。 精米歩合50%だからこれすなわち大吟醸なんですよね。しかも無濾過生原酒の中取り。しかしそれらを全く主張しないラベルにしたところは流石というか、感服いたしました。多分、そんなゴチャゴチャと難しいことよりも「かぶとむし」っていう銘柄そのものを感じて欲しいんだと思います。更にフランス語と英語の説明まで。 つまりこの酒は、日本
オススメの「辛口な日本酒」の銘柄紹介はこちら こんにちは。醤油研究家として醤油に関するブログや『醤油手帖』という本を書いている、杉村啓といいます。 実は醤油などの調味料だけでなく、日本酒も大好きなのでお酒にまつわる本もたくさん書かせていただいています。『白熱日本酒教室』(講談社)というマンガでは原作も担当しています(無事完結し、最終巻となる第3巻が2019年10月に発売されました)。 ◆ 今回は「辛口の日本酒」について紹介していきます。 お店で日本酒を注文するときに「辛口をください」と言う人を見たことがある方もいるかもしれません。「辛口」はお酒の味わいを表すのに定番のフレーズですよね。 でもこの「辛口」の定義、実はとっても難しいのです……! 今回は、そんな「甘口」「辛口」の解説と、「辛口」のおいしいオススメ銘柄を紹介します。 ▼甘口の日本酒について紹介した記事はこちら 「甘口の日本酒ならこ
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栃木県小山市北西の田園地帯に蔵はあります。 この辺りは、豊田村と呼ばれた県内有数の穀倉地帯で、 少し掘ると日光連山の伏流水が湧きだす、地下水の豊かな地域です。 若駒酒造は、万延元年1860年創業で、現在200石を生産しています。また、主屋などが国の登録有形文化財に指定されている、古い歴史のある蔵元さんです。 造りはそれまで女将兼杜氏のお母さんと蔵人さんで造っていましたが、2009年に六代目である息子さんが蔵に戻り、新たに若駒ブランドを立ち上げました。 若駒酒造さんでは、昔使っていた木桶を64年ぶりに復活させて、木桶仕込をおこなうなど、蔵の歴史と設備を活かした酒造りをおこなっています。 味わいは、柔らかくて優しい果物のような旨味と甘味がふくらむ中を、キレイな柑橘の酸が立ちあがり、とてもジューシーなお酒。フルーツ系日本酒を造らせたらトップクラスの実力蔵です。 低精白にこだわる酒造り 多くのお酒
“日本酒の普及” と “当社、並びに自社商品の紹介” を、 食事をしながら参加者全員に楽しんで頂くことです。 工場でしか味わうことができない非売品の日本酒も味わえる大人気の見学ツアーです。 見て、呑んで、お食事も楽しめて、おみやげ付きの盛り沢山です。 皆様のご参加をお待ちしております。 (ページ内下部に参加条件がございます。 そちらをご覧の上、お申し込みください。) 蔵元見学ツアー概要 【開 催】 毎週土曜日 午後1時30分より 【定 員】 1~50名様(1グループ最多8名様迄) 【参加費】 2,100円(税込) 【集 合】 清龍酒造内「清水亭」(午後1時20分までに集合) 【予約受付】 TEL:048-768-2025 受付時間:午前9時~午後6時 見学内容 【所要時間】 約2時間30分(午後1:30~4:00頃迄) 【蔵見学】 約20分 【唎酒】 大吟・本醸・純米・自信作・金
6時には家を出て、とりあえず会社へ。それから、7時30分ごろの新幹線で新大阪へ。移動中も電話いろいろ。京阪沿線で仕事を終えて、谷町四丁目駅近くのアパホテルに入り、なんだか疲れたので広い風呂に入って上がったのはもう9時過ぎ。さて、これから晩飯だが…。 どうも、大阪だと、それなりに安いんだけどなんかしっくりこない…店に時々あたる。安さではなく、こじんまりしてキラッと光るものがありそうな店にしたほうがいいのでは、と思いつつ探索。日本酒メニューが魅力的だった小さな店に入ってみる。 れだん 大阪の谷町4丁目の懐石料理店 れだん カウンター10席ほどの小さなお店、ですが、お、これは、当たりの予感が… もう時間も遅かったので、おまかせ懐石3品コース1,900円にしてみると、1品目がこれ カブをやわらかく炊いたのにカニとか白子とか入った優しいお味で、いいじゃないですか。これは日本酒が欲しくなるな、と、大阪
黎明期 幼い頃から、宴席は好きだった。父親とその友人の酒席で、何をするでもなく右往左往して時を過ごした記憶はある。その店とは、中目黒にあったころの『ばん』であった。 はてなブックマーク - よっぱらい研究所@はてな - 酒無くして何の人生か - 中目黒『ばん』とその系譜を継ぐ店 とは言え、早くから酒を嗜んでいたわけではない。ただ、日本酒といえば『八海山』であって、30年近く前から酒蔵付近に縁があったので、名ばかりは知っていた、というところか。 それなりに飲むようになったころは…とにかくそのころは金がないので、夜に公園だの友達の家だのに集まるわけである。そうすると、どうしても度数が高くて効率のいい酒に目がいくので、畢竟、バーボンか焼酎となり、専ら愛飲は安価に走って『いいちこ』である。割らずとも、それなりに飲めるので。 公園で飲むにも、つまみもたいして無く、ただただ、焼酎をがぶがぶと飲むので、
2,500円から4,000円と言うカテゴリーは、「趣味の一つとして、いいお酒を家飲みしたい。」と筆者がもっとも意識している価格帯となります。実際に10,000円を超えるようなお酒には、それだけのものがあるのも事実ですが、そんなお酒ばかり飲むわけにもいきません。とびっきりのお酒を基準に置き、表題の価格帯の中で探し出すことで、ぶれることなく自分好みのラインナップを増やすことができるのではないでしょうか。高額なものとは違って当たり前ですが、遜色はない。そんなコストパフォーマンスの良いお酒が、今回のカテゴリーの上位にランクしているようなので、取り上げてみました。 以前にもこのタイトルで記事をUPしておりますが、WordPress Popular Postsと言うプラグインを利用して自動集計しておりました。サーバーへの負荷が非常に高くなってしまったので、新たに2017年バージョンとして手動で作成しな
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