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  • 最大級の太陽フレアが7回連発 各地でオーロラ、北海道でも観測 | 毎日新聞

    オーロラの影響でピンクに染まる空と、その光を映すオホーツク海。右は知床半島(20秒間露光)=北海道斜里町で2024年5月11日午後11時34分、貝塚太一撮影 太陽表面で起きる爆発現象「太陽フレア」が8日から繰り返し大規模に発生していることから、国立研究開発法人「情報通信研究機構」は11日、全地球測位システム(GPS)の位置情報や無線通信などに障害が発生する恐れがあるとして注意を呼び掛けた。この影響で非常に大きな磁場の乱れ「磁気嵐」が発生。北海道や東北、州の日海側など、各地でオーロラとみられる現象が観測された。 同機構によると、最大級の「Xクラス」の太陽フレアが8日から11日までに計7回発生。11日午前10時23分に発生した太陽フレアは、その中でも最大規模だった。3日間(72時間)で7回のXクラスが発生したのは、観測史上初めてという。

    最大級の太陽フレアが7回連発 各地でオーロラ、北海道でも観測 | 毎日新聞
  • 嫌われ者のカビが生み出す 「想像もできない物質」が持つ力 | 毎日新聞

    小林製薬のサプリメントによる健康被害問題では、カビが作る物質が原因の候補とされている。何かと嫌われがちなカビだが、20世紀にはカビから次々に薬が発見され、多くの人の命を救ってきた。そしてカビは今も「宝の山」で、薬のもとを探す研究が続けられている。研究者が「カビはすごい」と語る理由に迫った。 眠っている能力を引き出す 「カビは薬の源です」。こう断言するのは、カビなどの微生物が作る天然化合物を長年研究している理化学研究所環境資源科学研究センターの長田(おさだ)裕之ユニットリーダーだ。 長田さんの研究チームは2021年、麦類に赤かび病を引き起こすカビの一種「フザリウム」から、感染症のマラリアに効果のある新規物質を発見した。 カビなどの微生物は、飢餓や光、温度、敵の襲来といった外部刺激に反応し、さまざまな種類の天然化合物を作る能力を持っている。人類はそうしたカビが作った天然化合物を薬として利用して

    嫌われ者のカビが生み出す 「想像もできない物質」が持つ力 | 毎日新聞
  • 「H3」2号機打ち上げ、衛星分離に成功 30年ぶり国産新型 | 毎日新聞

    打ち上げに成功したH3ロケット2号機=鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで2024年2月17日午前9時22分、吉田航太撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日午前9時22分、新型主力ロケット「H3」2号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射した。JAXAによると、機体は予定の高度約680キロに到達し、搭載した超小型衛星の分離に成功した。 新たな国産主力機のデビューは1994年のH2ロケット以来となる。H3は2024年度中に退役予定の現行の主力機「H2A」に代わり、今後20年間の日の宇宙輸送の中心を担う。宇宙ビジネス拡大で需要が増す国際的な衛星打ち上げ市場で、競争力確保を目指す。 JAXAは14年からH3の開発を始め、23年3月に初号機を打ち上げた。ところが、電源系統の不具合で2段目エンジンに着火せず失敗に終わった。共同開発する三菱重工と共に、部品の絶縁を強化するなどの再発防止

    「H3」2号機打ち上げ、衛星分離に成功 30年ぶり国産新型 | 毎日新聞
  • SLIM、月面への「ピンポイント着陸」に成功 誤差100m以内 | 毎日新聞

    月面に着陸した探査機SLIM。手前左下に映っているのはSLIMから分離された小型ロボット=JAXAなど提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、20日未明に月面に着陸した小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」が、着陸目標地点から誤差100メートル以内に降り立つ「ピンポイント着陸」に成功したと発表した。あわせて、分離した小型ロボット「LEV―2」が撮影した、月面のSLIM体の画像を公開した。 JAXAによると、SLIMが着陸したの…

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  • 原因不明の川崎病 コロナ流行後3分の2に激減 解明の手がかりに? | 毎日新聞

    乳幼児を中心に発症し、全身の血管に炎症が起きる川崎病の患者数が、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)以降、3分の2に激減したことがNPO法人日川崎病研究センターの調査で判明した。川崎病は1967年に故川崎富作氏が報告し、いまだ原因が分からない。患者数の変化から、病気の原因を解明する新たな切り口につなげようと、専門家が調査を進めている。 川崎病は、主に5歳未満の子どもがかかり、全身の血管に炎症が起きる。高熱や両目の充血のほか、イチゴのように舌が真っ赤になったり、全身に赤みを帯びた発疹が出たりする。 症状が重い場合には、患者の心臓に血液を送る「冠動脈」にこぶができ、心筋障害を起こす恐れがある。患者の約3%に何らかのこぶができ、後遺症を残すこともある。 国内では新型コロナの流行が始まる前の2019年までは患者数が増加傾向にあり、19年の患者数は約1万7000人に上った。発病率

    原因不明の川崎病 コロナ流行後3分の2に激減 解明の手がかりに? | 毎日新聞
    fukumimi2002
    fukumimi2002 2023/11/23
    コロナ流行初期に欧米で川崎病そっくりの症例が増えたのはなんだったんだろ / MIS-Cてそっくりなのがあるのか https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230124/k10013956801000.html
  • 宿主の行動操る仕組みか ハリガネムシのDNAにカマキリ由来遺伝子 | 毎日新聞

    寄生虫のハリガネムシはカマキリに寄生して行動を操り、自ら川や池に入水させる習性が知られている。理化学研究所などのチームは20日、ハリガネムシのDNA(デオキシリボ核酸)にカマキリから伝わったとみられる遺伝子が含まれ、その働きで作られた物質がカマキリの体を操作している可能性があると、米専門誌カレントバイオロジーに発表した。 ハリガネムシは黒い針金のような線状の寄生生物。水中でふ化し、まずユスリカなどの水生昆虫(宿主)に寄生する。宿主が羽化してカマキリやカマドウマなどの陸生昆虫にべられると、それを終宿主(しゅうしゅくしゅ)として体内で成長。終宿主が水に落ちると腹から出て水草などに産卵する。

    宿主の行動操る仕組みか ハリガネムシのDNAにカマキリ由来遺伝子 | 毎日新聞
  • 生命誕生の謎解く鍵に? 土星衛星の海に高濃度リン 東工大など | 毎日新聞

    地下に海があることで知られる土星の衛星エンセラダスから噴出した海水に、極めて高濃度のリン酸が含まれていたと、東京工業大や海洋研究開発機構などの国際チームが15日付の英科学誌ネイチャーに発表した。リンは地球生命に必須の元素で、地球以外でこれだけ高い濃度で見つかるのは初めて。チームは「私たちと物質的に似た生命が存在する可能性が考えられる」と話している。 氷に覆われたエンセラダスの地下には、液体の海や熱水を噴き出す穴があることが分かっている。2017年には米欧の無人探査機カッシーニが地表から宇宙空間に噴出する海水を観測。有機物や水素分子などが含まれていることが分かり、生命が存在しうる環境として注目されてきた。

    生命誕生の謎解く鍵に? 土星衛星の海に高濃度リン 東工大など | 毎日新聞
  • 「藩主はイノシシ狩りばかり」 熊本の“スパイ”が鹿児島で見たもの | 毎日新聞

    1651年、熊藩の密偵が鹿児島藩について報告した文書「村田門左衛門申上覚」の一部=熊大付属図書館所蔵 江戸時代初期、熊藩から鹿児島に派遣された密偵の報告書が、熊大所蔵の文書群から発見された。鎖国体制の確立期に、諸外国と結託する恐れのあった鹿児島藩を江戸幕府が警戒する中、隣の熊藩が「スパイ」を送り込み、幕府と情報共有していたとみられる。 報告書は、1651年2月27日付。密偵の名は「村田門左衛門」と記され、鹿児島に「潜入」した同年1月17日から2月25日までに見聞した内容を記録。鹿児島との境界に近い葦北(あしきた)地域の役人を通じ、熊藩の筆頭家老だった松井興長(おきなが)に提出したとみられる。松井家の文書群の一つで、研究員が調査の過程で発見した。 税制や穀物の相場、島津家家老の役割分担などが細かく書かれ、当時の鹿児島藩主だった島津光久や島津家について、軍備や所有する船舶、財政状況

    「藩主はイノシシ狩りばかり」 熊本の“スパイ”が鹿児島で見たもの | 毎日新聞
  • 線虫でがん検査 その実力は? | これ大事!いま知りたい医療ニュース | 高野聡 | 毎日新聞「医療プレミア」

    血液などわずかな検体で多臓器のがんを調べる研究が世界で進む中、体長約1ミリの線虫を使ったがん検査が注目されている。線虫は犬に勝る嗅覚を持ち、尿に含まれたがんの匂いに集まる性質がある。検査はこの特性を生かし、既存のがん検診では発見が難しい初期のがんを判定するという。ホームページ(HP)などでは「15種のがんリスクがわかる」「膵臓(すいぞう)のがんリスクがわかる」とうたっている。 だががん検診の有効性は、がんの発見率の高さではなく、がん死亡率の低下で評価される。また一定割合で生じる検診の不利益と利益をてんびんにかけ、利益が勝ることが重要だ。新技術の実力はいかほどなのか。 「15種類のがんがわかる」 線虫がん検査とはどのような内容か。運営会社のHPなどによると、口腔(こうくう)・咽頭(いんとう)、道、肝臓、胆のう、胆管、膵臓、腎臓、ぼうこう、前立腺、卵巣などの15種類のがんが尿1滴の検査で分か

    線虫でがん検査 その実力は? | これ大事!いま知りたい医療ニュース | 高野聡 | 毎日新聞「医療プレミア」
  • 線虫がん検査 公表された感度・特異度のからくり | これ大事!いま知りたい医療ニュース | 高野聡 | 毎日新聞「医療プレミア」

    海外で進んでいる、尿や血液などわずかな検体で複数のがんを調べる研究の論文。いずれも検証のために数千人から数万人が参加した研究を実施している=高野聡撮影 これまで2回にわたり、線虫を使い尿1滴のにおいでがんの有無を判定する「線虫がん検査」の課題を検証してきた。がんの早期発見、早期治療のためのがん検診方法として、最も重要なのは、いかにがんがたくさん見つかるか(がんの発見率の高さ)ではなく、命に関わるがんを見つけてがん死亡を減らすか(がん死亡率の低下)だが、そもそも線虫がん検査のがん発見率は、商用化前に十分に検証されたのだろうか。運営会社は毎日新聞の取材に応じていないが、利用者向けにホームページ(HP)で公表している情報に基づき検証した。 HPには詳細な説明なし がん患者を「がん」と判定する確率(感度):86.3% 健常者を「がんではない」と判定する確率(特異度):90.8% 運営会社のHPの「

    線虫がん検査 公表された感度・特異度のからくり | これ大事!いま知りたい医療ニュース | 高野聡 | 毎日新聞「医療プレミア」
  • てんかん原因細胞にピンポイントで作用する物質 動物実験で確認 | 毎日新聞

    けいれんや意識消失を引き起こす「てんかん」の原因となる脳内の異常な細胞に対して、ピンポイントに作用して数分で症状を抑える物質をサルを使った実験で開発したと、量子科学技術研究開発機構などのチームが発表した。 てんかんは、国内に60万~100万人の患者がいるとされる。脳神経細胞のうち、局所的に起こる異常な興奮が引き金となり、広い範囲に興奮が伝わることで意識消失などを引き起こす。 患者の6~7割は、投薬で症状が出ないようにすることができる。薬が効かない場合、異常な興奮を起こす細胞を切除する。しかし切除する場所によっては、運動や言語機能に影響を与える恐れがあり、新たな治療法が求められていた。

    てんかん原因細胞にピンポイントで作用する物質 動物実験で確認 | 毎日新聞
  • H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞

    新型主力機H3ロケットの発射に失敗した原因を調べる文部科学省の有識者会議=2023年3月8日午後4時40分、オンライン会議の画面から 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、2段目のエンジンが着火せず発射に失敗した新型主力機H3ロケット初号機について、電源系統の異常を確認したことを明らかにした。 この日の文部科学省の有識者会議でJAXAが調査状況を報告した。 JAXAによると、1段目のエンジンを分離した後、機体から2段目のエンジ…

    H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞
  • H3ロケット、発射できず ブースターが着火せず JAXA | 毎日新聞

    発射できなかったH3ロケット初号機=鹿児島県南種子町で2023年2月17日午前10時38分、徳野仁子撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、種子島宇宙センター(鹿児島県)で、地球観測衛星「だいち3号」を載せた新型主力機H3ロケット初号機の発射を試みたが、発射できなかった。主エンジンは着火したものの、固体ロケットブースターが着火しなかった。JAXAが原因を調べている。 1994年にデビューしたH2ロケット以来、29年ぶりに国産主力機を刷新した。H2を改良し2001年から運用する現在の主力機H2Aロケットは24年度に50号機を最後に引退。H3が今後20年間の日の宇宙輸送の中心を担う。 H3は全長約63メートル(初号機は約57メートル)、直径約5・2メートル。H2Aより一回り大きく、衛星打ち上げ能力を1・3倍に高めた。一方で開発や部品の低コスト化を図り、1回の発射費用を最小形態でH2A

    H3ロケット、発射できず ブースターが着火せず JAXA | 毎日新聞
  • 国内最大、3.5メートルの木製埴輪 世界遺産の峯ケ塚古墳で出土 | 毎日新聞

    峯ケ塚古墳から出土した石見型木製品。長さが約3・5メートルあり、木製埴輪としては国内最大=大阪府羽曳野市で2022年12月7日、川平愛撮影 世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産の一つ、峯ケ塚古墳(大阪府羽曳野市、5世紀末)の発掘調査で、長さ約3・5メートルの木製埴輪(はにわ)が出土した。つえや旗をかたどったとの説がある石見型と呼ばれる種類の木製品で、8日発表した羽曳野市教委によると、他の種類を含めて木製埴輪としては国内最大になるという。 峯ケ塚古墳は全長96メートルの前方後円墳。くびれ部の北側に祭祀(さいし)の場と考えられる造り出しがあり、木製埴輪は付近の周濠(しゅうごう)から見つかった。石見型木製品は、これまで全国15の古墳で出土例があるが、今回のものは現存部分の長さが約352センチ、幅約75センチ、厚さ約8センチ。素材は当時の権力者が好んで使ったコウヤマキだった。

    国内最大、3.5メートルの木製埴輪 世界遺産の峯ケ塚古墳で出土 | 毎日新聞
  • 宇宙飛行士・古川聡氏の研究に「重大な不適切行為」 JAXAが処分へ | 毎日新聞

    医師の古川聡・宇宙飛行士(58)が総括責任者を務めた、国際宇宙ステーション(ISS)の生活を模した医学研究に、データの改ざんや捏造(ねつぞう)など多くのずさんな点があったことが関係者の話でわかった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は重大な不適切行為があったと認定し、25日に文部科学省などに報告した。 古川飛行士は2023年ごろISSに2回目の長期滞在をすることが決まっているが、JAXAは古川飛行士を含む関係者を処分する方針。現役の宇宙飛行士を巡る不祥事が発覚するのは異例だ。 JAXAなどによると、この研究は…

    宇宙飛行士・古川聡氏の研究に「重大な不適切行為」 JAXAが処分へ | 毎日新聞
    fukumimi2002
    fukumimi2002 2022/11/25
    ショック...。ちなみに旅客機のパイロットはフライト中にUFO見ても「見た」って言うと精神鑑定とかいろいろされてすごい大事になるらしいから言わないらしいね
  • football life:亡き友・工藤壮人さんへ酒井宏樹「もうちょっと頑張る」 サッカーW杯 | 毎日新聞

    サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で、自身3度目のW杯に臨む日本代表DF酒井宏樹(32)=浦和レッズ=の胸には、小学生から同じ時を過ごしてきた亡き友への特別な思いが去来している。 「小学生から今まで長い付き合いでした。共にプロになり、リーグ優勝して日本代表のユニホームも一緒に着ました。彼の分まで戦おうなんて、きれい事を言うべきではないかもしれないし、決して簡単なことじゃないですが、今までよりもうちょっと頑張ろうと思います」 W杯メンバー発表を翌日に控えた10月31日、酒井は自身のインスタグラムに4枚の写真とともに文章を載せた。その10日前に32歳で急逝した、元チームメートの工藤壮人(まさと)さんへの思いを込めて。 2人は1990年生まれの同学年。J1柏レイソルの育成組織に入ったのは工藤さんが一足先で、小学生の時から一緒にボールを追い掛け、プロを目指してきた。後に同じ学年から他チー

    football life:亡き友・工藤壮人さんへ酒井宏樹「もうちょっと頑張る」 サッカーW杯 | 毎日新聞
  • オオミズナギドリは台風の目に向かって飛ぶ 10年の調査で発見 | 毎日新聞

    台風に襲われた海鳥「オオミズナギドリ」は台風の目に向かって飛ぶ傾向にあることを、名古屋大大学院環境学研究科の依田(よだ)憲教授(動物行動学)らの研究グループが、約10年に及ぶ野外調査から発見した。台風で陸上に吹き飛ばされないようにする戦術と考えられるという。ほとんど解明されていない野生動物の自然の猛威への対処方法を解明した研究結果として注目される。 オオミズナギドリは体重約600グラム、羽を広げた翼開長約120センチで、日韓国の島で春から秋にかけて繁殖する。子育て期の8~11月、親鳥は餌探しのため巣を1日から2週間離れて時に1000キロ移動することがある。

    オオミズナギドリは台風の目に向かって飛ぶ 10年の調査で発見 | 毎日新聞
  • リュウグウ、500万年前に地球近くに移動 地下物質から初分析 | 毎日新聞

    探査機はやぶさ2が試料を持ち帰った小惑星リュウグウが約500万年前、火星と木星の間にある小惑星帯から地球近くに移動してきたことがわかったと、九州大や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などのチームが20日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。 はやぶさ2はリュウグウに人工クレーターを作り、世界で初めて小惑星の地下物質を採取しており、地表と地下の物質を比較してわかった初の成果という。 小惑星は、宇宙を飛び交う太陽風や銀河宇宙線にさらされている。太陽風は地表で止まるが、銀河宇宙線ははるかにエネルギーが高く、地下1~2メートルまで届く。

    リュウグウ、500万年前に地球近くに移動 地下物質から初分析 | 毎日新聞
  • 指が5本になるのはなぜ? 仕組みの一部を解明 東大研究チーム | 毎日新聞

    KIF3の障害で指が6になったマウスの胚(右)と5のマウスの胚(左)。白い線の長さは3ミリ=広川信隆・東京大特任研究員提供 ヒトやマウスの指が5になる仕組みの一部を解明したと、広川信隆・東京大特任研究員(分子細胞生物学)のチームが10日付の米科学誌「デベロップメンタル・セル」(電子版)に発表した。先天的に指が多い「多指症」の原因解明につながる可能性がある。 生物には、生命活動に必要な物質の運び屋として働く「分子モーター」と呼ばれる45種類のたんぱく質がある。チームがこの一つ「KIF3」を十分働かないようにしたマウスの胚をつくると、通常は前…

    指が5本になるのはなぜ? 仕組みの一部を解明 東大研究チーム | 毎日新聞
    fukumimi2002
    fukumimi2002 2022/10/11
    胎児期に指などの各器官がつくられるのは「ソニックヘッジホッグ」(SHH)というたんぱく質が分化を促すため。KIF3の働きを詳しく調べ、SHHを働かせるスイッチのようなたんぱく質をKIF3が運んでいることを突き止めた。
  • 下水から抽出した、無臭の白い結晶…正体は? 農家向けに販売 | 毎日新聞

    和白水処理センターに集められた下水から回収、抽出された再生リン。最終処理を経て肥料となり、8月下旬から農家への販売が始まった。博多湾の水質環境改善を目的に始まった処理は、市民生活と農業をつなぐ新たな可能性になろうとしている=福岡市東区で、津村豊和撮影 福岡市に七つある下水処理施設の一つ、東区の和白(わじろ)水処理センター。積み上がった白い結晶を職員に両手のひらですくってもらうと、指の間から砂のようにさらさらとこぼれ落ちた。臭いも全くない。 結晶の正体は「再生リン」。窒素、カリウムと並ぶ化学肥料の3要素の一つのリン酸を、市民生活で出た下水から回収、抽出したものだ。市は博多湾の水質汚濁を防ぐため、1996年にリンの回収事業をスタート。さらに、国土交通省が開発した回収技術を今年4月に導入したことで回収量が15倍になり、年間に最大で150トンを見込めるようになっ…

    下水から抽出した、無臭の白い結晶…正体は? 農家向けに販売 | 毎日新聞
    fukumimi2002
    fukumimi2002 2022/09/24
    ちょうどNHKニュースでミニ特集してたけど、リンの輸出は8割中国だそうな。何か事が起きたら終わる。