コミュニケーションについて書かれた記事に、2つ、個人的に面白かったものがある。 いずれも大変にバズった記事なので、覚えている方も多いだろう。 一つ目は、電通の人たちのカラオケが、恐ろしく洗練されており、「ただ行為のみ」に目的が置かれたコミュニケーションの極地を見た話。 電通の人たちとカラオケに行った話 電通の女性の1人は、AKB48の『大声ダイヤモンド』の「大好きだ! 君が 大好きだ!」の「君が」を「仕事」におきかえた替え歌を披露していた。照れの一切ない、一体こうなるまでに何度こなしてきたんだという洗練されたものだった。 普通なら振り付けをこなすだけでじゅうぶん盛り上げ役の責務を果たしたと考えてしまうところなのに。ハードワークなサラリーマンに広く刺さるよう、絶妙なモジリをほどこすなんて。 すげえという眼差しで傍観していたが、ほかの電通の人たちは彼女の完璧な振り付けや替え歌には反応を示さず、
FEATURES of THEMEテーマ別特集 最強の免疫力は「ストレス回避」「適度な運動」「体温上昇」で手に入れる! 風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス──。こうした感染症にかからないために、また、かかっても軽く済ませるために、できるだけ免疫力を高めて対抗したい。本テーマ別特集では、免疫力を高める「ストレス回避」「適度な運動」「体温上昇」で気を付けたいポイント、そもそも免疫力とは何かをコンパクトに紹介していく。 「脂肪肝」を3カ月で撃退する5つの鉄則 「食事を改善すれば脂肪肝は3カ月で良くなる」と肝臓の専門家は言い切る。本テーマ別特集では、脂肪肝を撃退する鉄則、そして肝硬変の実態をコンパクトに紹介していく。 効率的な筋トレで「若々しい体」をキープする 年を重ねても運動機能や認知機能を維持し、健康寿命を延ばすためには、効果的な筋トレを行うことが重要だ。「抗重力筋」を効率よく鍛え、「筋
鉄則16:真の効率化は「完璧主義の呪縛」を脱した先にある 2017/7/18 渡部 卓=帝京平成大学現代ライフ学部教授、ライフバランスマネジメント研究所代表 Sさん(33歳・教育関連企業勤務) 人事異動で、これまでとは全く違う種類の業務を担当することになったが、ミスをしてはいけないと思うと、一つひとつの仕事に時間がかかってしまう。同僚や上司も忙しそうで、なかなか相談できずにいたところ、期日に間に合わず部署に迷惑をかけてしまった。どうしたら効率良く仕事をこなせるようになるだろう。 人事異動や就職・転職などで新しい職場に配属されたときは、仕事に慣れるまである程度の時間がかかり、業務の進め方やコミュニケーションに不安を感じる場面も多いかもしれません。しかし、それを1人で抱えてしまっては、仕事が一向にはかどらないばかりか、時にはトラブルやメンタル不調につながることもあります。 日本人は苦手?「完璧
もしあなたが経営者、もしくはマネジャー、管理職であれば、従業員の幸福度には関心を持たざるをえないだろう。 なぜなら、「幸福な従業員」は、高いパフォーマンスと関係があると、多くのエビデンスが示しているからだ。 幸福度の高い労働者ほど生産性が高いのか?(独立行政法人経済産業研究所) 実験室の中での研究や実世界で得られるエビデンスはいずれも従業員の健康に注意を払うことは企業にとって有益であることを示している。 幸福感は努力を促し、質に影響を及ぼすことなく生産量を拡大し、生産性が向上するようである。一時的な幸福感の上昇や根底にある幸福感の長期的な変化は生産性向上と関連している。 先日の記事においても、幸せな人でなければ、だれかを幸せにはできない、という話が述べられていた。 全くそのとおりであると思う。 “Happy people make happy horse.” 自分自身がまず幸せじゃないと、
2017.05.08 NEW 今の仕事の先に、成功はない? キャリアパスを描くためにまず知りたい3つのポイント キャリアパスを描く必要性とは キャリアパスとは、ある職業や職位に到達するまでの経験の積み方やその順序、必要な能力(資格)、計画のこと。あなたも会社が示すキャリアパスに準じ、日々切磋琢磨しているのではないだろうか。 しかし、ライバルよりも成功したいと考えているのであれば不十分。会社が示すキャリアパスよりさらに広い視野で自分自身でキャリアパスを描いておかなければ、今の仕事の先に成功はないだろう。キャリアパスは5年後、10年後のゴールを決め、そこから逆算で計画を立てていくことが必要になる。 ゴールに向けて確認したい3要素 自分なりのゴール設定を考えるにあたり、以下の3要素について、今の自分を確認し、何を強みにしていくか考えてみよう。 希少性 他に頼める人があまりいないような希少性の高い
人は自分の言葉によって説得され、変わる 部下を叱るにはコツがあります。「人」ではなく「事」を叱る。 あなたが「月末までに仕上げなさい」と命じた仕事があります。ところが部下は期限を一週間もオーバーして、まだ終えていないのです。このとき凡庸な管理職は「このノロマが」と、「人」を叱ってしまう。これはいけません。なぜならば「ノロマ」とは端的に人格攻撃だから。これでは部下にも心にしこりが残ります。 逆に「事」を叱るとどうか。こんな感じになります。「××くん、この仕事はいつまでだった?」「そうだ先月末までだ。で、今日は何日?」「そうだね、急いでやりなさい、今日中にだ」。つまり、あくまでも事実を指摘し、事実に基づいて軌道修正をはかり、そして事実を叱る。 事実による叱責は、指示が具体的になるのもメリットです。「一週間も遅れた理由はなんだ。これとこれとの仕事が重なっていたのか。ではそれは後回しにして、今日は
鉄則12:自分を優先し、他者にも配慮する「アサーション」を身につける 2017/3/21 渡部 卓=帝京平成大学現代ライフ学部教授、ライフバランスマネジメント研究所代表 自分を優先しつつ、他者への配慮も忘れない「アサーション」 断り方のスキルの1つとして参考になるのが「アサーション」です。アサーションは米国の心理療法の1つで、日本では臨床心理士で統合的心理療法研究所顧問の平木典子先生が、「適切な自己表現」「さわやかな自己表現」として紹介されています。
英国で“ハイヒール”が、ちょっとした話題になっている。 「U.K. Urged to Do More Against Bosses’ Demands on Heels and Tops(邦題:ミニスカートやハイヒール着用要請する企業から女性守れ-英委員会)」との見出しで報じられた記事によれば、英国の女性と平等に関する下院委員会が、“ある調査結果”と抗議書を発表したというのだ。 男性にとっては未知の世界。女性であれば泣いた話の一つや二つ、誰もが経験しているあの“ハイヒール”。いったいナニが起こっているのか?とアレコレ調べてみると……、これが結構、すごくて。英国のハイヒール問題が、日本にも飛び火していて。 いや~~、日本が世界から「女性活躍後進国」と揶揄されても仕方がないなぁ、という思いにもなり……。 というわけで今回は「日本が遅れているワケ」について、考えてみようと思う。 まずは先の記事の内
総務部や人事部をはじめとした間接部門。なくてはならない存在だが、コストアップ要因と見なされることも多い。そんななかITを駆使することで1人で総務部門をこなす会社があった。 間接部門が仕事の“邪魔”をする──。そんな不満を持つ直接部門の社員が増えている。実情に合わないルールを導入する一方、形骸化した古い仕組みは固守しようとする。 「存在意義を守るため、無理に仕事を作っている」。これが多くの直接部門社員の見立てだ。 過去を振り返って見ても、間接部門は企業の要であるにもかかわらず「コストアップ要因」と見なされることが多かった。では間接部門をどこまでスリム化することが可能なのか。基幹システムを販売するスマイルワークス(東京・千代田)の坂本恒之社長は「クラウドを駆使すれば大企業でも1人で十分こなせる。できない理由があるとすれば、仕組みの問題ではなく、部門の既得権益だろう」とみる。 この考えを実践して
私もさまざまなグローバル企業で働いてきたが、一流のコンサル上がりの上司が一様に言うのが、資料に「全体の構造」「ストーリーライン」をつくることの大切さだ。 仕事能力が高い人たちは、資料にしてもメールにしても、極力短くシンプルにし、「全体像と構造が浮き彫りになる資料」に徹底的にこだわる。 どんなに長いプレゼン資料にも、最初の1ページ目に要約があるし、その1ページの要約の中にも、最初の3行でさらなる要約があり、そしてその3行をタイトルの一言が要約しているのだ。 とくにプレゼン資料がそうだが、まず「話の全体像」を先につくり、その「アウトプット・イメージの大枠」で合意しないと、どれだけ細部を詰めたところで、あとでどんでん返しが起こり、いままでの努力が水泡に帰すことが多いのである。
肩の動作チェックで可動範囲が狭くなり始めていたら、若々しい肩を取り戻すための生活改善を行おう。といっても難しいことを始めるわけではない。仲野さんは「まずは背伸びをするように背筋を伸ばした姿勢で、肩の骨を意識しながら腕を振って歩くこと」だという。 普段のパソコン作業などで丸まりがちな背筋を伸ばすことで、腕をきちんと振りながら歩けるようになる。肘はまっすぐ後ろに下げることが重要だが、このとき肩甲骨をしっかり動かすことを意識することが大切だ。手提げカバンは腕を振りにくいので、通勤時などはリュックタイプのビジネスバッグを利用してもいいだろう。 屋内では、ときどき背伸びをしたり、腕を伸ばしたりする運動を行うとよい。鎖骨から大きく動かすような気持ちで行うと、肩の筋肉を大きく使うことができる。 仕事の合間にできる肩の運動 仕事中の生活改善としては、可能な限りパソコンの使用環境を改善することが大切だ。モニ
とある朝、都内某社にうかがったところ、その会社に勤める知人(A氏とする)にばったり会った。手にはドーナツ型のクッションが。 「いやいや、変なところを見られちゃったなあ」と苦笑するA氏。技術者である彼は最近仕事がとみに忙しく、デスクで長時間作業をしているため、尾てい骨がイスの座面ですれて、かなり痛むのだそう。痛みの緩和のため、ドーナツ型クッションが手放せなくなった、とのことだった。 「座りっぱなしだと、どうしても腰にきますね。ちなみに××(ある疾患名)ではありませんよ」との言葉を残して、A氏は去って行かれた。 ここ数年、ワークスタイル変革に取り組む企業が増え、在宅勤務やモバイルワークのための環境を整えている。また社内の座席をフリーアドレスにして、毎日違った場所で仕事ができるようにしている企業もある。 こうした取り組みが、「場所」に柔軟性を持たせる水平型の型のワークスタイル変革とするならば、「
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