【読売新聞】 保険金の不正請求問題で業績が悪化している中古車販売大手ビッグモーターの支援先探しが難航している。同業大手のガリバーを運営するIDOM(イドム)は、8日までに支援しない考えを伝えていたことがわかった。企業体質が改善してい
旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)の性加害問題を巡り、旧ジャニーズのタレントを長年にわたってCMに起用してきたハウス食品グループ本社の浦上博史社長は7日、「今のままでは契約の更改ができない」と、複数回にわたって事務所側に申し入れたことを明らかにした。 同社によると、「性加害は絶対に容認できないこと」や「企業としての人権尊重と被害にあわれた方々への誠実な対応・救済を行うこと」も求めたという。 同社は1980年ごろから、近藤真彦さんや現事務所社長の東山紀之さんら、旧ジャニーズのタレントを「バーモントカレー」などのCMに起用してきた。 今後の対応について、浦上社長は「現在なにも決まっていることはない」と話した。(渡辺七海)
米国系の会員制大型量販店「コストコ」を運営する日本法人が東京国税局の税務調査を受け、2022年8月期までの5年間に消費税約14億円の申告漏れを指摘されたことが、関係者への取材でわかった。客に免税販売した商品の一部について、免税要件を満たしていないと指摘されたほか、税額の計算ミスもあったという。過少申告加算税を含めた追徴税額は約15億円とみられる。 【写真】「大量買い当たり前…」どう防ぐ制度悪用 調査を受けたのは、千葉県木更津市の「コストコホールセールジャパン」。関係者によると、国内の一部の店舗で、有名メーカーの家電品を大量に免税購入するなどした外国人客がいた。免税の対象は「通常生活の用に供する」物品に限られ、国内での消費や転売は認められていない。来日から6カ月以上経過した外国人も購入できず、店は販売時に客のパスポートを確認することなどが必要とされている。 国税局は、免税販売分の一部がこうし
大企業が資本金を1億円以下に減らすことで税制上の「中小企業」になるケースが相次いでいることを受けて、総務省の有識者検討会は6日、課税対象企業を広げる新たな基準案を公表した。税負担を軽くする「税逃れ」を防ぐねらいだが、経済界の反発もあり、議論は難航しそうだ。(千葉卓朗) 「税逃れ」が指摘されているのは、企業が都道府県に納める法人事業税。資本金が1億円を超える大企業には「外形標準課税」方式が適用される。資本金の額や従業員に支払った給与総額など、企業の規模を示す「外形」に課税するもので、赤字でも納税しなければならない。業績が苦しい企業にとっては負担が大きくなりがちだ。 大企業が税制上「中小企業化」する方法の一つが、減資で資本金を1億円以下にすることだ。中でも減資した分の資本金を会計上の操作で「資本剰余金」という項目に移し替えることが問題視されている。減資は株主総会での決議が必要だが、納税負担が減
マクドナルドの価格は現在、ハンバーガー170円、ビックマックは単品450円から500円ほどだ。実は日本マクドナルドホールディングス(本社・東京)は2022年3月~23年1月に全国で3回の価格改定、23年7月には東京都心店と東名阪など準都心店をあわせた184店でさらなる値上げをしている。 実質賃金指数は30年前と比べて超低空飛行 2023年11月1日、期間限定で「マックTHEチキン ガーリックペッパー」と「ポテナゲ」を一緒に食べられる「食べくらべ大」と「食べくらべ特大」を発売した。「大」630円、「特大」980円だ。実は「特大」のそれぞれを単品で購入したら、1510円になる。レギュラーメニューでも、バーガーとポテト、ドリンクのセットで800円、900円台が複数並ぶ。大サイズやサイドメニューを増やせば、1000円を超えるかもしれない。ハンバーガー1個59円だった20年ほど前を知る人は、どう感じ
東京・汐留エリア(「gettyimages」より) 日本有数のビジネス街として発展を遂げた、東京・汐留。3駅9路線が利用できる抜群のアクセスを誇り、名だたる大企業の本社機能が集結。「カレッタ汐留」はさまざまな飲食店や四季劇場などの文化施設で構成され、話題の観光スポットとしても人気を博した。しかし、最近では汐留のゴーストタウン化が危惧されている。今年9月には、汐留に本社機能を置く富士通が移転を発表。電通は本社ビルを売却した。人通りは目に見えるほど減少し、カレッタ汐留のテナントの約半数が空きとなり、SNS上では「枯れた汐留」と揶揄する声も見られる。なぜ汐留は衰退したといわれるようになったのか。そこで今回は、汐留エリアが人気エリアになった経緯や衰退の理由、そして今後の展望について、不動産事業プロデューサーでオラガ総研代表の牧野知弘氏に話を聞いた。 貨物ターミナルの跡地が、ビジネスの拠点に もとも
業績低迷と事業移管の「二重苦」から脱せるのか。 宅配便大手ヤマトホールディングス(HD)は11月1日、2024年3月期の業績予想を下方修正した。売上高に相当する営業収益は前期比0.9%減の1兆7850億円、本業のもうけとなる営業利益は同8.2%増の650億円となる見通しだ。 前回予想からそれぞれ350億円、150億円を引き下げた。これで期中での通期業績予想の下方修正は、3期連続となる。なぜヤマトは、苦しい決算から抜け出せないのか。 荷物量の減少を値上げでカバーできない 要因はEC需要の想定以上の伸び悩みだ。宅配便の個数はEC需要の減少などで9億1195万個(同3%減)へ後退。一方で、荷物の単価は4月以降の運賃値上げの効果を発揮し720円(同21円増)と底上げされている。 費用面では航空・海上運賃の下落で下払経費が減少。ECネットワークの構築や現場の構造改革に関連した費用増は続いているが、作
コンビニから本がなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの本屋さん」はどうなる 出版取次大手の日本出版販売(日販)が、コンビニエンスストアに雑誌や書籍を配送する事業を、2025年2月には終了するという。10月26日、共同通信社が報じた。現在、日販は全国のファミリーマートとローソン計約3万店に配送している。共同通信社によれば、撤退後は、セブンイレブンに配送しているトーハンが配送事業を引き継ぐ方針とのことだ。 いよいよ、本格的な紙離れの影響が出てきたか、という印象である。コロナ禍の中で、電子書籍の売上は伸びた一方で、紙の書籍の売上は落ち込みつつあり、リアル書店の数も減少した。日版のコンビニからの撤退は、これまで堅調と思われていたコンビニですら、紙の雑誌・書籍の売上が落ち込んでいることを如実に表している。 しかし、今回の決定を冷静に見る識者も少なくない。というのも、以前
秋田県の佐竹敬久知事は25日、記者会見し、四国の食事を「貧乏くさい」などとけなした自身の発言について「不穏当で不見識だった。四国の方に不快な思いをさせ、心からおわび申し上げる」と謝罪した。聴衆を盛り上げる意図で話し、県に約20件の苦情があったと説明。次回の全国知事会で四国4県の知事に陳謝する考えも示した。 魅力度、最下位は茨城県 都道府県ランク、21位以下発表 佐竹氏は23日、秋田市での講演で、全国知事会で訪れた四国地方の料理について「メインディッシュがいいステーキだと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい」「酒もうまくない」などと酷評。高知県で水揚げされる魚「どろめ」を「あのうまくないやつ」とも表現した。 他方で「秋田ほどうまいものがある所はない」「秋田にはいかにいいものがあるか。さまざまな自然、風、水、美人。男もいい」と語った。 発言した理由に関し「会場を盛り上げようという思いもあっ
転職面接では「上司が年下でもいいですか?」「このポストには少し経験が足りないのでは?」などの答えにくい質問をされることがある。転職エージェントの森本千賀子さんは「動揺して口ごもってしまったり、単に『はい』『いいえ』で終わらせたりするのは避けた方がいい。『何を知りたいからその質問をしているのか』という面接官の意図を考えることで、自己アピールにつながる答え方をすることができる」という――。 「はい」「いいえ」だけで終わらせない 採用面接では、往々にして「それを聞かれると、答えにくい」という質問を投げかけられることがあります。そして、「正直に答えてしまっていいんだろうか?」「『はい』『いいえ』だけで終えてしまっていいんだろうか?」と戸惑うことも……。 今回は、ありがちな「答えにくい質問」8つについて、面接担当者がどんな意図で尋ねているのか、どう答えれば納得され、好印象を与えられるのかをご紹介しま
これまで和民の名を冠する国内の業態は「焼肉の和民」のみとなっていたが、サントリーグループからの提案を受けて、祖業である居酒屋を見直したという。居酒屋の新たな価値を問う趣旨で、和民ブランドとして総合居酒屋を再構築した。この場所には、2021年12月にオープンした「こだわりのれん街」という業態が存在していたが、それをブラッシュアップする形で「ワタミらしさ」をより前面に出した。 和民のこだわりのれん街は、1階と2階がある。宴会用座敷席も合わせると、席数は230席。和洋中の多彩なメニューがある一方で、冷凍品を主体にした簡便な調理を見直したという。渡邉美樹会長兼社長は「お昼の12時から午後4時まで行っていた仕込みを復活させるなど、もう一度原点に返って店内の手作りにこだわる」と話す。 また、従来和民の顧客単価は2800円だったが、これを3200円にまで引き上げる。「これからは間違いなくインフレの時代に
国交省が、立ち入り検査を行った中古車販売大手「ビッグモーター」で不正が確認されたとして、34の整備工場を処分する方針を固めたことがわかりました。 国交省は、7月に全国にあるビッグモーターの整備工場34カ所で立ち入り検査をしています。 その後の関係者への取材で、34カ所すべての工場で不正が確認されたとして、国交省が一定期間の事業停止など行政処分をする方針であることが分かりました。 また、民間車検場としての「指定」を受けている工場のうち、12工場は最も重い「指定」の取り消しになるということです。 国交省はあすにもこれらの方針を公表したうえで、ビッグモーター側の聴取をして処分を下すとみられています。
ユニクロが、回収した自社古着の販売に乗り出した。10月11~22日に「ユニクロ原宿店」地下1階でポップアップストアを実施。同社は2006年に店頭での衣料品回収をスタートし、難民支援や被災地支援などに充ててきた。「20年近く活動を続けてきた中で、支援に充てる量以上の古着の在庫がある」(広報担当者)ことから、ポップアップ開催に至ったが、1回きりのイベントでは終わらせず、循環型社会を目指す取り組み「リ・ユニクロ(RE.UNIQLO)」の一環として事業化を目指す。競合の「ザラ(ZARA)」「H&M」なども、二次流通の事業化に向けてさまざまな検証を目下行っている。ユニクロでサステナビリティを推進するシェルバ英子グローバルマーケティング部部長に、ポップアップの狙いや「リ・ユニクロ」プロジェクトの手応えを聞いた。 【画像】ユニクロ、自社古着の販売に乗り出し 原宿店のポップアップで検証、事業化めざす シェ
グローバルで”消費者”にモノを売って、成長し続ける数少ない日本発企業がユニクロを運営する「ファーストリテイリング」だと思う。 業界でのポジション会社HPに「業界でのポジション」というページを載せているのも珍しく面白い。海外企業との対比を業績・時価総額で載せているところから、並々ならぬグローバルで勝つことへの意識と自信を感じる。 「ひょっとしたら世界一になれるかもしれない」と1%の確率から始まったという柳井氏の旅路は、年々「世界一になれるかもしれない」確率が上がっていき、ついにコロナのときには 時間の問題です 成毛眞 with 楠木建「トップ経営者 × 企業戦略の未来」と言い切ったという。 そんな実質1代で10兆円のグローバル企業を作った稀代の起業家である柳井氏だが、孫さんのような昔から神童だったり、異質さを匂わせる伝説エピソードがあるわけではない。 良い意味で普通な感じで現実的である。 い
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嵐の相葉雅紀(40)がアキュラホームを展開するハウスメーカー「AQ Group」のCMキャラクターに起用された。新CMは23日から放送される。今月7日にジャニーズ事務所が会見し、故ジャニー喜多川元社長の性加害を認めてからCM、広告の“撤退ドミノ”が続いていた中で、これが会見後初の新規CMとなった。 【図表】TOBE、中居正広、新しい地図…ジャニーズを巡る現在の相関図 新CMは、相葉がアキュラホームの熱血店長を演じる。「キリンと住みたい」という女の子の無謀な夢に「諦めないぞ」と希望の家を実現させる内容。相葉は「アキュラホームのCMに出演します、店長の相葉雅紀です。キリンと共演するなど楽しいCMになっていますので、ぜひお楽しみください」とコメントしている。 AQ社の広報によると、ジャニーズ事務所には今年1月にオファーし新規契約した。会見前にはCMが完成していたという。会見後の事務所の対応などを
ホーム総合・ビジネス原宿で開催中の「匿名宝飾店」 正体は「4℃」、約4000人が来店2023/09/20 17:00 更新 この記事を保存ツイート 9月8日から原宿に出現していた正体不明の期間限定店「匿名宝飾店」のブランド名は「4℃」だと、エフ・ディ・シィ・プロダクツが発表した。同店は、そのユニークなコンセプトがSNSなどを通して話題となり、19日までに約4000人が訪れた。 【関連記事】原宿にブランド不明の『匿名宝飾店』 24日まで期間限定で 瀧口昭弘エフ・ディ・シィ・プロダクツ社長は、「4℃は昨年50周年を迎え、この間多くの方にブランド名を知って頂いた。その今だからこそ、蓄積されたイメージを離れ、今一度原点に戻り、ジュエリーそのものを見てもらいたいとの思いがあった」と同店の企画意図を説明した。 この間ブランドを取り巻く環境が大きく変化し、ネットの登場やSNSの台頭でブランドへの意見が可
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