宮崎県警延岡署は9日、宮崎県延岡市の清掃工場で4月に見つかった現金約680万円は、同市内の60代無職男性が、中身を知らないままブリキ缶ごと捨てたものだったと明らかにした。本来の所有者だった男性の家族は既に亡くなっており、現金は男性に返された。 延岡署によると、男性の家族がためていた現金で、高さ40〜50センチの筒型のブリキ缶に封筒5枚に分けて入れてあった。男性はそれを知らず、4月に粗大ごみと一緒に捨ててしまったという。 封筒に書いてあった男性の家族の名前や、帯封の金融機関名から同署が持ち主を特定した。