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ブックマーク / www.style.fm (21)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第25回劇場版「エースをねらえ」

    第23回で、1979年は奇跡のような1年だったと書いたが、その中でも「奇跡」の言葉が最も相応しいのが、劇場版『エースをねらえ!』だろう。演出も、作画も、美術も、撮影も、音響も完璧。表現がシャープであり、力がある。映像のポイントは光と影だ。光と影を巧みに使い、テニスに青春の全てをぶつける少女達の姿を描いている。ドラマチックであるのは勿論なのだが、それと同時に爽やかだ。登場人物も、作品内の空気も、清々しくて気持ちがいい。「青春映画」という言葉がぴったりのアニメーション映画だ。 劇場版『エースをねらえ!』が公開されたのは1979年9月8日。原作は、山鈴美香の同名マンガで、少女達に熱烈に支持された作品だ。監督は旧TVシリーズ『エースをねらえ!』も手がけた出崎統。出崎監督の作品史的に言えば、『家なき子』『宝島』を手がけた後の作品で、この後に『ベルサイユのばら』後半に参加し、『あしたのジョー2』に至

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    s_atom11 2024/01/06
    "1979年は奇跡のような1年だったと書いたが、その中でも「奇跡」の言葉が最も相応しいのが、劇場版『エースをねらえ!』だろう。"
  • WEBアニメスタイル_TOPICS

    今日も単行の内容を、抜粋して紹介します。「WEBアニメスタイル」でお馴染みの今石洋之さんの記事から。『彼氏彼女の事情』の“あの”劇メーションについての話題です。 ----------- ―― いよいよ、伝説となっている19話の劇メーションについて、うかがいたいんですが。 今石 (笑)。 ―― あれはどういう経緯で生まれたんですか。 今石 僕は普通にやるつもりだったんですよ。だけど、僕がコンテを描いている横で、毎日、庵野さんが「『目小僧』だ」とか「劇メーションをやれ」とか、囁いてですね(笑)。段々それをやらざるを得なくなってきて。それに、この先10年アニメをやったとしても、こんな事ができるチャンスはもう無いんじゃないかと思いはじめて。 ―― 『目小僧』は、観た事あったんですか。 今石 観た事なかったんですよ。「観た事ないですよ」と言ったら、庵野さんが『目小僧』のビデオを持って来てくれ

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    s_atom11 2021/05/23
    "伝説となっている19話の劇メーションについて"、"僕がコンテを描いている横で、毎日、庵野さんが「『猫目小僧』だ」とか「劇メーションをやれ」とか、囁いてですね(笑)。段々それをやらざるを得なくなってきて。"
  • WEBアニメスタイル COLUMN ■アニメやぶにらみ 雪室俊一  第10回 アニメライターの死

    77歳の橋田壽賀子さんを筆頭にドラマの世界では、50代後半から70代にかけての熟年世代のライターが大勢、第一線で活躍している。しかし、わがアニメ界では70代はおろか、60代のライターですら、ほんの数人しかいない。 アニメライターの寿命は野球選手と同じで約20年という説もある。30代でデビューして50代になると仕事が激減、やがて開店休業になってしまうというわけだ。コーチにも監督にもなれない、アニメライターは永遠の失業者になりかねない。 なぜこんなことになるのか。第一にライターの存在がドラマほど重んじられてないことだ。ドラマの企画の場合“だれが出るか”の次に大事なのは“だれが書くか”なのだが、アニメの企画書を見てもライターの名前が載っていることはほとんどない。たまに載っていると5、6人のライターの名前がずらりと列記してあったりする。 第二に若いプロデューサー諸氏に熟年ライターと仕事をしたがらな

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    s_atom11 2019/01/02
    確かにベテラン監督と若い頃タッグを組んでいた脚本家もいつの間にか消えていってるな
  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    アニメスタイルとは サイトマップ お問い合わせ 旧サイト リンク トップ ホーム ■COLUMNメインへ ←BACK ■ 10/06/30 最終回 みんな脚家になれます。 ■ 10/06/24 第225回 自分は自分 ■ 10/06/02 第224回 大成する脚家はアニメから ■ 10/05/26 第223回 『ポケモン』から消えた僕 ■ 10/05/19 第222回 限界シリーズコンストラクション ■ 10/05/12 第221回 ニューヨークのポケモン ■ 10/04/28 第220回 僕が今、必見だと思う番組 ■ 10/04/21 第219回 ふたたび休載のお詫び ■ 10/03/31 第218回 気がついたらニューヨーク ■ 10/03/24 第217回 病室の妄想病悪化? 『ポケモン』の世界で一番って? ■ 10/03/17 第216回 病院の天井を見つめつつ…… ■ 10/

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    s_atom11 2018/07/21
    アニメポケモン最初のシリーズ構成を手掛けた首藤剛志氏が生前連載していたコラム。ポケモン関連は第138回から
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第488回 『火垂るの墓』の庭からの視線

    今回は「他者」ではなく、「視線」についての話だ。ずっと前から一度、原稿にしたいと思っていた話題である。 映画の後半で、べ物が手に入らなくなったため、清太は畑から野菜を盗むようになり、その後で火事場泥棒をはじめる。空襲があると、彼は見知らぬ民家に飛び込む。最初はべ物を奪っていただけだが、やがて衣類を盗むようになる。盗んだ衣類を農家に持っていき、べ物に換えるのだ。火事場泥棒を終えた清太が、飛んでゆくB29に向かって「やれやれ! わーい!」と叫んで飛び跳ねる描写がある。皮肉にも、母親や家を奪った空襲を喜ぶようになってしまったのだ。清太は坂道を転がるように堕ちていく。 火事場泥棒は2度描写されており、今回話題にするは最初の火事場泥棒だ。空襲が始まり、人々が防空壕に駆け込んでいるとき、清太だけが別の方向に走る。民家に飛び込んで、台所にあった鍋ごと料理を盗む。そして、居間で座り込み、おひつにあっ

  • WEBアニメスタイル | 【情報局】TVアニメ・ピックアップ110629 改編期到来! 1時間枠でのスタートも

    いよいよ7月の改編期を迎えた。リストを参考に、公式サイトの情報をチェックして放映日時を確認してほしい。気になる番組をどうかお見逃しなく! 中でも、桜美かつし監督&J.C.STAFFによる『神様のメモ帳』第1話は、各局とも1時間スペシャルの予定なので、注意が必要だ。 新番組以外の話題をいくつか拾っておこう。2007年に劇場公開された短編『劇場版 アクエリオン ─壱発逆転篇─』がBS11とTOKYO MXで放映される。BS11は明日30日深夜0時より、TOKYO MXは7月7日夜8時30分よりの予定。どちらもTV版リピート放映に続けての放映というのが嬉しい。 また原作・久米田康治×監督・新房昭之×アニメーション制作・シャフトの『さよなら絶望先生』チームによる話題のOVA『かってに改蔵』が1話のみTV放映される。TVKではすでに放映されてしまったが、BS11で7月8日夜11時30分よりオンエア。

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    s_atom11 2011/06/30
    WEBアニメスタイルさんのところでも新番組まとめ。
  • WEBアニメスタイル_COLUMN アニメ様の七転八倒 第54回 エヴァ雑記「第弐拾壱話 ネルフ、誕生」

    ネルフと碇指令は、英国の特撮TVドラマ「謎の円盤UFO」に登場したSHADOとストレイカー最高司令官のイメージが反映されている。「謎の円盤UFO」には「シャドーはこうして生まれた」という話があり、それはストレイカー司令官の回想のかたちでSHADO設立の頃が語られたエピソードだ。「第弐拾壱話 ネルフ、誕生」は、いわば「シャドーはこうして生まれた」に相当する話だ。 ここから『エヴァ』は第4部に突入。よりハードな、そして、キャラクターの内面に入り込んだドラマが展開される。第弐拾壱話では、現在と交錯するかたちでゲンドウ、冬月、ユイ、赤木ナオコ、そして、ミサトやリツコの過去が描かれる。描かれているのは「情念」であり「生々しさ」なのだが、筆致はひどくクール。そのギャップがよい。第伍話、第拾伍話に続く、薩川昭夫、甚目喜一、鈴木俊二トリオが手がけたエピソード。恐らく薩川さんの持ち味が、最も色濃く出た話であ

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    s_atom11 2011/06/22
    エヴァと謎の円盤UFOとの関係性が冒頭にざっくりと。
  • WEBアニメスタイル | もっとアニメを観よう2011 第4回 板垣伸が選んだ「きっと人生を豊かにする出崎アニメ20本」

    第4回 『あしたのジョー2』(TV・全47話) 『ベルサイユのばら』(TV・19話〜40話) 『宝島』(TV・全26話) 『ガンバの冒険』(TV・全26話) 『エースをねらえ!』(劇場) 『エースをねらえ!2』(OVA・全13話) 『ゴルゴ13』(劇場) 『スペースコブラ』(TV・う〜ん……あえて1話〜13話) 『おにいさまへ…』(TV・全39話) 『華星夜曲』(OVA・全4話) 『B.B』(OVA・全3話[未完]) 『AIR』(劇場) 『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』(TVスペシャル) 『BLACK JACK』(劇場) 『ブラック.ジャック』(OVA・全10話) 『宝島メモリアル「夕凪と呼ばれた男」』(オリジナル映像特典) 『立体アニメーション 家なき子』(TV・全51話) 『あしたのジョー』(TV・全79話) 『コブラ』(劇場) 『1ポンドの福音』(OVA・さきまくら名義)

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    s_atom11 2010/12/08
    なんという出崎愛
  • WEBアニメスタイル | フジテレビ山本幸治プロデューサーが語る “ノイタミナ”の軌跡と、新たな展開(前編)

    4月から1時間枠となるフジテレビのアニメ放送枠“ノイタミナ”。2005年に『ハチミツとクローバー』でスタートをきって以来、『モノノ怪』『のだめカンタービレ』『東のエデン』と、数々の話題作・意欲作を世に送り出してきた。4月からの新番組も、オノナツメ原作×望月智充監督の『さらい屋五葉』と、森見登美彦原作×湯浅政明監督の『四畳半神話大系』の2立てという、攻めの姿勢を全く崩していないラインナップ。以降も実写ドラマ版「もやしもん」や『屍鬼』『海月姫』など、興味をそそるタイトルが目白押しだ。 常にフレッシュな感覚を維持し、唯一無二のレーベルとして走り続けてきた“ノイタミナ”。その軌跡と、これからの展望について、フジテレビの山幸治プロデューサーにお話をうかがってきた。 ●PROFILE 山幸治(YAMAMOTO KOJI) 1975年生まれ。ノイタミナ枠の設立からプロデューサーとして参加し、『ハチ

  • WEBアニメスタイル | フジテレビ山本幸治プロデューサーが語る “ノイタミナ”の軌跡と、新たな展開(後編)

    小黒 今期から1時間枠になったのは、どうしてなんですか? 山 まあ、ちょっとリアルな話をすると、その前にNOISEという枠をやっていたんですよ(08年10月〜09年9月)。『ミチコとハッチン』『リストランテ・パラディーゾ』『青い花』という作品をやったんですが、やっぱり時間帯が深すぎた。もちろん他局ではもっと時間帯の深い作品でも、人気のあるものだってある。だけど、僕らのミッションとしては、より多くの人に観てもらって、ひょっとしたら売れにくい企画でも、この枠でやったから売れたんだというふうにしたかった。しかし、あの時間帯では正直つらかったですね。 小黒 単純に時間の問題? 山 うん。もうちょっと浅い枠でやりたいし、そもそも(アニメ枠を)ふたつに分けてやる意味はない。1時間枠でやりたいという話は、3年ぐらい前からずーっと言い続けていたんですよ。それが実現したのがこのタイミングだった。NOIS

  • WEBアニメスタイル | β運動の岸辺で[片渕須直]第27回 死語である“フルアニメーション”

    大学の映画学科で講師をしていると、卒業審査の発表の場などで、 「海外のアニメーションがフルアニメーションなのに対し、日のアニメーションはリミテッド・アニメーションだから」 と、語る学生にいまだに出くわす。 そういうことを述べるのならば、まず「リミテッド・アニメーション」の具体的な作品に接しておくべきだろう。2コマ作画のものを3コマ作画に置き換えたのがリミテッド・アニメーションというわけではない。物のリミテッド・アニメーションはもっと、ビタッ、ビタッと止まる。 手塚さんが『鉄腕アトム』草創の頃のことで「手数を減らすためにリミテッド・アニメーションを使った」と述べていたのは、あれは、1半秒を要す歩きのその1歩に1枚しか絵を使わないような、文字どおり動かすのをやめた表現を採ったことを指していたはずだ。 一方で「フルアニメーション」という言葉については、何年か前に大塚康生さんにこうささやきかけ

  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    今回、文章が少量で申し訳ありません。 僕の『ポケモン映画は、第3弾の『結晶塔の帝王』で終わり、後には1時間半のTV長編スペシャル『ミュウツー我ハココ二在リ』――放映局によっては30分の3部作――がある。『結晶塔の帝王』の第1稿を書きあげてすぐ入院。退院後しばらくして、映画とシリーズ構成(コンストラクション)を降ろさせていただいた。 この辺の話は色々あるのだが、基的に僕の体調の悪さと一種の身勝手で、別に制作サイドと喧嘩したわけではない。 この時はむしろ制作サイドには大変親切に対処していただいて、とても感謝している。 もうすでに10年前のことで詳しく書きたいが、現在も放送中の番組でもあり、僕の主観だけで書いては正確さに欠け、現スタッフに御迷惑をかけるかもしれないので、当時のことを色々調べた上にしたい。申し訳ないが、もうしばらく時間をいただきたい。 自分でも精神的にかなり疲れていた状況で、い

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    s_atom11 2010/03/11
    ポケモン降板の理由から脚本の著作権の話まで短いながらに盛り沢山。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第318回 大切なのは「いる感」(番外編12)

    昨日の原稿を仕上げた後で、アニメの「いる感」について書いておこうと思った。ここ数年、僕がずっと気になっているテーマだ。実は、このテーマで新書を1冊書くという話もあったのだが、半年以上も編集担当から連絡がないところをみると、企画が流れてしまったのだろう。 「いる感」というのは、アニメのキャラクターが目の前に「いる」ような気がする事だ。「いる感」という言葉が指すものは「存在感」に近いけれど、もっと感覚的なものであり、観る側の思い入れも絡んでくる。映像を観ていて、その中のキャラクターが当に生きているかのように感じてしまう。それが「いる感」だ。 個々の人達が意識しているかどうかは別にして、アニメを観る側にとっても、作る側にとっても「いる感」が非常に重要だ。「いる感」が強くなれば、キャラクターに対する感情移入が深まり、ドラマの感動も増す。「いる感」がなければ、キャラクターは単なる画になってしまう。

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    s_atom11 2010/03/04
    "アニメーションの原点は、動かす事によって、画として描かれたものを、まるで生きているかのように表現する事にある。"
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第156回 メイキング・オブ・『はなまる幼稚園』ED(その2)

    第156回 メイキング・オブ・ 『はなまる幼稚園』ED(その2) 作画は全部、河野恵美で! との白石制作Pからの申し出により、自分は と諸手を挙げて大喜びでした。こーゆー時諸手を挙げるからクリエイターとして二流なんですよ、俺。物の一流クリエイターなら 全部自分でやりたいっ! って言うんでしょうね。少しでも純度の高い自分作品を作りたいと思うはずだから。ところがこの連載を3年間(もう丸3年になるんだ、早ぇっ!)読んでくださってる方ならもうお分かりでしょうが 俺は誰かと一緒に作品を作るのが好きなよーです もちろん「グレパラ」みたいな、コンテ・演出・全企画ってのもやるチャンスがいただけるならば思いっきり楽しく作るんだけど、音を言うと自分は自分の画が 原画マンに演出意図をいちばん饒舌に伝えられる便利な道具 以上の価値がまったくないと思ってるため、俺より魅力的な画を描ける人がいればすぐ頼ってしまう

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    s_atom11 2010/02/18
    作画のタイミングの話も。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第292回 『天空の城 ラピュタ』

    『天空の城 ラピュタ』は宮崎駿監督の劇場アニメであり、スタジオジブリの第1回作品だ。『風の谷のナウシカ』に続いて、彼が原作としてもクレジットされているが、今回は先行して発表されたマンガ作品は存在しない。作画監督は丹内司、美術監督は野崎俊郎、山二三。1986年8月2日公開。登場人物や物語については、今さら紹介するまでもないだろう。 2010年の現在、この作品の人気が非常に高いのは知っている。スタジオジブリ作品で、一番支持率が高いタイトルかもしれない。それが分かっているので、言いづらいのだけれど、僕は『ラピュタ』があまり好きではない。ロードショーで観た時には、ちょっとがっかりした。また、似た感想を何度か耳にした。少なくとも、公開時に僕の周りで(いずれも、当時20歳以上のマニアックなアニメファンだ)絶賛している人間はいなかった。 興行的に見ても、少なくともロードショー時に、大ヒットはしていない

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    s_atom11 2010/01/26
    後追いのファンには分からない感覚。/パズーにコナン的な活躍を求めたのかな。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第267回 リアルロボットアニメの終焉

    第262回「アニメファンが浅倉南を苦手な理由」で、1986年に、アニメファンやアニメ雑誌にとっての「TVアニメ冬の時代」が始まると書いた。今回はそれに関連する話題として、ロボットアニメの減少について触れておきたい。 放映数の推移については、データを見てもらうのがてっとりばやいだろう。第151回「ロボットアニメが多すぎる」でも話題にしたようにロボットアニメの数が一番多かったのが1983年だ。そこから数年間のタイトルをリストにしてみた。以下のように、TVで放映されるロボットアニメは減り続けた。 1983年にTVで始まったロボットアニメ (1)『亜空大作戦 スラングル』(国際映画社 1月21日〜) (2)『聖戦士 ダンバイン』(日サンライズ 2月5日〜) (3)『光速電神 アルベガス』(東映 3月30日〜) (4)『装甲騎兵 ボトムズ』(日サンライズ 4月1日〜) (5)『銀河疾風 サス

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    s_atom11 2009/12/10
    "一度ロボットアニメの歴史がリセットされて、児童向け番組としてやりなおしたかたちになっているわけだ。"
  • WEBアニメスタイル | アニメ音楽丸かじり(23)新海誠イメージアルバム「Promise」特集!

    アニメ音楽丸かじり(23) 新海誠イメージアルバム「Promise」特集! 和田 穣 『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』など新海誠監督の諸作品を飾った天門の楽曲を、オーケストラ編成でリアレンジしたイメージアルバム「Promise」が12月9日に発売される。演奏を担当するのはオーストラリアのエミネンス交響楽団。アニメやゲーム音楽をレパートリーの中心に据えるという世界でも珍しいオーケストラだ。 このたび「Promise」の発売に際し、エミネンス交響楽団の代表・芸術監督を務める由良浩明さんにお話をうかがうことができた。由良さんは6歳でオーストラリアに移住した経歴を持ち、楽団を率いる一方でご自身も国際的に活躍するヴァイオリニストだ。今回の「アニメ音楽丸かじり」では、特別編として「Promise」の制作に関するインタビュー記事をお届けしたい。 ●PROFILE 由良浩

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第263回 柏葉英二郎について

    今日は、僕の極めて個人的な思い入れについての話。いつも個人的な事を書いているけれど、今回は特に個人的な話。どうして個人的かというと、自分以外に柏葉英二郎に感情移入して『タッチ』を観ている人がいると聞いた事がないからだ。 柏葉英二郎は、達也達の3年時に、西尾監督の代理として明青野球部の監督になった男だ。サングラスに口ひげというルックスで、どう見ても堅気の人間ではない。実は西尾監督が、代理に選んだのは、彼の兄である英一郎だったのだが、手違いがあったようで、彼が赴任してきた。彼も兄の英一郎も学生時代に野球をやっており、明青野球部のOBだった。兄がバイク事故を起こし、その罪をかぶった事をきっかけに、柏葉英二郎は高校野球からリタイヤ。野球を憎むようになったようだ。監督代理になってからは、明青野球部ナインに厳しくあたり、試合ではどう考えても勝てそうにない采配をした。達也とナインにとって、柏葉英二郎は、

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第262回 アニメファンが浅倉南を苦手な理由

    作品としてのアニメ『タッチ』の話は前回でおしまい。今日と明日は、ちょっと別の目線からの話だ。今回は「どうしてアニメファンは『タッチ』が苦手なのか」について書きたい。偏見や思い込みで、アニメファンについて書く事になってしまうかもしれないけれど、一度触れておきたかった。この場合は、アニメファンというよりは、アニメオタクと表記するべきかもしれない。以下に書く「アニメファン」とは、アニメを好んで観る人達の中でも、コアな人達の事だ。 勿論、放映当時、アニメファンの中に『タッチ』が好きだった人達はいた。ではあるけれど、世間的にあれほどの人気作だった事を考えると、その数は決して多くはなかった。放映後もあの作品に執着し続けたアニメファンとなると、さらに少ないと思う。思い返してみると、自分の周りにも『タッチ』が好きだという人間はあまりいなかった。 ここはアニメファンが『タッチ』が苦手だったという事にして、

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    s_atom11 2009/12/03
    "要するにアニメファンは『タッチ』で描かれたような「爽やかな青春」が苦手なのだろう。"
  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    『戦国BASARA』第13話の監督が終わりました。V編・納品無事終了したというわけです。現在は『はなまる幼稚園』をやりながら、来春新番の脚書いてます。もちろん、コンテ・演出(監督)も自分でやる予定。今現在は忙しく見えるでしょうが、来年の予定はまったく立ってません。ま、来年は業界全体で制作数がかなり減るとの事なので、自分も次の職を考えた方がよい時期かもしれないけど、今年いっぱいは「作品が作れる」という喜びを味わいたいので、今回もハシャいでみます。 『戦国BASARA』に限らず、俺は仕事仕事の間を空けないようにしてます。て言うか、むしろ前後のスケジュールは必ず重ねます。それは、

    s_atom11
    s_atom11 2009/11/14
    "来年は業界全体で制作本数がかなり減るとの事"/マジで!?