東京医科大学八王子医療センター 懲戒処分発表 「医療過誤ではない」 - MSN産経ニュース東京医科大八王子医療センター（東京都八王子市）で平成１２年から１９年に生体肝移植を受けた５２人のうち、２０人が術後１年以内に死亡していた問題で、同大は２２日、記者会見を開き、移植医療の当時の責任者、長尾桓（たけし）・臓器移植外科・一般外科主任教授を停職３カ月の懲戒処分とした。またすでに退職しており、処分はできないが、手術を行った男性医師と、当時のセンター長についても厳重注意を行った。 会見で高沢謙二センター長は「患者や遺族に対しては期待に応えられず、大変申し訳ない」と謝罪。しかし、手術内容については「マネジメントに十分でない点はあったが、医療過誤という認識はない」と説明した。 移植再開について高沢センター長は「公の機関に医療体制を判断してもらい、スタッフを確保し、患者の強い希望があれば慎重な症例選択を行ったうえで再開したい」と述べた。再開時期は未定という。 同大は２１日に学内の検証委員会の
