3 福岡市の中学生3人が、教員の願書の出し忘れで第一志望校を受験できなかった問題で、両親が取材に応じ、つらい胸の内を語りました。 ■組合立の願書締め切り日を“勘違い”
今、中国などでは「春節」の大型連休真っ只中。 日本を訪れる中国人観光客を取材すると意外な目的地が見えてきました。 ■「流氷ツアー」「早咲きの桜」中国人観光客に異変 きょう11日、静岡県河津町。間もなく満開を迎える河津桜を見に多くの人が訪れていました。 桜をスマホで撮影しているのは中国・広州から来日したという3人家族。土産物にも興味津々… (中国・広州から来た家族)「私が好きなおやつなんです。日本のおやつが大好きなんですよ」 でも一体なぜ、ここに来たのか聞いてみると… (中国・広州から来た家族)「(SNSで見て)わたしが思った景色と全く同じでした。(ここは)人気だけど混みすぎてなくていい中国の景勝地は大変混んでいるからね」 10日から始まった中国の旧正月・春節。延べ90億人が移動すると言われていますが、日本に来る中国人観光客は…コロナ前には戻っていません。上海から来たこちらの男性に聞いてみる
派閥の政治資金問題を受けて自民党は25日午後、中間の改革案を正式に了承します。党内からは政治責任を明確にするべきだとして安倍派幹部への離党勧告処分を求める声も出ています。 自民党内では安倍派の議員に対する説明責任や党としての処分を求める声が高まっています。 茂木幹事長はすでに安倍派幹部に対して自発的に政治責任をとるよう伝えていて、自民党関係者は「茂木氏は離党勧告処分も考えている」と話しています。 ただ、安倍派の幹部は「すでに閣僚や党幹部は辞任することで処分を受けている」と反発を強めていて、岸田総理大臣は難しい判断を迫られています。 一方、安倍派の末松参議院議員は政治資金問題を受け、予算委員長を辞任する考えを表明しました。 安倍派では末松議員を含む13人が国会の常任委員会や特別委員会などの委員長を務めていて、それぞれ辞任する方向で調整しています。
4 クマを駆除した行政などに対して、「殺すな」と抗議の電話が殺到しています。行政に30件電話を掛けたという人物が取材に応じました。 ■抗議した女性「悪者じゃない」「人の責任」 自治体に抗議した女性:「当たり前のように馬鹿みたいに(クマが)来たら殺す。それしかできないのっておかしい。みんな野生の生き物って、癒やしてるわけじゃない。クマは怖い汚い恐ろしいというイメージを植え付けられている。悪者じゃないよ、そう思わない?」 「人間がクマのテリトリーを侵している」とテレビ朝日に意見を寄せたのは、北海道や秋田など複数の自治体にクマの駆除について抗議の電話を掛けたという女性です。今回、番組は直接話を聞きました。 自治体に抗議した女性:「もう数え切れないです、(抗議電話は)30件くらい」 過去最多を更新し続ける、クマによる人身被害。8日、秋田県では今年66人目となる負傷者を出し、岩手県八幡平市では男性が
岸田内閣の支持率が6カ月連続で下落し、政権発足以降、過去最低の26.9%になったことがANNの世論調査で明らかになりました。 ANNは28日、29日に世論調査を行いました。 岸田内閣を「支持する」と答えた人は、前回の調査から3.8ポイント減って、政権発足以降で過去最低の26.9%でした。一方、「支持しない」は51.8%でした。 また、所得税などを定額で4万円減税することを軸に政府が検討を進めていることについては、「評価しない」と答えた人が半数を超え、56%で、「評価する」が31%でした。 「評価しない」主な理由については、「政権の人気取りだと思うから」と答えた人が最も多く、41%でした。 さらに、住民税の非課税世帯などを対象にした給付金の支給については、「評価しない」が48%で、「評価する」が41%でした。 ▶報道STATION・ANN世論調査 ▶「4万円」「7万円」「10万円」具体的に誰
静岡県・山梨県は今月10日、シーズン終了に伴い、富士山山頂に通じる4つの登山道を閉鎖しました。しかし、平然とすり抜けていく外国人観光客が後を絶ちません。 志水保友ディレクター:「5合目から徒歩で20分ほど歩いた登山道の入り口です。看板には9月11日から冬季閉鎖と表記されています。さらに奥にはバリケードがしかれ、通行できないようになっています」「今、男性がバリケードの前まで歩いていっています。向こう側に進めないか様子を探っているようです」 ドイツからの観光客:「(Q.登山道は封鎖されましたよ)まだ雪はないので大丈夫だろう。封鎖されたのは4日前だし、まだ登れると思う」 その時でした。 志水保友ディレクター:「塀をくぐり抜けて中に入っていってしまいました」 通行止めの登山道を登ることは道路法違反で、6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金を科される可能性もあります。なぜ、そこまでして登るのか。
これから紅葉登山のシーズンが本格化し、気を付けなければならないのが、「山の事故」です。高額の救助費用を請求された女性を取材しました。 ■閉山後に富士登山SOS 「足がけいれん」警察が救助 標高およそ2450メートル、北アルプスの大自然が織りなす景観が人気の、富山県の室堂平です。草木は徐々に、黄色に染まり始めています。 紅葉シーズンに向けて、登山者が増えるなか、事故も相次いでいます。 北アルプスの鹿島槍ケ岳では、登山中に滑落した横浜市の40代の女性が12日、搬送先の病院で死亡が確認されました。 10日に閉山した富士山でも、12日午前2時半ごろ、1人で富士山に登っていた46歳の男性から「足がけいれんして動けない」と警察に救助要請がありました。 警察官7人態勢で現場に向かい、およそ3時間後に男性は発見され、病院に搬送されました。 ■白馬岳で「谷に落ちけが」 下山困難で救助要請 7月に白馬岳で登山
「犯罪者扱い」ハワイで日本人女性“入国拒否” 売春疑われる?若い女性から相談急増[2023/09/12 09:45] 観光目的でハワイを訪れた若い日本人女性が入国を拒否され、強制帰国させられるケースが急増しています。その背景には何があるのでしょうか。 ■別室で長時間の取り調べ「犯罪者みたいな扱いを…」 インフルエンサー 大阪市の女性(32):「絶対に入国できるって思っていたので、すべて嘘をつかずに話したんですけど。向こうは全部嘘ついてるっていうふうに疑いの目ですごく見てきたので。もう悔しいのと悲しいの、どん底に急に落とされた気持ちでつらかったです」 こう訴えるのは、大阪市に住むインフルエンサーの女性です。 今月1日から3泊5日で、ハワイ旅行を楽しむ予定でした。しかし、ハワイに到着した際の入国審査で、まさかの事態に遭遇します。 審査官:「宿泊先は?」 女性:「ホテルです」 審査官:「なぜ一人
『「ロシア人は家に帰れ」。でも私に帰る家はありません』 ロシアの隣国ジョージア(グルジア)の首都・トビリシ。観光客でにぎわう旧市街の一角で、ロシア人のナターシャさん(24)は表情を曇らせた。 ロシアがウクライナに侵攻を始めてから、1年5カ月。祖国を捨てた多くのロシア人が流入したジョージアでは、今、反ロシア感情が最高潮に達している。現地取材から見えたのは、さまよい続ける若者たちの苦悩だった。 (7月29日放送 「サタデーステーション」より) ■街中にあふれる“拒絶”『ロシア人お断り』 6月中旬。サタデーステーションの取材スタッフが向かったのは、ロシアの隣国・ジョージア。ソ連崩壊により、1991年に独立を果たした国だ。首都トビリシの、旧市街と現代の建築物が共存する美しい街を歩いていると、取材スタッフの目にあるメッセージが飛び込んできた。 『RUZZKI NOT WELCOME』…その意味は、『
先月15日、東京・国立市が開催した婚活パーティー。 男女15人ずつが集い理想の結婚相手を探すイベントでしたが、募集の際にある問題が起きました。それは、男女の年齢差です。 市によりますと、去年12月、市の広報紙で男性は28歳から49歳、女性は5歳若い23歳から44歳という条件で募集したところ、1人の市民から苦情が寄せられたといいます。 市民:「女性は若いほうが価値があるのではないかと捉えられかねない。許せない」 これを受け、市は「年齢差を設けることは適切ではない」として、対象年齢を男女ともに23歳から49歳に訂正して謝罪。実際のパーティーもこの年齢で実施されました。 ■市がおわび「出産年齢は特段意識していない」 今回、市から運営を委託された業者は、婚活パーティーでは男女とも子どもを望む人が多いことから、年齢差をつけることが多いと話しています。 他の市で年齢差をつけずにパーティーを開催したとこ
側溝のふたが外されている道路。落とし穴状態になっているとして、今月、ネット上で話題になりました。なぜ、こんな状態になっているのか。管理する行政側を取材すると、意外な理由が判明しました。 ■“走行不能”になった車も…県の話に愕然 県道を走行する1台の車。後ろからは、別の車がスピードを出して迫ってきています。 待避スペースを発見し、後ろの車を先に行かせようと、左へ寄せたところ、車を謎の衝撃が何度も襲います。 ドライバーの男性:「ガッガッガッ…という感じで。断続的に衝撃を受ける。なんだこの衝撃は、と」 道を確認してみると、車道と待避スペースとの間にあるはずの側溝のふたが飛ばし飛ばしに外され、ちょっとした落とし穴状態になっています。 ドライバーの男性:「トラックが止められるくらいのスペースがあり、そのスペースに入るのに、ふたがないのは、そもそもおかしい。落とし穴があるのは、絶対おかしい」 こちらは
中国便り06号 ANN中国総局長 冨坂範明 2023年1月 2022年12月にゼロコロナ政策を撤回した中国で、1〜2カ月の間に起きた新型コロナのすさまじい感染爆発。感染した人の数は、14億人の総人口のうち、9億人とも11億人とも言われている。 2023年1月25日までの全世界の累計感染者数が6億6000万人強であることを考えると、3年間の全感染者数を優に超える人たちが、一気に感染したことになる。 懸念されるのが、変異株の発生で、当然各国は水際対策の強化に乗り出したが、中国当局は「差別的だ」と猛反発。 そこで起きたのが、日本と中国の、ビザをめぐる「せめぎ合い」だ。 だが、実はそれは、勘違いから始まり、日本側の“あるメッセージ”がきっかけで、何もなかったかのように修正されたと思われるのだ。 ■口火を切ったのは日本 駐在の日本人に影響も 最初に口火を切ったのは日本だった。12月30日から、中国か
「妊娠したかもしれない」 静岡県の公立中学校の養護教諭・本間江理子さんは、かつて女子生徒からこう相談された。 女子生徒の相手は、年上の少年だった。 本間さんは、保護者も交え相談を重ね、女子生徒はその後、中絶することを選んだ。 県内の中学校では、女子生徒が妊娠し、出産したケースもあったという。 思春期の男女が起こす性のトラブルは深刻なものも少なくない。 日々こうしたトラブルと向き合う先生たちは、学校の性教育に危機感を感じている。 「性交」に関わるトラブルが多いのにもかかわらず、文部科学省が定める学習指導要領に、授業で性交について教えにくい「はどめ規定」があるからだ。 「はどめ規定」とは、一体何なのか?また何のためにできたのか? 「性交」について教えるのを避け、十分な性教育が行われていないと指摘される学校で、先生たちはどんな懸念を募らせているのか。 ■先生たちが感じる性教育の必要性 静岡県の公
アメリカ軍岩国基地の海兵隊員が盗んだ新車で引き起こした衝突事故。基地側の説明に怒りを爆発させた車の所有者に話を聞きました。 車の所有者の父親・原田和男さん:「我々とすれば車を盗んだのは分かりますよね?それは事実じゃないですか。だから警察がどうこういう問題じゃないんじゃないですか?」 アメリカ軍岩国基地・法務部の職員:「通訳しますね、全部。すみません、緊張しちゃって…」 新車を盗まれた原田順一さん:「笑っとる場合じゃないよね!」 アメリカ軍岩国基地・法務部の職員:「はい、すみません」 車の所有者の父親・原田和男さん:「我々はね、この車を乗ってないんですよ。警察の取り調べがどうとかいう問題じゃない」 新車を盗まれた原田順一さん:「取り調べするなら、さっさとなんで警察署に引き渡さないの?」 今月3日、山口県岩国市の路上で前方が壊れた状態で見つかった新車のスポーツカー。その後、盗難車だった事が分か
ドイツ戦が行われたスタジアムでは現地の人が日本を応援する姿が多くみられました。どのような背景があるのでしょうか、ドーハから報告です。 (伊従啓記者報告) 熱戦から一夜明けたドーハ市内です。今は静かですが、この辺り23日夜は日本サポーターで大いに盛り上がっていました。 私も会場の中にいましたが、試合中は特に後半、圧倒的に場の雰囲気は日本のホームの状態でした。 日本人サポーターだけでなく、地元カタールに住む人々からの応援も圧倒的でした。 なぜここまで一方的なのか、サウジアラビアの記者に聞いたところ、今回の大会開催にあたって、ドイツを含めた欧米からのLGBTQなどの人権問題の批判が相次いだこと。これについて反感を覚える人達が非常に増えたということなんです。 こうした背景もあり、会場全体がドイツに負けてほしい、日本を後押ししようという雰囲気となっていて、あの逆転劇を生み出す1つの要素になったとみら
ウクライナ北東部でロシア軍への反撃を強めているウクライナ軍は9月に入ってから3000平方キロメートル以上の領土をロシアから奪還したと主張しました。 ウクライナ軍のザルジニー総司令官は11日、自身のSNSで9月に入ってから、3000平方キロメートル以上の領土をロシアから奪還したと主張したうえで、ロシア軍への反撃を強めていく姿勢を改めて示しました。 また、ウクライナ北東部ハルキウの前線を巡っては、ウクライナ軍がロシアとの国境から50キロ以内の場所まで前進したとしています。 こうしたなか、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は10日、ロシア軍がドンバス地方の制圧に向けて重要な拠点としてきたイジュームについて、ウクライナ軍が48時間以内に奪還する可能性が高いという見解を示しています。
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