「クレカで乗車」は日本で普及するか? 交通系ICとのすみ分けは? 実験進める鉄道事業者の狙い(1/4 ページ) 5月31日、福岡市地下鉄でVisaのタッチ決済による改札通過の実証実験プロジェクトがスタートした。Visaの非接触決済に対応したクレジットカードまたはデビットカードを改札の読み取り機にかざして入場し、目的地の駅で再び改札の読み取り機に同じカードをかざして出場すれば、区間の差分運賃が後ほど請求されるという仕組みだ。 公共交通機関の改札にクレジットカードの非接触リーダーを設置して出入場を管理する仕組みは、2021年4月3日に大阪南部地区を拠点とする南海電鉄で開始されているが、今回の福岡市地下鉄では従来の交通系ICリーダーを搭載した改札にクレジットカードの読み取り機を組み込んで一体化した点が特徴となっている。 22年7月には福岡の天神駅で福岡市地下鉄と連絡する西日本鉄道でも同様の仕組み
駅前には広場がある。あまり気にしたことはなかったが、確かにある。 駅前にはなぜ広場があるのか。そして広場には何があるのか。そんなことを教えてくれる本に出会ったので、山手線の駅をめぐってみた。 駅前にあるものとは さっそく山手線の高田馬場駅に来てみた。 ああ駅前だなあという風景で、それ以上の感想はふつうない。しかし、ここにあるものを機能ごとに塗り分けると実はこんなふうになる。 なんかいろいろあるでしょう(それぞれの意味は後述)。 などと偉そうに書いてしまったが、べつにぼくは駅前の構造に詳しいわけじゃない。とある本を手に入れただけなのだ。 それがこの「駅前広場計画指針」。駅前にはなぜ広場が必要で、そこにはどんなものをどれくらい置いたほうがいいかという目安が書かれている。旧建設省による「駅前広場計画指針研究会」がまとめた。 この本を見ると、いままで漫然と見ていた駅前にある施設の名前や役割が分かる
ナビタイムジャパンが配信するAndroid向けナビゲーションアプリ「NAVITIME」にて、飲み会などでつい終電を逃してしまった人に、その日のうちに自宅に帰る方法を提示する「終電後に帰れるルート」が提供開始。iOS向けアプリにも近日対応が予定されています。 自宅最寄り駅までの終電が行ってしまったときに 自宅最寄り駅までの終電後、電車・深夜バスを含む公共交通機関で行けるところまで行き、そこからタクシーを使って帰るルートを教えてくれる機能で、使う際の特別な設定は不要。「終電検索」や終電前後時刻発の「ルート検索」時に通常の検索結果に加えて、対象のルートがある場合に「終電後に帰れるルート」を提示してくれます。なお料金は無料。 「終電後」がついたルートが表示されます これまで同アプリの終電後のルート検索では、始発電車やタクシーのみを利用したルートや、電車とタクシーを利用する「タクシー優先ルート」が提
<自転車が急増し、自転車に合わせたインフラが求められているアムステルダム。そこで、ある交差点の信号機をオフにしてみた。そこで起きたこととは> 都市部では約7割が自転車移動 オランダは、人口1000人当たりの自転車台数が1000台で、自転車が国民の生活に浸透している(欧州委員会調べ)。特に首都アムステルダムの中心部では複数台の自転車を使い分ける人もおり、市内の自転車台数は約84万7000台と、人口(約81万人強)を上回っている(アムステルダム市公式サイト)。9月27日付の英紙ガーディアンによると町の中心部では交通の70%近くが自転車で、そのためもっと自転車用に合ったインフラが求められているという。そこで、2016年5月に、アムステルダム市はあることを試験的に行った。交差点から信号を失くしてしまうのだ。 アレクサンダープレインは、アムステルダム中心部近くにある、市内でも交通量が多い交差点だ。そ
芝浦工業大学による東日本大震災時の首都圏グリッド ロック現象の研究分析より「方面別グリッドロック箇所」 (写真はクリックで拡大) 東日本大震災が起きた昨年3月11日、東京都心で鉄道など交通網が完全に麻痺し、車両が道路上に滞留してほとんど動かなくなる「グリッドロック」と呼ばれる渋滞現象が同時多発的に起こっていたことが分かった。 これは芝浦工業大学の岩倉成志・工学部土木計画学教授が主宰する研究によるもので、大震災当日に都心を走行していたタクシー約3000台に搭載されたGPS(全地球測位システム)のデータを分析した。これまでわが国で、これほどの大規模なグリッドロック現象が発生した事例はなく、災害時のグリッドロック現象を扱った研究は初めて。 グリッドロック現象とは、「想定容量を超える自動車が殺到して交差点などで渋滞が生じ、四方に延びた渋滞の列が別の交差点の通行を妨げることで次々と渋滞が連鎖していく
JR東海とJR西日本は1月28日、東海道・山陽新幹線の指定席をスマートフォンなどで予約・購入し、交通系ICカードで乗車できるチケットレスサービスを2017年夏をめどに導入すると発表した。 スマートフォンやPCから、クレジットカードと交通系ICカードの情報を登録し、新幹線の指定席を予約。TOICAやICOCAなどの交通系ICカードを改札機にタッチするだけで本人確認が終わり、そのまま乗車できる。支払いは予約時にクレジットカードで決済し、チケットレスで乗り降りが可能だ。在来線への乗り換えもスムーズになる。 チケットレス乗車は、これまでエクスプレス会員向け「EXサービス」の1つとして提供してきた。より気軽に利用できるようにし、会員以外や外国人旅行者にも広げる狙いだ。 関連記事 東海道新幹線、車内改札を省略へ 指定席・グリーン車で 東海道新幹線で車掌が客の切符を確認する車内改札について、指定席とグリ
1月18日、雪の影響で関東地方の各路線に大幅なダイヤの乱れが発生しました。Twitter上には、駅の混雑を伝えるツイートが多数投稿されています。 ねとらぼ記者が遭遇した下北沢駅の様子 京王線などは降雪により列車の本数を減らして運行。安全を確保するため入場規制をする駅も相次ぎました。このため、「ホームに入れない」「電車が来たけれど満員だった」といった声が通勤・通学中のユーザーから続出。モデルの藤田ニコルさんも「ホームにもはいれない泣けてきた。笑」と困難な状況を語っていました。 ツイートまとめ エクストリーム出社・登校をした皆さん、お疲れさまでした……! 会社の前も雪 advertisement 関連記事 18日朝、関東内陸部で大雪の可能性 通勤の足に影響も 都心でも積もる可能性があり、注意点をまとめました。 セガ「みんなで妄想エクストリーム出社しようず!」→20社以上が参戦するカオスな祭りに
JR東日本は、スマートフォン向け公式アプリ「JR東日本アプリ」で11月13日から、首都圏の私鉄・地下鉄の運行情報も表示する。 首都圏の14社・局の50路線について、JR線(93路線+東京モノレール)と同様に「お好みの路線」に登録できるようにする。登録路線はトップページで運行情報を常時表示する。 同アプリはiOSとAndroid向けに昨年3月から無料公開されており、ダウンロード数は140万件超。私鉄・地下鉄への対応で利便性の向上を図る。 関連記事 「JR東日本アプリ」列車位置情報の表示、中央線など対応 「JR東日本アプリ」で、列車の路線上の位置を表す機能に中央線快速など3路線が対応。 「JR東日本アプリ」山手線情報サービスのミソは「音波」 ドコモの音波チェックイン「Air Stamp」採用 「JR東日本アプリ」の「山手線トレインネット」では、車両に設置された音波装置とドコモの技術を活用し、現
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