スズメの三きょうだいをモチーフに今月、JR柏駅のオリジナルキャラクターが生まれた。アニメづくりなどを通じて、柏市の活性化に取り組む市民団体「できる街プロジェクト」が、駅員らの依頼に応じてデザインした。 三きょうだいは、長兄の「かーくん」、妹の「しーちゃん」、末っ子で弟の「わっくん」。頭文字を並べると「かしわ」になる趣向だ。かーくんは特産の小カブの葉、しーちゃんは市の花シバザクラ、わっくんはカシワの葉といった具合に、それぞれ柏市ゆかりの植物を、髪飾りにしている。 キャラクターづくりは、駅の利用促進を検討する若手社員チームの発案。地域により親しんでもらえるのでは、と市の担当部局に相談したところ、同プロジェクトを紹介された。プロジェクトから提示された複数のデザイン案の中から、社員たちが「家内安全」や「子孫繁栄」の象徴でもあるスズメを選んだという。 「とても気に入ってます。細かいところまで作り込ま