個人事業には当然現金のやり取りも出てきます(生活費を引き出す、事業用の支払いをする等々)。 しかし、帳簿上で「事業用」と「個人用」で現金を分けると、経理が面倒になります。 現金の管理には「現金出納帳」でお金の出入りを記帳する必要がありますが、財布の中のいくら分が事業用のお金か、訳が分からなくなりませんか? 先週口座から引き出した分は事業用として記帳、今週引き出した分は個人用にして・・・あれ?通帳と現金が合わない等々、手間ばかり掛かります。 そこでおすすめなのが「立替払い方式」です。 立替払い方式とは 事業用の現金は持たずに、引き出したお金はすべて個人のお金「事業主貸」として記帳します。 事業用に支払いが必要になった際は、個人のお金から支払い「事業主借」として記帳します。 支払いはすべて個人の現金から!現金を事業用と個人用に分ける必要がなくなります! 以下で具体的な仕訳方法をご案内します!