VTuberは人間か? キャラクターか? 止まらない誹謗中傷との戦い方 ポイントは「中の人」の存在:弁護士が解説! VTuberの法律(1/2 ページ) 後を絶たないインターネット上での誹謗中傷。その矛先は、バーチャルYouTuber(VTuber)にも向けられている。この記事では、VTuberの誹謗中傷における法的見解をシティライツ法律事務所の前野孝太朗弁護士に解説してもらう。 後を絶たないインターネット上での誹謗中傷。現代人であれば誰もがその被害に遭う可能性を抱えているが、顔出しをせず肉体を持たないバーチャルYouTuber(VTuber)にも、その矛先は向けられている。 VTuberのマネジメントを行う企業はこの問題に対して、法的措置を取るところも現れている。また、VTuber「兎田ぺこら」さんのグッズの製造していたイクリエ(東京都台東区)は9月、同グッズに対して誹謗中傷を書き込んだ
VTuberの著作権は誰のもの? “中の人”と“ママ”が知っておきたい、アバターの権利関係:弁護士が解説! VTuberの法律(1/2 ページ) 「バーチャルYouTuber」(VTuber)の勢いが止まらない。VTuber事務所を運営するANYCOLOR(東京都港区)やカバー(東京都中央区)などが上場し、右肩上がりの業績を上げる他、個人でもVTuberとして配信を行う人も多くいる。そんな人気なVTuberだが、アバターの著作権について正しい取り扱いを知っているだろうか。 多くのVTuberは、そのアバターを作った「VTuberのママ」(イラストレーター)と、それを使って配信する「VTuberの中の人」(演者)がそれぞれ存在する。ではもしも、悪意を持った第三者がVTuberのアバターを勝手にグッズ化して販売した場合、誰がどのような対応をすべきだろうか? シティライツ法律事務所(東京都渋谷区
2016年にキズナアイさんに出会い、2018年からはにじさんじとホロライブを熱心に追って今に至ります。基本的にずっとにじホロを追ってきたのですが、最近、個人や中小規模運営のVTuberが面白いと聞いて、ここ数か月そこそこ熱心に個人/中小規模運営のVTuberの方々を追ってみました。2018年初期からVTuberの認識があまり進歩していなかった増田による、最近のVTuberはすごい! と思ったところをまとめました。ずっとにじホロ以外もウォッチしていた方には何をいまさらと思う内容ばかりかもしれませんが。 VTube Studioすごい。企業勢より滑らかなLive2Dの動き個人や中所規模運営の方が好んで使う、Live2Dアバターを動かすVTube Studioというソフトがあり、これがすごく動きが綺麗に見える。大手企業の内部開発と思われるLive2Dを動かすソフトよりも動きが綺麗に見える(主観で
平素より、にじさんじ及び当社所属ライバーを応援していただき、誠にありがとうございます。 当社では、当社所属ライバーと連携し、当社所属ライバーに対する誹謗中傷行為への対応を進めております。 この度、当社所属ライバーである『勇気ちひろ』に対して誹謗中傷行為を繰り返していた人物(以下「対象者」)の発信者情報の開示請求が裁判所に認められ、対象者が損害賠償金を支払う旨の示談が成立したことを報告いたします。 対象者は、SNSサービスであるTwitterにおいて、勇気ちひろを名指しする形で「勇気ちひろの心は壊れた方がよい」、「こいつは毒だ」といった旨のツイート(リツイートを含みます。)を行ったため、勇気ちひろが当事者となり、名誉感情の侵害を理由とした発信者情報開示請求訴訟を提起しておりました。 そして、同請求は裁判所に認められ、開示された対象者の発信者情報を基に、対象者に対する損害賠償請求を行った結果、
「にじさんじ」所属のバーチャルライバー・周央サンゴさんが8月16日、三重県志摩市の複合リゾート施設「志摩スペイン村」からのオファーで制作した実写の訪問動画を公開。公開予定がツイートされた後から、Yahoo!リアルタイム検索で「志摩スペイン村」が1位になる事態となっています。周央さんは過去に志摩スペイン村を激推しする動画が話題となりました(関連記事)。 周央さんは2021年12月と2022年5月の生配信で志摩スペイン村を大絶賛。後者の配信時には、その切り抜き動画が投稿されたことで、「志摩スペイン村」がTwitterのトレンドに入りました。 “人がいない”ことで知られてきた同施設は「待ち時間ほぼゼロ!」をアピールしてきましたが、7月の三連休では待ち時間が出るアトラクションも登場。同園の広報担当は、「周央サンゴさんに話題にしていただいてから多くの方が来園してくださいっています。チュロスの販売数も
ホーム ニュース 『FF14』VTuberが「野良プレイヤーをのけ者にした」として批判殺到。本来は無関係な企業から異例の声明発表も 先日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)をプレイしていたとあるVTuberが配信内でおこなった行為について、プレイヤーから批判が殺到し、当事者が謝罪するという出来事があった。今回の騒動が起きたのは7月13日、VTuberのノーラ氏のおこなっていた『FF14』配信が原因だ。彼女は視聴者とパーティを組んでコンテンツに行く、いわゆる参加型と呼ばれる配信形態をとっていた。しかし当日の配信では、手違いから配信を見ていない一般プレイヤーがパーティに入ってしまった状態でコンテンツへ突入してしまった。その後、ノーラ氏は結果として一般プレイヤーの方を故意に戦闘不能状態にし、コンテンツから除名することを視聴者に指示してしまう。その身勝手なプレイを咎められ、事態
TAKU INOUE×DECO*27、VTuberシーンの音楽はどう発展する? 星街すいせい&Mori Calliopeとの制作で実感したポテンシャル 人気VTuberが所属する「ホロライブプロダクション」から、星街すいせいとMori Calliopeがメジャーデビューした。予てから自身のYouTubeチャンネルなどで、アーティストとしての高いポテンシャルを発揮してきた両者。星街すいせいは変幻自在の歌唱力、Mori Calliopeは巧みなラップスキルとそれぞれ個性を持つが、その潜在能力をより引き出しているのが音楽制作を担うクリエイターの存在だろう。 それぞれのデビュー曲を手掛けたのは、TAKU INOUEとDECO*27。TAKU INOUEは星街すいせいとMidnight Grand Orchestraを結成、1stシングル「SOS」をリリース。Mori Calliopeは、DECO*
3か月の公演を終えた俳優でさえ、役が染みついてしばらく離れなくなる。 ではそれよりも長い時間を"生きる"Vtuberは? ごきげんよう、吸血鬼と人間のハイブリッドレディ 九条林檎だ 2018年12月にデビューしたバーチャルタレントだが、Vtuber周りにはそれよりも前からいるようなギークだ。 そんな我の周りには長くVtuberをやっている者がまあまあにいる。 長くVtuberをやっていると起きるもの、それは「喰われる」という現象。 前提前提としてVtuberには大きく分けて二種類、あるいはそれの中間を足して三種類のVtuberがいる。 一つ目は配信者寄りの者に多い「非ロールプレイ型」(以下非型) 二つ目は動画勢だとか技術のバックアップが強い者に多い「ロールプレイ型」(以下RP型) 意味合いは読んでの通りだ、要はどのくらい世界観を守るかという話。 にじさんじ台頭以前の2018年前半のVtub
「にじさんじ」苦境の中での挑戦と拡大 事業統括プロデューサーが舞台裏を語る 2021年下半期も、新ユニット「ROF-MAO」のデビューや、年末年始の多種多様なイベント開催など、「にじさんじ」の活躍は続いています。しかし、2022年1月に開催予定だった4周年記念ライブ「FANTASIA」が開催中止。公式番組のいくつかは収録を停止するなど、新型コロナウィルスの感染拡大によって苦境が続いていました。 一方、4周年記念企画として日本各地で「ライバーが歩く」映像広告が公開されたり、往年の名番組「にじさんじのくじじゅうじ」が復活したりと、ファンを喜ばせる企画を続々と展開。3月半ばには新人3名のデビューも発表されるなど、苦境の中でも新展開が途切れることはありません。 今回、MoguLiveはANYCOLOR株式会社の国内VTuber事業統括プロデューサー鈴木貴都氏と、同社の技術スタッフである古藤氏にイン
モノリス法律事務所(東京都千代田区)はこのほど、バーチャルYouTuber(VTuber)事務所や関連企業、個人VTuberを対象とする法務の専門チームを発足した。「VTuberは短期間で人気が爆発し、契約関係や権利関係を原因としたトラブルが発生しやすいビジネス」として、VTuberらのサポートを手掛ける。 VTuber向け法務チームでは、イラストレーターや声優との契約、PR案件実施時、グッズ化、他社とのコラボなど、関連するあらゆる場面での契約書の作成業務や、VTuber関連のIT・知財法務、YouTubeやSNSアカウントの譲渡契約などの業務を請け負うという。 同事務所は「『まだ人気がないので、権利処理や契約書作成は後回しでいい』という発想は、危険」と指摘。VTuberビジネスを巡る法務では、関係各所との契約、著作権や薬機法などの法律、YouTube利用規約など、さまざまな領域の要素を含
特定のファンがSNSで誹謗中傷を繰り返しているとして、被害を受けた動画配信者が異例の警告をした。 スタッフが抑うつ状態になるほど嫌がらせが続き、被害を公表するとともに関係の断絶を宣言した。トラブルの背景には何があったのか。 「勝手にストーリーを仕立て上げて発信」 キャラクターに扮して動画配信をする人気ユーチューバーの赤月ゆにさん、餅月ひまりさん(チャンネル登録者は合わせて約33万人)は2022年4月2日、執拗な嫌がらせを受けているとして、特定のツイッターアカウントを「ブロック」すると発表した。 2人のツイートによれば、所属会社「ゆにクリエイト」(東京都台東区)に関する虚偽の投稿を繰り返され、業務や活動に支障が出ているという。精神的ストレスから抑うつ状態になり退職せざるを得なくなったスタッフもいた。 同社の望月陽光社長は6日、J-CASTニュースの取材に「赤月ゆにが元気がないけど、これは事務
6年前の今頃。僕らは一つのアイデアを形にするチャレンジをした。結果としてそのチャレンジは、自らや多くの人間のみんなの世界観を広げ、価値観をアップデートさせることに成功したと思う。 Kizuna AI。自分の子供のように大切にしていたその存在が、一つの節目を迎えるにあたって、これまで意図的に口を噤んでいた、その存在にのせた想いを、完全に変容しみえなくなってしまう前に、自らの手でこの広いネットの海にポストしたいと思う。 賛否があるかもしれないけれど、一人のクリエイターとして、自らが伝えたかった想いを語らせてほしい。 1.Hello, world!■きっかけはYouTube広告 2016年の今頃、「好きなことで、生きていく」というYouTubeの広告を見る機会が多く、街頭では"HIKAKINさん"や"はじめしゃちょーさん"といった人間のYouTuberのサイネージをよく目にした。 ある時「ここに
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