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bookに関するmfluderのブックマーク (763)

  • 40代からのお金の教科書|岩瀬大輔のブログ

    2015年07月14日15:25 カテゴリ 40代からのお金の教科書 このところFacebook を開くと、毎日のように同年代の友人たちが40歳になっていく。小学時代のマドンナも、中学時代の部活の仲間も。高校時代の天敵も、大学時代の盟友も。それはつまり、早生まれの私が39歳になり、40歳になる年を迎えたということなのだ。 不思議なもので、40歳になる日が近づくとともに、世界の見え方が変わってきた気がする。先輩諸氏には「39歳?まだまだ若いなぁ」と言われるが、自分が22歳の頃から考えれば40歳というのはかなりのオトナである。当時おぼろげにイメージしていたような立派な大人になれているのだろうか。まったく自信がない。 どう変わったかと一言でいうと、キャリアなり人生なりを、終わりから逆算して物事を考えるようになったのだ。人生80年と考えれば折り返し地点だし、22歳から65歳まで働くとしても中間地点

    40代からのお金の教科書|岩瀬大輔のブログ
  • 阿部 紘久 『文章力の基本』

    阿部 紘久 『文章力の基本』
  • 確実なのは「武蔵が勝った」ことだけ――大倉隆二『宮本武蔵』 | 電羊齋雑記 Talkiyan Honin Jai hacingga ejebun

    大倉隆二『宮武蔵』人物叢書新装版、吉川弘文館、2015年2月 剣豪、そして深い教養を持つ文化人として知られる宮武蔵だが、壮年期までの武蔵について確かなことはごくわずか。 武蔵の実像がよくわかるのは、晩年に肥後の細川家に客分として迎えられてから世を去るまでの5年足らずの間だけ。 有名な吉岡一門との勝負、巌流島の決闘でさえ、わからないことの方が多い。 書によれば、史料から確実に読み取れるのは、武蔵が京都で「天下之兵法者」と数度にわたり戦って勝ったこと、巌流島で武蔵が「岩流(巌流)」と勝負して武蔵が勝ったことだけらしい。 巌流島の決闘の相手「岩流(巌流)」の名は一般に「佐々木小次郎」の名で知られているが、史料によっては別の名が記されており、確かなことは言えないようだ。 著者は、これまで武蔵の生涯に関する基史料とされてきた小倉の顕彰碑、いわゆる「小倉碑文」の史料批判や、信頼は置けるが圧倒

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  • 振り返れば奴がいる――岡本隆司『袁世凱――現代中国の出発』 | 電羊齋雑記 Talkiyan Honin Jai hacingga ejebun

    隆司『袁世凱――現代中国の出発』岩波新書1531、岩波書店、2015年2月 袁世凱の生涯とその時代背景、そして清末中国の権力構造についてわかりやすく記述。 要点がうまく整理されており、文章も読みやすい。 特に、清末中国の権力構造を、中央の西太后による「垂簾聴政」、地方の総督・巡撫の権力増大を表す「督撫重権」という二つのキーワードで説明している点はわかりやすかった。 それにしても、袁世凱の清末民初の重要イベントでの「皆勤」ぶりには改めて驚かされる。 日清戦争、戊戌政変、義和団、光緒新政(北洋新政)、辛亥革命、その後の混乱と皇帝即位……よくもまあしょっちゅう登場するものだ。 振り返れば奴がいるw 李鴻章、洋務派官僚、西太后ら清朝を支えつづけた重鎮たちが時の流れとともに退場していき、変法派は半ば自滅、保守派も義和団もろとも粛清されていく。 その中にあって、袁世凱は、堅実な手腕、政界遊泳術で、

    振り返れば奴がいる――岡本隆司『袁世凱――現代中国の出発』 | 電羊齋雑記 Talkiyan Honin Jai hacingga ejebun
  • 家を建てたので得られた知見を共有します

    5月末に家を建てて半年ほど住んで得られた知見を共有します。 家を建てた理由 子どもが生まれた 最初は賃貸で引っ越そうとしてた 子育てには車が必要だから 西松屋(車でしか行けないような所にしかない)に行きたかった おむつやミルク缶やベビーカーは車じゃないと運べない 駐車場の安い郊外に引っ越して車買おうとしてた(当時住んでた所は駐車場代高かった) 結局引越費用高くてやめた(40万くらいした) 中古マンションでも探すことにした 中古マンション探すけど良いのは高かった 中古なのに新築分譲時より高いのとかある それなら新築マンションでよいのでは、と思った しかし新築マンションは業者が好きになれなかった 偉そう 息がくさい すぐローンの審査申し込ませようとする 考える時間を与えずハンコ押させようとする 買いたいタイミングでよい物件が出回ってなかった マンションは管理費や修繕積立金、駐車場代が重荷になり

    家を建てたので得られた知見を共有します
    mfluder
    mfluder 2015/05/10
    中村好文 普通の住宅、普通の別荘
  • 「チンギス・カン ”蒼き狼”の実像」白石 典之 著

    ソ連の崩壊により北アジア・ユーラシアの考古学研究は九〇年代後半から二〇〇〇年代にかけて様々な発見が相次ぎ非常に大きく進歩している。書は、日人として現地に赴きモンゴル史上の様々な発見をリードしている著者が、近年の様々な研究成果を盛り込み、あらためてチンギス・カンと彼の打ち立てたモンゴル帝国草創期についてまとめた、非常に面白い一冊だ。 これまでヴェールに包まれていたチンギス・カン以前のモンゴル史に始まり、モンゴルの軍事・政治・社会・生活・信仰、そして様々な遺跡からわかるモンゴル帝国の実情まで広く深く描かれているが、やはり面白かったのは「ヘルレンの大オルド」と伝わるチンギスの都としてほぼ確実視されているアウラガ遺跡の話だろう。 『アウラガ遺跡はモンゴル中東部、ヘルレン河上流のヘンティ県デリゲルハーン郡にある十三世紀の集落跡で』(P85)、1967年に発見されていたが、格的調査が進んだのは九

    「チンギス・カン ”蒼き狼”の実像」白石 典之 著
  • Ring|恋の悩みに効く!ナマの恋愛体験談&口コミ共有メディア

    職種にもよりますが、一日の大半を会社で過ごすという人は多いでしょう。そんな中、会社での人間関係に悩ん…

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    mfluder
    mfluder 2015/04/18
    阿満利麿「日本の《疑似伝統》」
  • 実行計画が解れば怖くない。SQL実践入門 - プログラマでありたい

    技術評論社さんから、SQL実践入門を献いただきました。ありがとうございます。 SQL実践入門の主題 このの目的は、「パフォーマンスの良いSQLの書き方、特に大量データを処理するSQLの性能向上の方法を理解すること」とあります。そのパフォーマンス向上の為の解として、SQLが内部的にどう処理されているかを表す実行計画の読み解き方を、いろいろなケースを上げながらひたすら解説しています。そして、何故その実行計画になるのか、データ構造やDBの動きとともに説明しています。ということで、実行計画大事という基かつ当たり前のことを、正面から取り扱っている良質のSQLです。 SQL実践入門の構成 SQL実践入門の章立ては、下記の通りです。 第1章:DBMSのアーキテクチャ──この世にただ飯はあるか 第2章:SQLの基礎──母国語を話すがごとく 第3章:SQLにおける条件分岐──文から式へ 第4章:集約

    実行計画が解れば怖くない。SQL実践入門 - プログラマでありたい
  • Amazon.co.jp: 偽りの外交使節―室町時代の日朝関係 (歴史文化ライブラリー): 橋本雄: 本

    Amazon.co.jp: 偽りの外交使節―室町時代の日朝関係 (歴史文化ライブラリー): 橋本雄: 本
  • 演歌は「日本の心」というより、素晴らしき「雑種」なんだぜ、っていう話。 -輪島裕介『創られた「日本の心」神話』- - もちつけblog・はてなブログ版(仮)

    輪島裕介『創られた「日の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』を読んだ。 超面白い。 内容はタイトル通り、「演歌=日の心」っていう図式は、「伝統の創造」じゃないの?、それって昔っからじゃなくて「最近」できたものじゃないの?、って内容である。 創られた「日の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書) 作者:輪島 裕介発売日: 2010/10/15メディア: 新書 「ヨナ抜き」も。 「ヨナ抜き五音音階」は、大正期にきわめて近代的な意識に基づいて生みだされた和洋折衷の産物 (63頁) 演歌といえば「ヨナ抜き」であるが、なんと、これも和洋折衷の結果だという。 「カチューシャの唄」の作曲者・中山晋平が、伝統的な民謡音階と西洋の長音階の折衷としてヨナ抜き長音階を生み出した。 じっさい、邦楽由来だか唱歌にはない「ユリ」の技巧などが、「カチューシャの唄」には使用されている。 都はる

  • 『アート オブ ロバート・マッギニス:THE ART OF ROBERT McGINNIS』|そのスピードで

    『依頼人を殺すな』1963年/テンペラ画(ブレット・ハリデイ著/デル刊) アート オブ ロバート・マッギニス:THE ART OF ROBERT McGINNIS The Art of Robert E. McGinnis 著者:ロバート・マッギニス アート・スコット 訳者:大久保ゆう 発行:マール社 2014年 原書発行:2014年 [ページ見はこちら] 1926年うまれのアメリカの画家・イラストレーターの作品集。 ペーパーバックの表紙や、『007』シリーズなどの映画ポスターでしられる。 マッギニスの描く女は、モンロー風の婀娜っぽさと一線を画し、知的で優雅。 会話の最中みたく、こちらに視線をなげかける。 いったい彼女はなにものだろう? さそってるのか、それとも罠か? 書店のラックをみた瞬間、謎にからめとられる。 『じゃじゃ馬は死んだ』1959年/テンペラ画(ジェリー・スミス著/デル刊)

    mfluder
    mfluder 2015/01/31
    "1926年うまれのアメリカの画家・イラストレーターの作品集。ペーパーバックの表紙や、『007』シリーズなどの映画ポスターでしられる"
  • 『日本における書籍蒐蔵の歴史』

    川瀬一馬 著 ぺりかん社(1999年2月15日初版第一刷) 日書誌学の権威によるわが国の書物の収集と所蔵の歴史。金沢文庫の収書にはじまり、秀次、家康、そして江戸時代から現代までの様々な収書家のコレクションと蔵書の推移を語った貴重な記録。 第一部 はじめに 1 金沢文庫の和漢典籍蒐集 2 金沢文庫散佚 3 関白秀次の典籍蒐集と金沢文庫 4 徳川家康の蒐集(駿河御文庫) 付・徳川義直(尾張敬公)の蒐書 5 水戸光圀と前田綱紀の蒐書 6 脇坂安元と松平忠房の蒐書 7 江戸初・中期の蔵書家 8 江戸時代後半個人の蔵書 一 藤原貞幹 二 屋代弘賢 三 狩谷 斎皿 四 伴信友 五 賀茂真淵、橘枝直・千蔭父子 六 土肥経平、大田南畝、高田与清等 七 小津桂窓(西荘文庫) 9 江戸時代後半諸侯の蔵書 第二部 1 旧安田文庫のことなど 2 明治時代前半の蒐書 一 鵜飼徹定 二 田中勘兵衛 三 アーネスト・

    『日本における書籍蒐蔵の歴史』
  • 「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー 著 | Kousyoublog

    ずっと読みたいと思っていた。1932年に描かれた作はディストピア小説の傑作として、オーウェルの「一九八四年」と並び称されることも多い。その理由は読めばわかる。 西暦2540年、世界は自動車王フォードを神格化し、高度な効率化に基づく高福祉の実現によって安定社会を築き上げていた。人間は工場で生産され、条件付け教育に基づいて欲望は抑えられ、フリーセックスの奨励とソーマと呼ばれる快楽薬はストレスを解消し、遺伝子操作に基づき生まれながらにして定められた階級の中であるべき人生を歩む。共同性(コミュニティ)、同一性(アイデンティティ)、安定性(スタビリティ)をモットーとする「すばらしい新世界」だ。 この作品世界は著者ハクスリーの未来予測に基づいて構築されている。1932年、彼は未来をどのように予測したか、書に収められた1946年の「著者による新版への前書き」で詳しく語られているが、この前書きは実に鋭

    「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー 著 | Kousyoublog
  • 排外主義克服のための朝鮮史 - 平凡社

    排外主義克服のための朝鮮史  朝鮮史研究のパイオニアであった梶村秀樹が日人の排外主義克服のために知るべき朝鮮近現代史を平明に情熱的に説いた連続講演の記録

    排外主義克服のための朝鮮史 - 平凡社
  • 【受贈】『名前と権力の中世史』: 雑記@史華堂

  • 『ヌードと愛国』を読む - mmpoloの日記

    池川玲子『ヌードと愛国』(講談社現代新書)を読む。標題から想像する内容とは違い、真面目な研究書だ。それもそのはずで、著者池川は若桑みどりに師事した日近代女性史が専門の研究者なのだ。 書は7つの章からなっている。章題とその副題を列挙すると、「デッサン館の秘密/智恵子の"リアルすぎるヌード"伝説」「Yの悲劇/"夢二式美人"はなぜ脱いだのか」「そして海女もいなくなった/日宣伝映画に仕組まれたヌード」「男には向かない?職業/満洲移民プロパガンダ映画と"乳房"」「ミニスカどころじゃないポリス/占領と婦人警察官ヌード」「智恵子少々/冷戦下の反米民族主義ヌード」「資の国のアリス/70年代パルコの"手ブラ"ポスター」と遊び心満載だ。池川は東京女子大を卒業し、45歳で川村学園女子大学大学院に進学し、そこで若桑みどりに師事している。また近年は東京女子大学で総合教養科目「女性と表現」を担当し、2年間にわ

    『ヌードと愛国』を読む - mmpoloの日記
  • Amazon.co.jp: 特高警察 (岩波新書): 荻野富士夫: 本

    Amazon.co.jp: 特高警察 (岩波新書): 荻野富士夫: 本
  • 山田雄司『怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院』

    中公新書の一冊として、中央公論新社から2014年8月に刊行されました。書は怨霊について、相手側から弾圧されたことなどにより追い込まれて非業の死を遂げ、その後に充分な供養がなされなかった霊魂が、死後に自己の宿願を叶えるために、自分を追い落とした人物に祟って出たり、社会全体に災害を発生させたりした、と把握しています。怨霊的な観念は文献で確認できる前から存在したのであり、国家と関わる形で怨霊が明確に登場するのは長屋王からだ、と書は指摘します。 怨霊の鎮撫は、死後の世界体系を有する仏教の主導で行なわれました。奈良時代初めには、雑密の呪術的力によって調伏するやり方でしたが、善珠・最澄・空海を経て、怨霊を成仏させるという形式へと変わっていきます。ただ、これは国家主導の儀礼に関してで、民衆に関しては、武力を誇示するというやり方もあったようです。もっとも、武力の故事により怨霊に反撃を受ける、との観念も

  • 中野等『戦争の日本史16 文禄・慶長の役』

    吉川弘文館より2008年2月に刊行されました。書は、文禄・慶長の役の期間のみならず、その後の日・明・朝鮮の交渉と、日・朝鮮間の「復交」までを対象としています。日と明とは、文禄・慶長の役の後に通商関係は以前のように盛んとなりましたが、「国交回復」はなされませんでした。明の後に中華地域を支配したダイチングルン(大清帝国)と日との間でも、明治時代になるまで「国交」は締結されず、通商のみが行なわれるという関係にとどまりました。 書を読むと、文禄・慶長の役で朝鮮半島が甚大な被害を受けただろう、と了解されます。日の「愛国的」な人々の間では、朝鮮半島は元々「後進的」で「未開」なのであり、文禄・慶長の役における朝鮮半島の被害はさほどでもない、ということになっているのかもしれませんが、文禄・慶長の役による朝鮮半島の甚大な被害は否定できないだろう、とは思います。だからといって、文禄・慶長の役がな

    mfluder
    mfluder 2014/10/19
    "豊臣秀吉の認識・思惑についての解釈"「フロンティア」の拡張という方向で徐々に日本列島外にも領域を拡大していく志向性を有していた、というのが本書の見解"
  • 神田千里『宗教で読む戦国時代』

    講談社選書メチエの一冊として、2010年2月に刊行されました。戦国時代に日列島においてなぜキリスト教が勢力を拡大し、その後に弾圧されるにいたったのか、という日史上の大問題にたいする意欲的な解答になっています。私が10代の頃に学校や歴史関係ので学んだのは、キリスト教はその信者に身分秩序・権力者よりも神(信仰)を優先させるようになり、封建制度を否定しかねない危険な思想だったから、というような説明でした。 その後、戦国時代に日に入ってきたキリスト教は、世俗秩序とはおおむね親和的なカトリックなので、どうも10代の頃に学んだ説明は説得力に欠ける、と思うようになったのですが、私にとってこの問題の優先順位はそれほど高くないので、ずっと放置してきました。書で提示される説明は、キリスト教には戦国時代の日列島の信仰体系と共通するところが多く、それゆえに急速に信者を拡大したものの、宗教改革という時代