相次ぐ暴力事件を受け、初めての銃購入に踏み切るアジア系米国人が増えている/Bing Guan/Reuters (CNN) 全米でアジア系住民を狙った暴行事件が相次ぐ中で、一部の住民が不安に駆られて初めての銃購入に踏み切っている。これに対し、銃は解決策にはならないと訴える声もある。 「銃が私たちの安全を守ってくれないことを、私は身をもって知っている」。銃暴力防止を訴える草の根団体代表のポー・マリー氏はそう語った。 マリー氏などアジア系米国人活動家は、アジア系住民が安心感を求めて銃を購入していることに懸念を強めている。一方で、アジア系住民に拳銃の扱い方や射撃方法を教える団体も創設された。 全米でアジア・太平洋諸島系(AAPI)住民に対する暴力や嫌がらせが続く中、銃を持つことへの関心は高まっている。 警察によると、ニューヨーク市では2日、マンハッタンを歩いていた女性2人にハンマーを振り回す男が近