built-in kernel module と loadable Kernel Module の確認方法 built-in kernel modules built-in kernel modulesの一覧を確認
私が所属する東京大学理学部情報科学科では三年の冬学期に CPU 実験という実験授業が開講されています。本稿ではその簡単な説明をした後、その実験の一環として約一ヶ月ほど取り組んだ「Linux が動作する RISC-V CPU を自作するプロジェクト」で何をしたか、またどのような成果を得たかについて紹介したいと思います。 本稿を読むその前に 弊学科では「XX 年度に教養学部から理学部情報科学科に進学してきた学生」を「XXer」と呼ぶ文化があります。本稿ではこの表現を断りなく用います1。また私は普段 Web が好きでもっぱら Web セキュリティに関することを追いかけているだけのしがない学部 3 年生なので (私についての情報は ここ に大体まとまっています)、こういう低いレイヤのことは未だによく分かっていません。あくまで素人の記事だとご理解いただけると嬉しいです。誤りの指摘や質問があれば、ここ
(This post is also available in English.) この記事は Linux memory management at scale を 著者の Chris Down さんの許可 を得て Hiroaki Nakamura が日本語に翻訳したものです。 原文のライセンス は CC BY-SA 4.0 であり、翻訳のライセンスも同じく CC BY 4.0 とします。 cgroup2 プロジェクトでの私の仕事の一部として Linux システムのリソース管理についてエンジニアと話すことに多くの時間をかけてきました。 これらの会話を通じてどんどん明らかになってきた 1 つの事実は多くのエンジニアは、シニア SRE たちでさえも、 Linux のメモリ管理についていくつかのよくある誤解を持っていて、そしてそれが彼らがサポートするサービスやシステムが本来確実に稼働したり効率的
TCP/IP関連のトラブルシューティングを行う場合に、必ずといってよいほど使うコマンドとして「netstat」コマンドがある(実行ファイル名はnetstat.exe)。このコマンドは、主にTCPの通信状態を調べるためには必須であり、ぜひともその使い方をマスターしておきたい。 netstatの基本――通信中のTCPコネクションの調査 netstatコマンドの最も基本的な使い方は、通信中のTCPコネクション(TCP接続)の状態を表示させることである。このコマンドを実行すると、ローカルPCのTCP/IPプロトコルスタック上において、現在アクティブになっているTCP通信の状態を表示できる。 ●「TCP」とは? 「コネクション」とは? TCPとは、2つのアプリケーション間で、信頼性のある通信路(コネクション)を開設し、お互いにデータなどをやりとりするための機能である。通信するアプリケーションは、同一
課題 突然キャンペーンとかの高トラフィックが来る!とか言われると色々困ることはあるものの、今のご時世クラウドだからスペック上げときゃなんとかなるでしょ。ってとりあえずCPUとかメモリあげて見たものの、キャンペーンが始まったら意外と早くブラウザからつながらない!!とか言われたりする。 CPUもメモリもそんなに負荷は特に高くもない。調べてみたらTIME_WAITが大量にあった。 とりあえず何とかしたい TIME_WAIT数をコマンドで確認 $ netstat -anp|grep TIME_WAIT __(snip)__ tcp 0 0 192.168.1.1:80 192.97.67.192:56305 TIME_WAIT - tcp 0 0 192.168.1.1:80 192.63.64.145:65274 TIME_WAIT - tcp 0 0 192.168.1.1:80 192.39
Disclaimer 私はネットワークの勉強もちゃんとしたことないし、Linux のソース読むのもはじめてな素人です。 何かおかしなところなどあれば、遠慮なくコメント欄でまさかりをお願いいたします。 ソースコードの引用に関して 本文中で Linux のコード/ドキュメントを引用している箇所がありますが、すべてタグ v4.11 のものです。また、日本語のコメント・翻訳文は筆者が入れたものです。 TL; DR Linux のカーネルパラメータ net.ipv4.tcp_tw_recycle は、バージョン4.12から廃止されました。 今後はこの設定は行わないようにしましょう(というかできません)。 一方、net.ipv4.tcp_tw_reuse は安全であり、引き続き利用できます。 …というだけの話なのですが、自分用にメモがてら経緯・背景などを記録しておきます。 なんで気がついたか このパラ
ポートを開いているプロセスまで調べる方法についてのメモ。 Linuxの場合 -aでLISTEN状態も含むすべてのソケットを表示する、-nでIPアドレス・ポート番号をそのまま表示する、-pで対応するプロセスを表示する。 $ sudo netstat -anp Active Internet connections (servers and established) Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State PID/Program name tcp 0 0 0.0.0.0:22 0.0.0.0:* LISTEN 1370/sshd ... Active UNIX domain sockets (servers and established) Proto RefCnt Flags Type State I-Node PID/
[Windows][Windows 7 (64bit)][Linux][Network] IPアドレスからホスト名(NetBIOS名),ホスト名(NetBIOS名)からIPアドレスを調べる Windows IPアドレスからNetBIOS名を調べるには,Windows XP(32bit)だとnbtstatを使えば良かった.しかし,Windows 7 (64bit)では,nbtstatがない!ダメ元で,Windows XP(32bit)のnbtstatをコピーしたら正常に動作した模様.以下,動作例. IPアドレスからNetBIOS名 nbtstat -A 192.168.1.xx Node IpAddress: [192.168.1.xx] Scope Id: [] NetBIOS Remote Machine Name Table Name Type Status -------------
はじめに みなさま、はじめまして。加藤と申します。最近注目を集めている仮想化技術の『コンテナ』に関する連載を始めることになりました。よろしくお願いいたします。 コンピュータの性能が向上し、仮想化という言葉も一般的になりました。従来はVPS等のサービスやIaaS、クラウドといったキーワードと共に語られることが多かった仮想化ですが、最近では開発者自身のPC上で仮想化を使ってテスト環境を作成し、使い終わったら消去するという使われ方が増え、仮想化技術を扱うエンジニアも、インフラエンジニアからアプリ開発者まで広くなりました。 また、従来は仮想的なマシンをコンピュータ上で実現するVMware、Hyper-V、KVMといった技術が話題になることが多かったことに対し、最近ではImmutable Infrastructureといったキーワードと共に『コンテナ』が話題になることが増えました。『コンテナ』とは
LWN.net is a reader-supported news site dedicated to producing the best coverage from within the Linux and free software development communities. See the LWN FAQ for more information, and please consider subscribing to gain full access and support our activities. [Development] Posted Mar 7, 2024 15:46 UTC (Thu) by koenvervloesem While programmers are used to having tools to check their code for st
Linuxカーネルに興味があるんだけど特に作りたいものってないんだよなーなんて割とあると思う訳です。俺とか。。。 まあ、kernelnewbiesのメーリングリストでもよく見る話題かと思います。この辺なんかもそうですね。 で、そんな時にオススメできるのがkmemleak。カーネルに組み込まれたメモリーリーク検出ツールです。 使い方は至って簡単でカーネルのコンフィグレーションにあるKernel memory leak detectorを有効にしたカーネルを普通に使えばOK。カーネルはメインラインのrcでもtipでもlinux-nextでも何でも良いと思います。 設定の場所はKernel Hacking -> Memory Debugging -> Kernel memory leak detectorにチェックをするのと、 その下のMaximum kmemleak early log ent
1.内容 LFS (Linux From Scratch) ブックの日本語版を提供します。 "LFS 12.0" は安定版 (stable版)です。安定版は半年に1回リリースされます。次回の更新予定は 2024/03/01 です。 "LFS 12.0-systemd" は、システム起動に sysvinit でなく systemd を用いている systemd 版 です。 "LFS r12.0-nnn" は開発版 (develop版) です。直近の安定版から逐次開発更新される最新版です。 "LFS r12.0-nnn-systemd" は systemd 開発版 です。 1.1. オンライン参照
目次 序文 はしがき 対象読者 LFS が対象とする CPU アーキテクチャ LFS と各種標準 各パッケージを用いる理由 必要な知識 ホストシステム要件 本書の表記 本書の構成 正誤情報 日本語訳について I. はじめに 1. はじめに LFS をどうやって作るか 前版からの変更点 変更履歴 変更履歴 (日本語版) 情報源 ヘルプ II. ビルド作業のための準備 2. 新しいパーティションの準備 はじめに 新しいパーティションの生成 ファイルシステムの生成 新しいパーティションのマウント 3. パッケージとパッチ はじめに 全パッケージ 必要なパッチ 4. 準備作業の仕上げ $LFSについて $LFS/tools ディレクトリの生成 LFS ユーザーの追加 環境設定 SBU 値について テストスイートについて 5. 一時的環境の構築 はじめに ツールチェーンの技術的情報 全般的なコンパイ
内容を更新した新しい記事を用意しました.pyopyopyo.hatenablog.com debian や fedora などの linux が稼働しているPCに,新しいHDDに接続して,そのHDDにdebian をインストールする方法をまとめます この方法は installerを使うより早い (数分で新しい debain 環境が用意できます) 既存の設定のコピーが簡単 というメリットがあります 予備機を作る場合,同じ設定のPCを大量に用意する場合などに使うと便利です ディスクのフォーマット 新しいHDDのデバイスファイルを /dev/sdX とします $ sudo gdisk /dev/sdX UEFIを使う場合 EFI system 用パーティションを作成する Command (? for help): n Partition number: 1 First sector: <ente
busyboxのクロスコンパイル ライブラリをbusyboxのバイナリに静的にリンクする場合、Busybox Settings -> Build Options -> Build Busybox as a static binary (no shared libs)にチェックを入れる。 wget http://busybox.net/downloads/busybox-1.19.4.tar.bz2 tar jxf busybox-1.19.4.tar.bz2 cd busybox-1.19.4 export ARCH=arm export CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabi- make defconfig make menuconfig make -j4 make CONFIG_PREFIX=${SYSROOT} install wget http://ftp.
2010年02月25日 QEMUのもうひとつの使い方: ユーザーモードエミュレーションとbinfmtとchrootの組み合わせ QEMUの上でDebianなどが動いていると、apt-get で簡単にコンパイラなどもインストールすることができます。しかし、そこで実際にビルドを行うととんでもなく時間がかかります。一晩かけても終わらないこともあります。 QEMUには今まで紹介してきたような、システム全体をエミュレートするものの他に、Linuxのユーザーモードのみをエミュレートするものがあります。今回はユーザーモードエミュレーションを紹介します。 ユーザーモードエミュレーションを利用することでビルドにかかる時間を1/10に短縮することができました。 rootstockに隠された技 前回Ubuntuのインストールの時にルートファイルシステムを構築するのにrootstockというコマンドを使いました。
I'm trying to create a Linux image with custom picked packages. What I'm trying to do is to hand craft the packages I'm going to use on an XO laptop, because compiling packages takes really long time on the real XO hardware, if I can build all the packages I need and just flash the image to the XO, I can save time and space. When I tried to install some packages, it failed to configure due to miss
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