マツダの現行車種の名前は、記号のように統一されているのは良いのだが、登録乗用車で「車名」といえるのはロードスターくらいで、少し寂しい。時代を遡ると、マツダのクルマって結構いい名前が多かったのに……。そこで、ネーミングセンスが光っていた、マツダのクルマを見ていこう! 【画像ギャラリー】名車とは「名のあるクルマ」だ!?マツダの歴史を支えてきた「いい名前」の名車たち(13枚) 文:佐々木 亘/写真:MAZDA ■マツダの歴史を支えてきた名車は名前もすごい マツダと言えば、このクルマなしに語ることはできない。現在も商用バンの名前としては残っているが、この名前は登録乗用車として残すべきだと思う。 お気づきの方も多いだろう。まずは「ファミリア」から紹介していく。 現在のマツダを作り上げた、黎明期からの屋台骨がファミリアだ。初代は1963年に登場。以降、マツダ小型車のスタンダードを走り続けてきた。中でも