マスク着用を巡って乗客とトラブルになりけがを負わせたとして、愛知県警津島署は21日、傷害の疑いで、名古屋市中村区のタクシー運転手口寸保一昭容疑者(63)を逮捕した。乗客の同県あま市の女性会社員(20)は約1週間の軽傷。 津島署によると、女性はマスクを着用せずタクシーに乗車。降車時に口寸保容疑者が「マスクをしてくださいね」などと注意して口論に。女性は一度料金を払い降車したが、再度乗車しようとしたため、口寸保容疑者が振り払おうと急発進、女性が転倒した。 逮捕容疑は20日朝、あま市内の路上でタクシーを急発進し、女性を転倒させ左肩打撲などのけがを負わせた疑い。