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1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 「風」なき自民党の地滑り的大勝利: 小選挙区制の威力を、肯定的に考える 衆議院総選挙で、自民党(294議席)と公明党(31議席)で325議席を獲得した。参院で否決された法案を衆院で再可決できる、3分の2以上の議席数を確保する、圧倒的な大勝利だ。しかし、今回の総選挙は2005年・2009年と異なり、自民党に「風」が吹いたわけではなかった。民主党政
12月16日に投開票される衆議院選挙。この選挙の行方にアメリカの専門家も注目している。この総選挙がもつ意味とは何か。そして、新首相が、日米関係など外交面で取り組むべきテーマとは何か。ブッシュ政権で国家安全保障会議(NSC)の日本・朝鮮担当部長などを歴任し、現在、米国の有力シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)でアジア・日本部長を務めるマイケル・グリーン上席副所長に聞いた。 鳩山政権、菅政権の失敗は必然だった ――現在、日本は多党制への移行の渦中にあると言われます。12月16日の総選挙も、そうした文脈の中でとらえるべきでしょうか。 今回の総選挙でもその傾向は続く。今回の総選挙が政治構造の転換を促進し、日本の政治を新たな均衡へと向かわせるのかどうかは、まだわからないが、総選挙は、左派勢力に最後のとどめを刺すことになりそうだ。 過去数十年間にわたり、日本の政治は、一方に右派の要素を抱え、他
12月16日に投票日を控える第46回衆議院議員選挙。今回もまたインターネットを活用した選挙運動が認められないまま選挙戦に突入した。こうした中、4日に公示日を迎えた後も日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長がツイッターで投稿を続けているほか、新党大地の鈴木宗男代表もウェブサイト上で日記の更新を続けている。公職選挙法の制定は遡ること62年前の1950年。法で定めた文書図画以外の頒布、掲示を認めていない現行法は、インターネットという限りなくコストが低く、広く情報を伝達できる選挙ツールの使用を縛り続けている。 米ツイッターにはワシントンD.C.を拠点に政府関係者、報道関係者、非営利団体などと連携しながらアドバイスをする専門チームがある。同組織の責任者を務めるのがアダム・シャープ氏。約2年前の2010年11月にツイッターに入社したシャープ氏は過去、上院議員の補佐官代理を務めた経歴もある、政治とインター
当会で実施した第46 回衆院選公開討論会実施結果は次のとおりでした。 1 広島第2区立候補予定者ラジオ討論会 (1) ラジオ放送 放送日時 平成24年12月1月 9時〜10時 周波数 76.1MHz(FMはつかいち。約62,000世帯が受信。) 配信回数 2回(生放送1回、再放送1回(12月3日 16時〜17時)) (2) 録音放送 放送開始日 平成24年12月2日 再生回数 231回(12月16日時点) 配信場所 YouTube (3)アンケート結果 ○ 回答は6件(全員男性。年齢は40代が3人で、20代、30代、50代がひとりづつ) ○ 討論会について、4名が大変よかったと評価し、1名が普通、1名が期待はずれと回答。 ○ 支持候補者・政党があると答えた5名に討論会視聴後の支持の変更はなかった。 ○ 支持候補者・政党がないと答えた1名は、討論会視聴後投票先は決まらなかった。
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