牛乳にうがい薬のイソジンをたらし、毎日飲めばがんが消える。ちょっと信じがたいそんな情報が、一部のがん患者の間に出回っている。考案者は西日本の医師で、信じた患者からほかの患者に広がる、ということも起こっている。 医師はどんな根拠で言っているのか。なぜ、不特定多数に勧めるのか。調べていくと、医師に自信を持たせた学術誌の安易にも見える編集姿勢にまで行き着いた。根拠薄弱な療法は、思わぬ健康被害を招く恐れも指摘されている。
牛乳にうがい薬のイソジンをたらし、毎日飲めばがんが消える。ちょっと信じがたいそんな情報が、一部のがん患者の間に出回っている。考案者は西日本の医師で、信じた患者からほかの患者に広がる、ということも起こっている。 医師はどんな根拠で言っているのか。なぜ、不特定多数に勧めるのか。調べていくと、医師に自信を持たせた学術誌の安易にも見える編集姿勢にまで行き着いた。根拠薄弱な療法は、思わぬ健康被害を招く恐れも指摘されている。
1つ後の太田氏からの指摘をうけて、タイトルを変更しました。臨床試験等が行われている水素水は通常の科学の研究の対象であり、ニセでもなんでもありませんが、現在判明している効果や効果があるための条件を無視したり逸脱した内容で効果効能を謳う宣伝はニセ科学と呼ぶしかない、という趣旨です。水素水全部をニセ科学というつもりはありませんので、「宣伝」を追加しました。 【注意】このページの内容は商品の説明ではありません。商品説明中に出てくる水の科学の話について、水・液体の研究者の立場から議論しているものです。製品説明は、議論の最後にある、販売会社のページを見てください。 「水素水はニセ科学で効果なし!詐欺と言われている理由について!」 が反論になっていないので、コメントしておく。 まず、上記のページでも協調されている「2007 年に米国医学雑誌ネイチャーメディシンにて日本での研究結果の論文が発表されました。
琉球大学農学部教授であった比嘉照夫氏が開発したEM(EM菌)は代表的なニセ科学だとみなされている*1。一方、「数百の論文」があるがゆえに、EMはインチキでもニセ科学でもないとの主張がある。 ■2014年10月20日の記事 | EM(微生物)の力で環境を守る インターネット上では、EMを好ましく思わないグループもいるようですが、彼らの主張する「論文が無い」「EMはインチキでニセ科学」という批判が、完全に的外れであることが分かります。 これらの論文や実際の現場でのEM技術を検証することもせず、開発者の比嘉照夫氏の人格批判や、風評を撒き散らす行為こそ、科学者としての道を外れてしまっているのではないでしょうか。 確かに、「EM研究機構」のウェブサイトには「学会発表や論文」と称する大量のリストがある。これらのリストは、EMはニセ科学だという主張に対する反論になりうるのだろうか?実際のところ、これらの
はてなブックマーク経由で、疑似科学とされるものの科学性評定サイト の存在を知りました。 そのサイトは、 本サイトでは、サプリメント、民間代替医療、生活環境改善、自己啓発、不思議現象など、疑似科学と疑われるものについて、これまで判明している知見から、その効果の主張に伴う科学性の程度をおしはかる試みを行っています。 というテーマであるらしく、世間に流布される色々の説が評価されています。私も疑似科学やニセ科学といった問題には関心があるので、サイトを眺めてみましたが、概念の整理が充分では無かったり、評定のしかたについて疑問に思われる所がありました。本エントリーでは、それらについてメモ的に書きます。 ※以降、当該サイトを便宜上、「評定サイト」と略す まず、評定サイトでは、その効果の主張に伴う科学性の程度を評定するための条件として、9つのものを挙げています。すなわち、 透明性 再現性 客観性 論理性
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「毎日やさしい言葉をかけたリンゴと毎日罵倒したリンゴだと一ヶ月後に罵倒した方だけくさった」という話をTwitterで見かけた。 リンゴを罵倒である。そんなことやったことがない。わけがわからなすぎて楽しそうだ。やってみたい。 くさるくさらないはどうでもいい。ただただリンゴを罵倒してみたい。
病的科学(びょうてきかがく、pathological science)とは、存在しない現象を、多くの人で観察してしまうことで成り立つ分野である[1]。疑似科学よりも科学に近い位置づけにある[1]。 1989年にアーヴィング・ラングミュアによって発表された[1]。定義したのは、その36年前の1953年である[1]。 病的科学の徴候[編集] ラングミュアは、病的科学の徴候を以下のように指摘している[1]。徴候(symptom)であり、科学と病的科学の間に線を引くためのものではない[1]。 観測された最大の効果についても、それを引き起こした原因物質は検出限界ぎりぎりの極めて微量のものであるとされる。効果の大きさと原因物質の量の間には、相関関係がほとんど見いだせない。 その現象の発現は大変弱く、一貫して検出限界ぎりぎりであり、統計的な有意性があまりにも小さいので、測定を何度も繰り返さなければ確認で
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