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池田信夫に関するAkimboのブックマーク (6)

  • 増税は避けられない - 池田信夫

    菅財務相が記者会見で「消費税の引き上げより予算の無駄を排除するのが先だ」とのべました。これは民主党のマニフェストにそった話ですが、そこで約束した「特別会計もあわせた200兆円の歳出の1割カット」はまったくできず、事業仕分けで削減した歳出も補正予算で使い果たしてしまった。この状況で「無駄をなくす」という精神論を言い続けることは、財政インフレのリスクを高めます。 WSJによれば、アメリカの多くのヘッジファンドが、日国債の空売りをねらっているそうです。2008年の金融危機の前にリーマンブラザーズの株式やCDSを空売りして大もうけしたグリーンライト・キャピタルのデヴィッド・アインホーンは「日の政府債務はすでに引き返せない地点にある」と宣告し、日国債の値下がりでもうかるオプションを買ったことを明らかにしました。今週のAERAも、この動きを取り上げています。 来年度の国債発行額は(借り換えを含め

    増税は避けられない - 池田信夫
    Akimbo
    Akimbo 2010/01/09
    まっとうな主張。
  • 財政赤字はフィクションか : 池田信夫 blog

    2009年12月24日19:58 カテゴリ経済 財政赤字はフィクションか 亀井金融担当相が、「来年度予算は92兆円では足りない。95兆円に増やせ」と吠えている。彼は記者会見で「財政赤字はフィクションだ」とのべ、「日のように外国からの借入金がほとんどない国は世界にない」とその優位性を強調したそうだ。 これは財政学の初歩的な練習問題だが、宮崎哲弥氏のような半可通にありがちな間違いで、対外債務と政府債務を混同している。たしかに日国債の債権者の93%は日人なので、外国に対して債務不履行を起こす心配はない。個人金融資産は1400兆円あるから、900兆円の政府債務が国内でファイナンスできることも事実だ。 しかし国債を償還するには増税が必要だ。IMFの試算によれば、プライマリーバランスの赤字を半減させるだけでGDPの14%以上の増税が必要になる。これを消費税だけでまかなうと、40%以上の税率になる

    財政赤字はフィクションか : 池田信夫 blog
    Akimbo
    Akimbo 2009/12/24
    ひとことで言えば、「そのうちバチが当たるよ!」。当たるよなあ。やっぱり。それは明日かも、明後日かも。
  • 合成の誤謬 - 池田信夫 blog

    NTTの企業年金訴訟でNTT側が敗訴し、年金の支給額が減額できないという判決が東京地裁で出た。この影響は大きい。NTTの年金債務は約5兆5000億円、それに対して年金資産は約2兆円しかなく、差し引き3兆5000億円もの積み立て不足があるからだ(*)。判決では「NTT東西は年間1000億円の利益を上げている」というが、その利益の35年分が吹っ飛ぶ額である。他にも、日立が1兆3000億円、松下が1兆2000億円など、巨額の積み立て不足を抱えた企業は多い(2003年現在)。 NTTはこの債務を削減するため、確定給付型の年金を確定拠出型に変更しようとし、労使で合意して(法律で定められる)受給者の2/3の同意も得たにもかかわらず、厚労省に認可されず、訴訟になったものだ。この程度の裁量権も経営にないとなると、正社員のコストは非常に高くなる。NTTの場合は、社員ひとりあたり約2800万円もの隠れ給与を

    Akimbo
    Akimbo 2009/11/07
    これ、言っていることはともかく、語の定義合ってないんじゃないかとずっと気になっている。「一段階の正義」は「合成の誤謬」じゃないでしょ。
  • よみがえる社会主義 - 池田信夫

    Rasmussen Reportsの世論調査によると、アメリカ人のうち「社会主義より資主義のほうがいい」と思っている人は53%で、20%は「社会主義のほうがいい」と思っているそうです。特に30歳以下では、資主義が37%に対して33%が社会主義と、拮抗しています。 資主義の家であるアメリカでこうなのだから、いま日で同じような調査をやったら、社会主義が上回るかもしれない。共産党員が増え、若者は「派遣村」などで労組に取り込まれ、「階級闘争」を叫ぶ手合いもいます。政府もバラマキ財政政策に加えて、「産業再生法」で日立やエルピーダに資注入する方向です。日は社会主義に向かって大きく舵を切ったようにみえます。 若者が社会主義にひかれるのは理解できます。それはかつて学生運動が盛り上がった原因と同じです。貧しい労働者を見ていると「労働者を搾取している資家を倒して彼らの金を労働者に分配しろ」とい

    よみがえる社会主義 - 池田信夫
    Akimbo
    Akimbo 2009/04/25
    池田節。「社会主義という名のモラルハザードが自壊するには、ロシア革命から70年以上の時間が必要でした。」好きだなあ。あっという間に鳥の視点に連れていかれる。
  • 希望を捨てる勇気 - 池田信夫 blog

    昨今の経済状況をめぐる議論で、だれもが疑わない前提がある。それはこの不況が、いずれは終わるということだ。日経済にはもっと実力があるので、政府が景気対策で「GDPギャップ」を埋めて時間を稼いでいれば、「全治3年」で3%ぐらいの成長率に戻る――と麻生首相は信じているのかもしれないが、昨年の経済財政白書は次の図のような暗い未来像を描いている: これは秋以降の経済危機の前の予測だから、潜在成長率は1%弱だが、今はマイナスになっている可能性もある。90年代の「失われた10年」と現在はつながっており、そしてこの長期停滞には終わりがないかもしれないのだ。これを打開するには、生産性を上げるしかない。特に雇用を流動化して労働の再配分を行なう必要があるが、それには非常に抵抗が強い。日の産業構造が老朽化しており、これを再編しないと衰退する、と多くの人が90年代から警告してきた。20年間できなかったことが、

    Akimbo
    Akimbo 2009/04/19
    人生への過剰な期待が幻滅をまねいている。「老害」なんて軽々しく言うけど、上の世代が享受している恩恵は、別に若者世代が身体を張って作ったものじゃないよ。前世代の遺産を徒食してるのはわれわれ若い世代だよ。
  • 階級闘争ふたたび? - 池田信夫 blog

    小倉さんがまだ納得できないようなので、少し解説しておこう。彼はこう書く:2000年から2007年にかけて、増加労働者が受け取る配当(給与等)の総計は約6兆円減少したのに対し、この期間株主が受け取る配当の総計は約9兆円[増加]しています。すなわち、企業活動による生産量の増加分を労働者に配当せずに経営者と株主とで分け合ったのみならず、労働者への配当分を一部奪い取って経営者と株主とで分け合ってしまったのがこの7年ということになります。すなわち、「ワーキング・プア」は、世代間闘争に敗れたが故に貧しくなったのではなく、階級間闘争に敗れたが故に貧しくなったのです。う〜ん、階級闘争ね。小倉さんは私より下の世代なんだけど、かなり特殊な教育を受けたのかな。「6兆円減少した」などといかにも大きいように表現しているが、雇用者報酬は7年間で271兆円が265兆円に3%減っただけで、景気変動の誤差の範囲内だ。それに

    Akimbo
    Akimbo 2009/01/12
    「ものの見えたる」人だなあ。多分勇気もある。パイの分割方法をどうこういってもパイは大きくならない、いや逆に小さくなることもありうるということか。いまの若い人は国鉄なんて知らないよね。
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