コンテナ技術入門 - 仮想化との違いを知り、要素技術を触って学ぼう コンテナ技術を適切に活用するには、コンテナが「どうやって」動いているかを学びたいところ。はてなのエンジニアhayajo_77さんがコンテナの要素技術の勘所を解説します。 こんにちは。株式会社はてなでサーバー監視サービス「Mackerel」のSREを務めるhayajo_77( @hayajo )です。 さて、コンテナ技術はDockerの登場がきっかけとなり、本格的に活用が始まりました。現在はKubernetesを始めとするコンテナオーケストレーションツールや AWS, GCP, Azure などのクラウドサービスで提供されるコンテナマネジメントサービスを採用したサービス運用事例が数多く紹介されており、コンテナ技術は「理解する」フェイズから「利用する」フェイズに移ってきています。 コンテナそのものは上記のツールやサービスにより
無料で提供される開発者向け「Docker Community Edition」Windows版、Mac版でもKubernetesの統合が行われ、ローカルにDocker環境と同時にKubernetes環境が構築されることが発表された。 デンマークのコペンハーゲンで10月17日に開幕したイベント「DockerCon EU 2017」。 DockerとKubernetesの統合とサポートの発表に続いて、無料で提供される開発者向けのDocker環境であるDocker Community EditionのWindows版、Mac版でもKubernetesの統合が行われ、ローカルにDocker環境と同時にKubernetes環境が構築されることが発表されました。 Docker Community EditionもKubernetesを統合 Docker創業者兼CTO Solomon Hykes氏。 も
This browser is no longer supported. Upgrade to Microsoft Edge to take advantage of the latest features, security updates, and technical support. はじめに 若干今更な感じもするタイトルではありますが、やはり Azure に初めて取り組む方にはわかりにくく、かつ重要視される部分でもありますので、改めてまとめてみたいと思います。「考え方」というタイトルの通り、本記事では技術的にはあまり深入りしないように、なるべく簡潔に記載していきたいと思います。さらに深く追求したい方向けは随所にリンクを貼っておきますので、そちらをご参照いただければと思います。 2017-10-22 追記 本記事の執筆後にも Azure は進化を続けており、可用性ゾーンや計画メンテナ
Xen, KVM等の、仮想化ハードウェアとしてQEMUを利用している環境で発生 VMware,Bochsは対象外 Hyper-VもXenと仮想化コアは同じだが仮想化ハードウェアが違うので対象外 Xen利用のAWSは対象外。自前でFDCを外している?*1 おそらくVirtualBoxも対象? FDドライブを接続していなくても、QEMUの仮想化ハードウェア(ICH9)がFDコントローラを積んでいるので対象となる。 This issue affects all x86 and x86-64 based HVM Xen and QEMU/KVM guests, regardless of their machine type, because both PIIX and ICH9 based QEMU machine types create ISA bridge (ICH9 via LPC) a
高価な共有ストレージアレイを不要にする「VMware Virtual SAN」導入済みサーバ、主要サーバベンダから登場 仮想マシンによるシステムを構築する際に、コスト上昇の大きな要因になるのが共有ストレージアレイでした。仮想化の大きな特長であるライブマイグレーションは、共有ストレージアレイを通じて仮想マシンのイメージが物理サーバを移動する仕組だったため、高性能な共有ストレージアレイは仮想化システムに不可欠なものでした。 VMwareが今年3月から出荷を開始した「VMware Virtual SAN」は、物理サーバに内蔵されているストレージをネットワーク越しに束ねて仮想的な共有ストレージアレイを実現することで、物理的な共有ストレージアレイを不要にするソフトウェアです。 これにより仮想化システム全体のコストを下げるだけでなく、システム構成が物理サーバのクラスタというシンプルなものになることや、
最近話題の Vagrant さんは「Linux の環境を作ったり壊したりして開発とか試験が楽になるよ」と紹介されることが多いけど、Windows の環境だって作ったり壊したりしたい! いろいろ調べつつ環境を作ってみたので、その手順を共有しておく。 完成イメージはこんな感じ。コマンドプロンプトから vagrant up をしたら VirtualBox 上に Windows Server 2012 R2 の環境が準備されて、そこにリモート デスクトップで接続している。 いろいろいじったあとに vagrant destroy したら環境は消え去って、vagrant up したら、また、まっさらな状態から使える。 ちょっと注目してほしいのは、ゲスト OS の C:\vagrant にホスト側の Vagrantfile がマウントされているところ。このあたりの処理は Vagrant-Windows
仮想化の分野はどんどんと新しいものが出てくる。全部を実際に試すことは出来なくても、筋が良さそうなものについては、どういうものなのかある程度把握しておきたい。最近はちょっと忙しくてあまり情報収集ができてなかったので、追いつこうと思ってちょっと調べてみた。 ハイパーバイザ型仮想化とコンテナ型仮想化 仮想マシンの歴史をたどると、メインフレームの方では随分と昔から使われている技術である、と出てくる。一方で、x86の世界ではそれほど歴史は長くなく、1999年にリリースされたVMwareがおそらく実用的な初の仮想マシン技術だろう。 VMWareはハイパーバイザ型仮想化と呼ばれる技術で、上に乗るOS(ゲストと呼ばれる)に対して仮想的なハードウェアを提供する。ハイパーバイザ型も、どのレイヤで仮想的なハードウェアを提供するかで更に細分化されるらしいが、よく知らないので、ここではそこまでは踏み入らない。ハイパ
2013年6月7日 22:04更新: Upstartのデフォルトの設定ファイルを書き換えない方法に変更しました。hitoさんありがとうございます。 lxcなどのバージョンを記載しました。 はじめに Chefを使っていると、役割やサービスごとに環境を分離したくなります。 しかし、個人レベルで大してトラフィックがない段階で、サービスごとに仮想サーバーを借りていてはお金が足りません。 そこで、安価なVPS上でLinux Container (LXC) を使うことで、複数のサーバーを作ります。 スケールしたくなったときは、コンテナを潰して、新しく仮想サーバーを借りてChefで同様の設定をすれば手軽にスケールできると考えています。 Heroku使えば?と言われるかもしれませんが、色々なミドルウェアを利用したり、バックグラウンドで処理をしようとすると、たちまちお金がかかるので、VPSをやりくりして遊び
Apple improves iCloud for Windows, kills iTunes Among the changes to the widely used application are support for physical security keys, dark mode, and an improved user interface. Windows 11 Insider Previews: What’s in the latest build? Get the latest info on new preview builds of Windows 11 as they roll out to Windows Insiders. Now updated for Build 26052 for the Canary and Dev Channels and Build
先日「いま、ネットワークに何が起きているのか」をテーマに、ブロケード・コミュニケーションズ・システムズの小宮崇博氏を迎えて、特にイーサネットの進化について聞いてみました。アーカイブになっていて誰でも見ることができます。 どんな内容なのか、紹介ページから少し転載します(勝手に転載してすいません>編集部)。 新野 いまサーバを買うと、たいてい1Gbpsのポートが付いてきますし、10Gbps対応のアダプタも出てきています。この先は100Gbpsになるのでしょうか? イーサネットはどう進化するのでしょう? 小宮 データセンターやISPを中心に、ようやく10Gbpsに対するニーズが生まれてきましたが、現時点では10Gbpsという技術を使っているのは一部のユーザーですね。ただ10Gbpsについては標準化が済んでいて、各社が対応した製品を出荷しています。 新野 つまり、「ほしい人はお金を出せば買える状態
ネットワーク機器はサーバ上の仮想機器(アプライアンス)、ネットワークはファブリックベースになる。ガートナーの予想 データセンターはこの先どのように進化していくのか。調査会社ガートナージャパンが主催した「ガートナー ITインフラストラクチャ&データセンターサミット 2011」が都内で開催されています(4月27日から今日まで)。 仮想アプライアンスとデータセンターの自動化 米ガートナーリサーチ リサーチディレクターのロブ・マクミラン氏は、「サーバ、ストレージ、デスクトップ、アプリケーションなど、あらゆるものが仮想化されていく」としたうえで、さらに物理的な機器として存在してきたルータ、ファイアウォール、IPS(Intrusion Prevention System、不正侵入対策システム)などさまざまな装置も、サーバの仮想アプライアンスへと変わっていくだろうと説明しました。 いままでは、サーバ担当
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