バチカンニュースは23日、コンピューターの天才で15歳で夭折したイタリア人の少年カルロ・アクティス君が列聖される最初のミレニアル世代となるだろうと報じた。アクティス君はインターネットを駆使して神のメッセージを伝えたことから「神のインフルエンサー」と呼ばれてきた。 世界に14億人余りの信者を有するローマ・カトリック教会には多くの聖人がいる。最近では故ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)と第2バチカン公会議の提唱者ヨハネス23世(在位1958年10月~63年6月)が列聖された。ただし、ヨハネス23世の場合、聖人まで亡くなって50年以上の時間が経過した。ヨハネ・パウロ2世の場合、亡くなって9年しか経過していないが、聖人クラブ入りしている。異常に早い列聖であったことは間違いない(「バチカンが防戦する『不都合な事実』」2020年11月22日参考)。 ところで、カトリック教会には