報道の少なさもあってか、一般の日本人の間では国情が十分に知られているとは言い難い国・シンガポール。琵琶湖とほぼ同じ面積の小国にもかかわらず、自由な経済・金融政策が奏功して一人当たりGDPはアジア1位。一方で政体は与党・人民行動党による事実上の一党独裁政治が敷かれ、口さがない外国人からは「明るい北朝鮮」とすら揶揄される――。そんなユニークな国家を作り上げたのが、同国の建国者(初代首相)のリー・クアンユーだ。シンガポールは、晩年まで強い政治的影響力を発揮し続けたリーの作品ともいえる国家だった。 2015年3月23日、リーは91歳で逝去した。彼の死が象徴するものは、シンガポールのみならずアジア全体の代替わり。「あの戦争」によって創られた世界が、いよいよ転換をはじめる時代がやってきた。 ある戦中派世代の死 昨年の11月15日は、私のなかで「戦後」が終わった日だった。 祖父が亡くなったのだ。1923
リー・クアンユーの死について、いちばんコメントを聞きたいと思ったのは李登輝だった。2人は同じ「李姓」で、まったくの同世代に属する。ともに1923年生まれ。1月生まれの李登輝より8カ月、リー・クアンユーは遅く生まれた。そして、2人とも客家の家系。「4匹の龍」(シンガポール、台湾、韓国、香港)と称された「国」を率いた。 私が特派員として滞在したシンガポールと台湾で、2人はいずれもすでに第一線からは退いていたが、その存在感は依然抜群であった。私はかねてから「2人のリー」と勝手に名付けて、比べてきた。様々な類似点と相違点、互いの感情の対立。何より自由・民主と経済発展の関係をめぐる現代アジア論が「2人のリー」からいくらでも語れそうだ。
2013年07月02日23:38 海外ニュース コメント( 5 ) 【日本でもやれ】シンガポールが”満員電車解消”のためにしたことが凄い!!! Tweet 元スレ:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1372745646/ 1: シャム(北海道):2013/07/02(火) 15:14:06.80 ID:KMfhsxZg0 シンガポール 地下鉄の早朝無料で混雑緩和 地下鉄の通勤ラッシュが深刻になっているシンガポールで、平日の早朝の時間帯の運賃を試験的に 無料にしたところ、混雑の緩和に一定の効果があることが分かり、さらに1年間続けて詳しい効果を 見極めることにしています。 シンガポールでは、移民を積極的に受け入れてきたことから、過去10年間で人口が30%近く増え、 それに伴って地下鉄の利用者も倍増し、朝夕の通勤ラッシュが深刻に
シンガポールは都市計画の総合的な青写真として「コンセプトプラン」を持ち、ほぼ10年に一度見直している。01年に発表した「コンセプトプラン2001」では、1住み慣れた地域に新しい住宅2都市部住宅の高層化3多様な娯楽4ビジネスの自由度の拡充5世界的なビジネスの中心地6鉄道網の整備7独自性の重視─の七つが柱として掲げられた。国家が一方的に計画を押し付けるのではなく、タタキ台を国民に公表し、意見を公募するなど広く英知を結集して作られた。 住宅や交通などインフラの整備が目立つのは、大幅に人口を増やすために必要な基盤だったからだ。実際、その後の10年でシンガポールは人口を大幅に増やした。10年前に403万人だった人口は現在500万人を突破している。日本同様、豊かになった国民の間での出生率は低いため、人口増加の原動力となったのは移民政策だった。人口508万人のうち国民は323万人で、これに永住権保持者が
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