FPGAの部屋の記事をまとめることにしました。カテゴリ別にリンクがあるのでリンクに飛んでください。私が有用と思われるコンテンツ についてリンクがあります。 このページでは主にXilinx社のFPGAについての話題を書いています。 AMD(Xilinx)社のFPGA用ツールについて FPGAリテラシーおよびチュートリアル (Xilinx社のFPGAツールの使い方や7セグメントLEDのダイナミック点灯などについて書いてあります。初めての方はここをごらん頂くと良いと思 います) Xilinx ISEについて (XilinxのISEツールについての情報、ここがおかしいとかこうすると良いなどの情報) UCFの書き方 (XilinxのISEツールを使う上での大事な制約ファイル(UCFファイル)の書き方) Floorplannerの使い方 (モジュールをフロアプランできるツールFloorplannerの
「ADAS(先進運転支援システム)の進化は、半導体の進化そのものだ。性能とコストを両立するためには、半導体メーカーとスクラムを組んで先々のロードマップまで考える必要がある」。SUBARU(スバル)第一技術本部 自動運転PGM ゼネラルマネージャー 兼 先進安全設計部 担当部長の柴田英司氏は、同社のステレオカメラを用いたADAS「アイサイト(EyeSight)」の半導体戦略について、このように説明した。 同社は長年にわたりステレオカメラを内製で開発しており、2025年以降の次世代ADASにおいてもステレオカメラを中核とする考えである。 20年8月20日に予約を開始した新型ステーションワゴン「レヴォーグ」では、アイサイトの最新版を標準装備する(関連記事)。新世代アイサイトは、大きく3つの特徴がある。(1)交差点事故の対応強化、(2)高速道路での運転支援拡大、(3)ステレオカメラの刷新である。
なぜインテルはアルテラを買収したか 半導体業界では2015年に入って、大型のM&A(合併・買収)が相次いでいる。そのなかでも米インテルがFPGAメーカーの米アルテラを買収したことが、ずっと気にかかっていた。FPGAとはField Programmable Gate Arrayの略で、チップを製造した後にプログラムが可能な半導体デバイスであり、米ザイリンクスと並んでアルテラが世界の2強である。 インテルは、PC用プロセッサがジリ貧、スマートフォン(スマホ)用プロセッサは大赤字、データセンタ用プロセッサが唯一、稼ぎ頭で基幹事業となっている。ところが、2014年に米マイクロソフトが検索エンジンBingの高速処理のためにFPGAを導入するなど、データセンタ用プロセッサとしてFPGAが急浮上してきた。 インテルのプロセッサとFPGAで電力当たりの性能を比較した場合、検索処理では約10倍、複雑な金融モ
6月1日、米半導体大手インテルは、米アルテラを167億ドルで買収することで合意したと発表した。写真は2010年2月、米カリフォルニア州で(2015年 ロイター/Robert Galbraith) [1日 ロイター] - 米半導体大手インテルは1日、米アルテラを167億ドルで買収することで合意したと発表した。 買収価格は1株当たり54ドルと、5月29日のアルテラの終値に10.5%上乗せした水準。 インテルはパソコン(PC)向け半導体の需要が鈍るなか、データセンター向けの半導体など利益率の高い製品のラインナップを拡大したい考え。 アルテラの本社は米カリフォルニア州サンノゼ。ネット検索のスピードを速めるプログラマブル半導体などを製造する。 関係筋によると、アルテラは4月にインテルからの買収提案を拒否していた。 半導体業界では前週、米アバゴ・テクノロジーズがブロードコムを370億ドルで買収すると発
ドワンゴがニコ動の画像配信向けにFPGAエンジニアを募集したり、マイクロソフトはBingをFPGA実装したり、Baiduもディープラーニングの高速化にFPGAを導入したりと、なんだか世の中急にハードウェアくさくなってきた。IoTとは違う意味で。 金融分野ではすでにCPUでは遅すぎてFPGAによるナノ秒単位の株取引が行われているって記事を書いたのは2年前だけど、ここ数年はIntelのCPUのクロックもあまり上がらなくなってきたし、Fusion-ioやNetezzaといった大手御用達のハイエンド鬼速ストレージも、フタを開ければ中身はすでにFPGAに移行済み。IBMが最近出したData Engine for NoSQLという製品ではPOWER8プロセッサにFPGAを直付けしてRedisを高速化したり。いよいよデータセンターにも、先の見えないCPUに代わってFPGAやGPUを導入する波が押し寄せつ
ふと、今後5年でFPGAはバカみたいに安くなってくるかもしれないと思ったので、まとめておきます。 ただし、材料はブログで見た話とか人に聞いた話とかで、しかもそれをいいように解釈しての話なので、妄想レベルであることを最初に断っておきます。 用語として、FPGAのようなプログラム可能なチップに対して、出荷段階で回路が決まっているようなチップをまとめてASICと呼びます。(ASICの正確な定義は知らない) 今のFPGAは「なんでもできるけど高くて遅い」 前に、「CPUはオワコン」というタイトルでFPGAが来るよという話を書いたときにあった意見として、「CPUは終わらないでしょう」という話よりも「FPGAだけじゃないでしょう」という話が多かったように思います。 その根底には、FPGAはチップとしては遅いということと、もっと大きい要因として高いということがあります。 FPGAは、同じ回路であればAS
FPGAでエクストリームなコンピューティングの会という謎の勉強会に呼ばれたので参加してきました。僕も発表する予定だったのですが、時間が取れず今回は発表無しでした。時系列gdgdで感想を。 FPGAで証券取引の話がとても面白かったです。話を聞くまでは証券取引の記事にでてくる数msというのがFPGAだったら余裕で、FPGAなめんなと思っていました。FPGAの中にCPU乗せてCで書いたアルゴリズムがCPU上で走っているのかなと勝手に想像していました。しかし、良く話を聞いていると、msは発注するまでの許容時間の話で、実際にFPGAとして応答しないといけない時間は20us程度、結構厳しい速度ですね。ふと確認したら高位合成のHandel-Cで有名なセロクシカが、完全に金融に移行していて驚きました。 FPGAでWebサーバとFPGAで高速のデータベース処理は、いまいち使われている技術の違いが分かりません
FPGAでCPUを組んでると、フェッチ部やデコーダ部で足し算や掛け算をしようとして、そんなことしたらCPUの意味ないなーと思ってしまうことがありました。 で、よく考えたら、FPGAでロジックを組むならCPUの意味はないんです。 だいたい、ひとつの処理実行するのに何クロックかかってんですか!と。 CPUでは、計算効率をよくするためにパイプラインという仕組みが使われています。 最近では、18段とかのパイプラインもあるようです。 ここで、18段のパイプラインのうち、実際に計算を行うのは2段か3段だったりします。残りの15段くらいは、命令や計算結果を読んだり書いたりしているだけです。 このパイプラインも、ほとんどはメモリの読み書き、それも命令の読み込みに多くが使われます。 であれば、CPUにしなければ、18段全部計算に使えるんじゃね?という話になりますね。 決まりきった計算を行うのに、いちいちメモ
はたから見てると、FPGAとArduinoとRasberry PIって、なんか小さくてデバイス挿して使ってて似たもののように見えるかもしれません。 そんな中、どこが違うの?って思ってる人もいるかと思ったので、それぞれの違いと、そしてそこから得られる技術者としての知識をまとめてみます。 まあ、得られる知識として「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」ってのはありますが、それは当然として。「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」を得るメリットがわかる比較としてまとめたいと思います。 根底は「なんで最近FPGAをやってるか」っていうことの説明なので、そういうバイアスがあると思ってください。 FPGAというのはチップの種類なので、実際にはDE0などのFPGA評価ボードとの比較ですが。中でもDE0-nanoは大きさや価格を考えると、豪華なArduinoくらいの位置づけとして出してきたようにも見えます
米IBM社研究所は、異なるアーキテクチャのリソースが混在したコンピューティング・システムのプログラミングを一括して行える設計環境に関して、「Asia and South Pacific Design Automation Conference(ASP-DAC) 2013」(2013年1月22日~25日にパシフィコ横浜で開催)で招待講演した。講演タイトルは「The Liquid Metal IP Bridge」(講演番号:4A-3)である。 講演タイトルにある「Liquid Metal」は、異なるアーキテクチャのリソースが混在したコンピューティング・システムのプログラミングを一括して行える設計環境を開発するプロジェクトの名称である(プロジェクトのホームページ)。このプロジェクトは2007年に始まった。今回、登壇したのはRodric Rabbah氏で、同氏はThomas J. Watson R
システムLSI大手3社の事業統合交渉が大詰めを迎えている。3月末までに枠組みを決め、2013年度中に再編を実行する。ただ、技術革新によって統合後の戦略が描きにくくなっている。 半導体業界に、またもや再編機運が高まっている。2012年はDRAM大手、エルピーダメモリの経営破綻とマイコン大手のルネサスエレクトロニクスの救済劇で半導体業界は大揺れしたが、2013年に焦点になるのが、システムLSI(大規模集積回路)業界の再編だ。 再編劇に関わるのは富士通とパナソニック、ルネサスの3社。2012年初頭から事業統合に向けた交渉を本格化させている。主役の1社、富士通の山本正已社長は日経ビジネスなどとのインタビューで「2013年3月末までに方針を明確に固め、2013年度いっぱいには業態として整頓した形を示したい」と述べて、早期に交渉をまとめる決意を示した。 システムLSIは演算処理やメモリーなどの機能を1
ここのところ重度のFPGA中二病にかかってしまい、冬休み中もDE0ざんまいな日々。気になっていた金融のHFT(high frequency trading:大手投資銀行等がμ秒単位の超高速で株式等を売り買いしてる恐ろしい市場)におけるFPGA利用状況について、HFT Reviewにこってりしたレポート(HFT業界のベンダー各社にインタビューしたもの)が載っていたので、勢い余って面白かった部分を超訳してしまった。 元ネタはこちら: FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part One - Who, What, Where and Why? FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part Two - Alternative Approaches FPGA & Hardware Accelerated Trading, P
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