普段は2本掲げる社説を一本に絞っての力の込めた13日付け産経新聞社説でありました。 原子力発電 首相は再稼働を命じよ 電力不足は経済の活力を奪う http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110513/plc11051303210005-n1.htm 社説は冒頭で「エネルギー政策の根幹が揺らぎかねない国家レベルの危機」だと始まります。 いま日本は、エネルギー政策の根幹が揺らぎかねない国家レベルの危機に陥っている。 東京電力福島第1原子力発電所の事故に加え、菅直人首相の唐突すぎる要請によって中部電力浜岡原子力発電所が運転停止を余儀なくされ、原発がある地元の動揺が収まらないためだ。 不安感を背景に、運転上の安全を確保する定期検査が終わっても再稼働への地元の同意が得られず、停止したままの原発が増える状況になりかねない。 定期検査の終えた原発も再開できずこのまま