冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、今日は自律学習に関するよくある誤解に基づく批判について書いてみたいと思います。なお研究者の間では「オートノミー」という言葉がよく使われますが、この外来語自体を知らない人にも読んでいただきたいと思いますので、今日の記事の中では、代わりに「自律性」という言葉を使いたいと思います。 また、 「自律学習」というのは学習者が自分で学習の目的や方法を決めて取り組むクラス形式の学習活動のことです。「自律的な学習」というのは一斉授業なども含め、一部でも学習者の自律性を重視した学習活動のことです。 今日触れてみたいのは、「自律学習は全く自律的ではない」という批判です。なぜなら、「自律学習をしなさい」と教師が指示しているからです。 これについては、正しい部分とそうでない部分があります。正確に言うと、学習者にとって違います。 もともと自
ハノイ日本語教師会の「授業のあれこれ話す会」で自律学習について語りました。でも、声があまりよくとれていませんので、以下でお聞きになれます。 (三角の再生ボタンを押してください) 五分間の音声です。このときは特にパワーポイントなどは用意していなかったので、逆に音声だけでも僕の言いたいことは大体分かると思います。 この会ではクラスの進度について来れなくなってしまった学習者にたいしてどうすればいいのかを話し合うことになっていまして、僕の体験談もそういった切り口になっています。 なお、音声の最後に出てくる桜美林大学の本というのは、以下のものです。 会の様子は以下でもご覧になれます。 http://d.hatena.ne.jp/Hanoi_Nihongo/ ところで、以下のことは会では申し上げなかったんですが、自律学習というのはtwitterと非常に相性がいいんじゃないかな、と思います。 というのも
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